第2話 「初めてのヘリコプター」
滅茶苦茶短いですが、第2話を公開します。
20150518公開
「おかあさん、あのおそらをとんでるのはへりこぷたー?」
美羽が指差す方向、すなわち狭山池の方を見た珠子の視界にホバリングをしている赤いヘリコプターの姿が入って来た。
そう言えば、プロペラ音がだんだん近付いて来ていた事には気付いていたが、今ではかなり大きな音になっていた。
今朝は狭山池横の『さやか公園』で防災訓練が行われている。その関係だろう。高度も低い。
「そうよ、ヘリコプターよ、美羽」
「みう、はじめてみた・・・ あかいね。しょうぼうしゃみたい」
美羽の言葉の通りに、その精悍なデザインのヘリコプターは赤く塗装されていた。
大阪市消防局所属の消防ヘリコプター『なにわ』だった。
最初に異変に気付いたのは母親の珠子だった。
美羽は母親が「えッ?!」と呟いたのでヘリコプターから地上に視線を降ろした。
目に映ったのは必死に走って来る大人たちの集団だった。
母親が視線を自宅に向けた後で、想像もしていなかった光景に身体が凍り付いてしまった美羽の身体を抱き締めて道の端に避難をした。
「あ、おかあさん、じてんしゃが・・・」
「後で拾うから! 大丈夫よ、美羽」
走って来る大人たちの後方から悲鳴と怒号が響いたと思ったら、あっという間に美羽たち母娘が居る所まで人々の波が押し寄せた。
母親は美羽を庇うようにお隣の家の壁に身体を押し付けながら同じ言葉を何度も呟いていた。
「大丈夫、大丈夫よ、美羽・・・ 大丈夫だから・・・」
何人もの人が衝突しているのだろう。何度も母親の身体が突き動かされる。その度に美羽を抱き締め直しながら母親が必死に身体を壁に押し付け直していた。
美羽に出来る事は目をつぶって、母親にしがみ付く事だけだった。
如何でしたでしょうか?
いや、短過ぎて如何?も何もない・・・
昨日遅番だったので夜11時前に帰宅した後寝る前にちょっと書いて、今朝追加しましたので、合計で1時間半書いてこの分量です(^^;)
遅筆にも程が有るだろ、mrtk?
明日はお休みですから、もう少し長く書けるかも・・・




