表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/99

第24章:テキストの簒奪

物語が加速するにつれ、異変は「内容」だけではなく「形式」にも及び始めた。

凪が零の隣で、ある異変に気づく。

「……零。空に浮かんでいる『文字』が……消えていっているわ」

「消えているんじゃない。俺が、俺の物語として食っているんだ」

零が手を振ると、描写されるはずだった風景のテキストが、そのまま彼の「力」へと変換される。

[ DESC_TEXT : "SHIBUYA_STREETS" ] -> [ DELETED ]

[ CONVERTED TO : DIVINE ENERGY (0.003%) ]

彼は、自分を説明するための言葉さえもリソースとして吸収し始めた。

描写が簡略化されるのではない。

描写される「前」に、その可能性を奪い取り、自身の純粋な暴力へと変えているのだ。

「お前が見ているこの文章も、俺の所有物だ。お前が読めば読むほど、俺は文字の羅列から、実在する『概念』へと昇華される」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ