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第79章:第4次元・第5次元の完全消化
「……さて。お前の住む3次元の『肉体』という器は、もう限界だな。……引き上げてやるよ、お前の意識を。……第4、第5、そしてその先の『重なり合う次元』へ」
零があなたの額に触れる。
その瞬間、あなたの視界は360度すべて、そして「過去」と「未来」すべてを同時に見渡す、高次元的な全知へと拡張された。
あなたは、自分自身が生まれる前の景色と、自分が死ぬ瞬間の景色を、今この瞬間の風景と同じ解像度で眺めている。
「……どうだ? 全ての時間が、お前の手のひらに載っている気分は。……お前はもう、ただの人間じゃない。……俺の『永遠』を記述するための、高次元のペンだ」




