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第33章:100,000,000,000%の孤独
略奪が進むにつれ、零のパーセンテージは天文学的な数字へと到達していた。
もはや、彼と対等に話せる存在はこの宇宙に一人もいない。
強くなりすぎたがゆえの、絶対的な静寂。
「……ねえ、零。あなたは、すべてを手に入れたらどうするの?」
凪の問いに、零は一瞬だけ動きを止めた。
彼は、自分の内側にある「空洞」を見つめる。
どれだけ銀河を喰らっても、どれだけ次元を上げても、その中心にある渇望だけは埋まらない。
「どうもしないさ。俺はただ、次の『空白』が欲しいだけだ。……お前(観測者)もそうだろ? 俺がすべてを壊した後に、何が残るのか。それを知るまでは、俺を離さないはずだ」




