↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
赤い目の少年冒険譚 (2025.05)  作者: MAYAKO
第二章 五月世界

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

113/246

第39話 祠で待つ者     

おはようございます。

投稿です。


「他はぁ?色々あるでしょう?」


「あとは、お祈りですかね」


「祈りぃ?」


「はい、感謝の祈り、悩み事や日々の……えっと、あんねい?とかを感謝します」


〔安寧か、女神の利益は何だ?ああ、カード・バトルで勝利すると階級があがるか。カードは村の住人、住人がレベルアップすると女神も階級があがる、とその代わり女神は生活をサポートする……〕


 魔女回路は考える、それだけか?これは他にも何かある。


〔祈り?魔力を集めているのか?住人を管理して何を企んでいる?階級も女神サイドが作ったものだ、この五月世界の住人をカード化して何の利益があるのだ?〕


 ちょいちょい、と手招きするノーマルモード・ユウバ。


「耳!」


「は、はい?」


 背伸びして、耳をユウバの口元に近づける。


「……は、どうなの?」


「あん、あああぅ……ご、ご主人さまぁのぅ、と、吐息がぁ」


 ビクビクッと震えるコジリン。


(ねぇ、かあちゃん)


《何?ベビィ?》


(このお姉さん、発情期?)


《なっ!?》


(さかってない?)


《ど、どこで覚えた!?》


(雷帝くんの知識だよ、雷帝くん、色々知っているんだ)


 戸惑いを隠せないバトルモード・ユウバ。

 性の知識は大事だ。

 だが、今のベビィには早くないか?


 世の母親達は、こんな時、どう接するのだ!?


 慌てて脳内検索するが、どの戦闘記録にも、答えがなかった。

 いや違う!戦闘記録に性知識伝授はないっ!


 動揺激しく、行動にエラーが出始めるバトルモード・ユウバ!


《ノ、ノーマルッ!》


(待ちなさい!今忙しいの!)


《し、しかしベビィがっ!》


(無邪気に聞いてくるぅ?かわいいじゃん!)


《そ、そうなのか!?》


(ベビィは大丈夫ぅ!問題なしっ!)


《いや、それは親の贔屓目ではないか!?》


 バトルを無視し、コジリンに問うノーマルモード・ユウバ。

 つんつんとコジリンの耳を引っ張る。


「答えなさいよぅ!」


「ひゃん!はい、そうですっ!赤ちゃんも沢山うまれますぅ!」


〔記録記録、子孫繁栄にも干渉していると……より強いカードを生みだそうとしていないか?目的はなんだ?階級のアップだけか?〕


 そして大きな木の下に辿り着く。


 そこには石を積み上げた、小さな家のようなモノがあった。

 大きさは50㎝程か?

 ひっそりと綺麗な花が添えられ、神聖さが漂う。


〔磁場の値が低い、聖地か?……ん?地下に異変がある?これは……断層が走っているな、この大木と祠で地震のエネルギーを逃がしているのか……〕


*来たか*


 声が響き渡った。


 ふわり、と現われる3つの光り。

 進み出て跪くコジリン。


「私はドワーフ村のショジ・コジリン、主(あるじ)マシンダガン・ユウバさまと挨拶にきました」


 光りは女神の形になる。


*ドワーフ村の女神チャウである*

*草原の花、女神シュウである*

*草原の弓、女神ユンである*


「マシンダガン・ユウバ、礼に参った」


 ロロロロロゥ。


 遠くで雷が鳴った。


 今回はここまでです。

 次回をお楽しみに!

次回サブタイトルは 第40話 祠にて の予定です。

投稿は明日の朝を予定していますが、遅れるかも知れません。

毎回ご愛読ありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。