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赤い目の少年冒険譚 (2025.05)  作者: MAYAKO
第二章 五月世界

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第25話 再起動     

おはようございます。

投稿です。

毎回ご愛読ありがとうございます。


 気がつくと、味方のメタル・ゴーレムもいない。


*オーバーキル、システム再起動*


「……やっちまったか?」


《なによう、それ!》


「思いっきり、いったけど、やり過ぎ?」


《イキ過ぎよぉ!もうっ!》


*SR槍のゴーレム以外、全滅。勝者なしのため、SR槍のゴーレム以外、HP1で復元*


 ……おいおい、ゲストが勝者かぁ……

 ……強すぎだろう!あの客人!……


 どおおおおっ!と響めき、騒ぎ出す周囲!


*SR槍のゴーレム、オーバーキル・ペナルティ、HP1で調整*


「はあああああああっ!?なんだそれは!?抗議する!異議ありっ!」


 びしっ!と、どこかを指さすSR槍のゴーレム!

 しかし、何も覆(くつがえ)らなかった。


*却下である*


 一言で終った。


「くっ……ノーマル!現状はどうなっている?次はどちらのターンだ?」


《えっとぉ、こちらのメタル・ゴーレムからよ!重騎士はHP1で復元したみたい、相変わらず防御姿勢よ、村長カラビンサイドはゲスト2、フィールドにアックスの戦士4、手持ち1枚よぉ!》


〔我の勝ちだ〕

「私達の勝ちだ!」


《なんでぇ?負けじゃないのぉ?》


「アックスを一人倒せば、チェンが始まる!次々にゴーレムが撃破すれば、フィールドにカードが無くなる!」


《あ、フィールドにカードが無くなったら負けだもんねぇ!やったね!》


「……くっ」


 汗を滲ませるリリーアキビン。


「あんたには感謝しているが、ベルセルクは『乱入』を持っている」


「乱入?」


「発動は20%だ。もし発動したら、一撃で終りだ!メタル・ゴーレムは防御力も高いが、HP1では……全体攻撃とか持っていないし……」


「え!?」


《やっぱ、カードのスキル知らないとダメだねぇ、それにこのバトル速さが重要みたい》


「そうなると、次は母上のターンだ。Rヒーラーの回復は一度で全体を60%まで回復する、手持ちのC重騎士は行動が一番最後だ……」


《ヤバくね?》


「重騎士か……私のスキルはどうなっている?解析中で未表示なんだが?」


「ゴーレムなら、スキル『かばう』を持っていると思うが……本来スキルは公表しないんだ」


「?」


《手の内を明かさないってことぉ!)


「個人個人で、各固有スキルがあるんだ、重騎士だからといって、必ず『かばう』も持っているとは限らないんだ」


「固有スキル?槍の技にも色々あると?槍の技、全部所持しているわけではないと?」


「そ、その通りだ」


 考えているうちに、メタル・ゴーレムが動いた。

 その大きな腕が唸る!それでも勝ちを確信するバトルモード・ユウバ!


「20%だろ?」


 C+アックスの戦士を捉えようとした寸前!ベルセルクの『乱入』が発動した!


「20%だろ!?」


 軽々と吹っ飛ばされるメタル・ゴーレム!


*メタル・ゴーレム、ロスト*


《おわた、ゴーレム活躍無し!》


 ベルセルクのチェンが始まった!


 次は、仲間のC+アックスの戦士1名を吹飛ばした!


「おいっ!リリーアキビン、なんだあれは?仲間も攻撃したぞ!」


「ベルセルクだからな、つぇえカードだが、あれは諸刃の剣だ」


「無差別!?あれは、迷惑だろ!」


 リリーアキビンサイドは、HP1のC重騎士と、無駄に強力なSR槍のゴーレムのカード2枚、それもSR槍のゴーレムはゲストで、ターンは終っている。


 しかもオーバーキル・ペナルティでHP1!


「リリーアキビン、ゲストは?あと二つ開いているが?助けてくれるヤツはいないのか!?時期村長だろっ!」


「人望ねぇんだ」


「おま……それで時期村長の座狙う!?ダメだろっ!」


「……今から努力する」


「今からじゃおせえのよおおおおおっ!今助けがほしいぃのっ!」


 今回はここまでです。

次回投稿は明日の朝を予定しています。

お楽しみに。



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