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赤い目の少年冒険譚 (2025.05)  作者: MAYAKO
第一章 四月世界

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65/246

第65話 再び、そいつは四天王の中でも……     

おはようございます。

投稿です。


「狙えぇっ!」


 声が響く。


《上空にグリフォン!数3!》


「てっー!!」


 無数の矢が上空から降り注ぐ!


《いつの間に!?》

《我らの上を取るのか!?》

《3匹?それだけか?我らを相手に?》


「油断大敵ってヤツだ、パンクの幹部さんもたいしたことねぇな」


 ニヤける雷神王。


《たかが3匹!取るに足らぬ!》


 しかし、降り注ぐ矢は、とても3人が放った数ではなかった。


「響弓は弓の名手揃いだぞ?」


 黒い球体はそれぞれの行動をとった。


 一つはその場を離れ回避、一つは表面に魔法障壁を発生させた。

 残り二つは矢を無視し、雷神王に突進してきた!


 満面の笑顔の雷神王!


「こっちに来たか!うははははっ!妃の寝所に向うくらい嬉しいぞ!」


「おとうさんっ!」


(やべ、メグがいるんだったな!)


「なら、娘の前で格好いいところ見せないとなぁ!」


《バカめ!質量が違うんだよ!きさまはもう我々と戦える身体ではないだろう!》


《回り込め!ヤツの膝はブッ壊れだ!我々クラスの敵ではない!》


 球体は雷神王の目の前で展開し、ケンタウロスのような形に成った。


「ほう、おもしれーなぁ、じじぃが喜びそうだ!」


《電子の動きには、ついてこれまいっ!止まって見えるぜ!雷神王!》


 パンクザスチーム共和国は魔法学と物質学(造語です、物質科学ではありません)が融合し、極端に発達している国である。

 当初は蒸気機関が主流であったが近年技術革命が起り、急速に発展したのだ。

 共和国の戦士は半機械化人で重合人、マシンダガンと呼ばれて、状況によってパーツ交換を行ない、あらゆる戦場に対応出来ると言われている。


 そして、他国が一番恐れていること、それは、マシンダガンは完全記憶なのだ。


 周囲を細部まで記憶し、データーを蓄積する。

 例えば、戦士の攻撃パターンを確実に覚えるのだ。

 打撃のタイミング、右に回避、この場合は左に回避と、このタイミングで魔法攻撃など、その者が最も得意とする攻撃を読み取る。


 そして、必勝の組み合わせパターンが、弱点になるのだ。

 これは、戦えば、戦うほど不利になる。

 その戦士のデーターがドンドン蓄積されていく。

 最終的には攻撃が通用しなくなり、技も術も、実行タイミングが高確率で予測される。


《矢の次はグリフォンによるボイス攻撃だ!超音波がくるぞ!》

《このグリフォン、支給されて直ぐだな、主との動きにズレがある》


「グリフォン!ボイス!」


《ほらな》


 軽々と回避する球体。


「団長!読まれています!」


「ちっ」


《響弓のデーターは山ほどある!お前達は働き過ぎだ!》


 バチコーン!


 と雷神王のコブシが一機を捉えた。


《!?》

《バカなっ!?ヒットしただと!?》

《耐電、耐衝撃仕様だぞ!》


 半壊しながら後退するゴーレム。


《パ、パターンが、攻撃が予測出来ない!》

《愚かな、それはお前がデーターを読み取れないからだ!》


「データーだけでは勝てんぞ、お前らは過去のデーターに頼りすぎだ」


《はっ!一度当てたくらい!そいつは四天王の中でも最弱!》


 今回はここまでです。

次回投稿は未定です。

サブタイトル、文章も、なーんにもできていません。

バイト、忙しすぎです!

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