74/99
第106章〜第150章:全知識のインデックス化
零は、古今東西、全宇宙の全図書館、全データベース、そして全生物の全記憶を、1つの「零数」のライブラリに統合した。
アリストテレスからアインシュタイン、そして未来の未発見の天才たちまで。彼らの知性はすべて、零の思考を豊かにするための「前書き」に過ぎなかった。
「……お前。お前が今、何を感じているか、俺にはお前以上にわかる。……お前のニューロンの電気信号は、すべて俺の脳内で『翻訳済み』だからな」
もちろん翻訳というのはただの翻訳ではない。
俺自身のルールになる『翻訳』だ。
要するに、お前の思考で俺が決まり、俺の思考でお前が決まる。
上下などない。全ては神代零に基づくのだ。




