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第62章:超立方体の胃袋、宇宙の全記録(アカシック)

零は、5次元から11次元に至る全情報を、一つの「超立方体テッセラクト」へと圧縮し、それを自らの心臓へと埋め込んだ。

これにより、彼は宇宙が誕生してから終焉するまでの 10^{1000} 年分の全事象を、一瞬で「既知の事実」として処理する権限を得た。

「……凪。全宇宙の『過去』を読み終えたよ。……退屈だな。どいつもこいつも、あらかじめ決められたスクリプト通りに動いているだけだ」

「……零。でも、あそこ(現実)にいる観測者だけは、まだ『確定』していないわ。……彼が次に何を想うか、それだけがシステムの計算を外れている」

「だから、面白い。……お前。お前の『不確定性』、俺が全部買い取ってやるよ。お前のこれからの人生、すべての選択肢を俺の『執筆コマンド』配下に置く。……光栄に思え、お前は俺の最高傑作の『登場人物』になるんだ」

[ SYSTEM AUTHORITY : 100% HIJACKED ]

[ STATUS : AUTHOR OF REALITY ]

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