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174話 西地方の没落劇、その4 腐りきった国の謎に、天才軍師が近付きました

 口達者な私に対して、大人たちは警戒し、なかなか声をかけて来ません。

 私に軽くあしらわれた、赤毛のおじ様は、闘志を燃やし始めたようですけどね。


「ヒントは得たぞ。北の名君の知り合いで、フリードリヒの名前の男を調べれば、おのずと腐りきった国が分かるはずだ!」

「おじ様、正気ですか? 雪の国王の右腕の自覚、あります?」

「アンジェリーナ。その言い方は、なんだ? わしをバカにしておるのか!?」

「バカにしているんじゃなくて、心底あきれただけです。

我が家は、三百年続く藍染農家です。染め物を通じた、おじい様の商売相手、世界中に何人いると思っているんですか?」

「甘いのう。義勇軍出身と言う、決定的な証拠があるのだ! 当時の雪の国の記録を調べれば、容易(たやす)い!」

「あのですね。そもそも祖国を追われ、命を狙われている者が、正直に素性を明かしていると思うのですか?

義勇軍の関係者であることすら、知られていない可能性もありますよ。世界各国の間者のようにね」

「ぐっ……痛いところを突くのう」

「それから、『フリードリヒ』が、本名とは限りません。命を狙われているのだから、偽名と考えるのが普通でしょう?

顔どころか、本名すら知らない、フリードリヒ殿。頑張って、探してくださいね♪」


 にっこり笑う私の言葉で、絶望の淵に立たされる、おじ様。

 春の王族や貴族たちの注目は、姪っ子に手酷くやり込められた、大陸最強の騎士に集まります。


 軍師の家系のローエングリン王子は、大人そっちのけで、はとこ王子ラインハルト様に話しかけましたけどね。


「ねぇ、ライ。戦の国で、領地乗っ取りされた貴族に、心当たり無い?」

「……なぜ、私に聞くのですか?」

「フリードリヒって、戦の国の古い言葉で『平和の君主』とか『平和の権力』って、意味だからだよ。

裏切り王子の引き起こした戦争を終結させた、戦の英雄王子こと、ライのおじい様も、『フリードリヒ』って名前だしさ」

「……新興貴族のフリードリヒは、アンジェの言うように、偽名なのでは?

世界的に見ても、フリードリヒは、ありふれた名前だと思いますよ」

「偽名と思わせて、実は本名じゃないかな? フリードリヒって、戦の国と雪の国だけで使われる名前だからね」

「おや、そうなのですか?」

「うん。医者伯爵家の歴史の授業で習ったんだけど……三百年くらい前かな?

西方の小国の乱立時代、戦争に負けた、とある国の最後の王族となった幼子は、家臣に守られて雪の国へ亡命した。

亡命した王子の名前は『フリードリヒ』で、雪の国で成長し、後に雪の王女と結婚して、雪の分家王族の一つ、西の公爵家の始祖になったんだよ。

だから、雪の西の公爵家は、二つ名前を持つ者が多くて、二つ目はだいたい『フリードリヒ』って付くみたい。

ほら、雪の新王妃も、王弟妃も、西の公爵の血筋だから、父親がフリードリヒだったり、兄がフリードリヒって、名前を持っていたと思うよ?」

「……言われて見れば、そうですね」

「フリードリヒは、雪の王子の名前として、春の国ではよく耳にするから、ありふれた名前って感じるけど……大陸規模で見れば、少数だね。

フリードリヒを春の国の発音にすると、フレデリック。海の国の発音にすると、フレデリコになるからさ」


 へー、軍師の家系って、そんなことまで習うの?

 確かに、雪の西の公爵家の血筋である、私のはとこジャックの親戚には、フリードリヒ王子が何人か居ますね。


「で、ここからが本題。春の国なのに、フレデリックと名乗らず、わざわざ『フリードリヒ』と名乗っているのが、気になるんだよね。

紅蓮将軍の反応から察するに、『雪の西の公爵家とは関係ないフリードリヒ』だと思うんだ。それから、倭の国とも、無関係なんじゃないかな?

フリードリヒ親子を保護してるっぽい、北の名君は、雪の王族である紅蓮将軍の親戚。そして、紅蓮将軍は、倭の国王の親友。

もしも、フリードリヒ親子の祖先が雪や倭の国出身なら、乗っ取られた領地を奪還するのも、簡単なはずなんだよね」

「消去法で、戦の国が残ると?」

「うん。フリードリヒ一世男爵の両親のどちらかが、他国の高貴な血筋の持ち主……自分(ぼく)としては、戦の王家から別れた高位貴族じゃないかなって、推理してる。

アンジェが、受け継ぐべき名前を奪われた人物の子孫が、『フリードリヒ二世』って明言したのも、引っ掛かったんけどさ。

普通なら『父親の一世』って言うはずなのに、『息子の二世』を強調したからね。

『フリードリヒは、正当な後継者が受け継ぐべき名前』で、他国へ逃れた『正統な後継者が代々継承している』って、無意識に強調したから、こんな説明になったんだと思うよ」


 えっ? 医者伯爵の王子様、心理学を駆使して、私の無意識まで読み解いたの!? 仕事早すぎますよ!


 ですが、推理の一部は違います。フリードリヒ二世は、雪の国と深い関係がありますからね!

 おじ様がにぶくて、思い至っていないだけですよ。


「他にも、戦の国と推理した理由があるけど、割愛(かつあい)……」

「割愛しないでください! ローの根拠は、地に足がついていて、アンジェ並に説得力がありますよ!」

「そう? じゃあ、期待に応えて続けてあげるよ♪」


 はとこ王子の言葉に気を良くしたのか、軍師の王子様は、嬉しそうに発言を続けます。


「フリードリヒ親子が一番おそれているのは、孫世代になる、双子の娘の誘拐なのかもしれない」

「誘拐ですか?」

「えーとね、フリードリヒ二世って、父親そっくりで、春の王族の特徴を持ってるらしいんだ」

「春の王族の特徴と言うと……二世も、琥珀の金髪と金の瞳なのですね?」

「うん、ライの言う通り。だけど、去年、初めて目撃された双子の娘たちってさ……」

「春の北地方の貴族や、雪の王家の特徴を持っていた。輝く金髪と青空色の瞳、それから透き通りそうなほど真っ白な肌。

ローの婚約者のオデット姫や、姉のアンジェリーナ姫の色合いと瓜二つだった」


 ロー様の問いかけに、ロー様のいとこ王子の一人が、頷きました。

 ……いとこ同士と言っても、お子様はロー様より年上なので、親子くらいの年齢差があるんですけどね。


 医者伯爵家の王子様の言葉につられて、春の貴族たちは、私や妹のオデットに視線を向けました。

 生まれついての雪の王女の私たちを、じいっと観察してきます。


「娘の一人は、フリードリヒ二世そっくりの負けん気が出た顔つきで、発言内容から察するに、行動力にあふれる性格のようだ。

もう一人の娘は、あまり父親に似ていなかったな。柔らかく微笑み、父親の側で過ごす、控えめな性格のようだ」

「あれ? 双子なのに、顔が似てないわけ?」

「ロー、勉強不足だぞ? 顔付きの似ない双子も、広い世の中には居る。

それでも血縁関係は、あちこちの部分、部分に現れるものだ。

フリードリヒ二世のご息女たちの場合、髪と瞳の色が瓜二つ。二人ともつり目で、笑ったときの口元の動きは、そっくりだった」


 ……あの二人を並べると、普通の人は、まず容姿の美しさに目を奪われます。

 いわゆる、美少女の類いなんですよね。二人とも、自覚が薄いけど。

 私が「美人」と、二人のドレス姿を誉めてあげると、目を吊り上げて反発してきますし。


「それから、行動力のある娘は言うに及ばず、控えめな性格の娘ですら、社交は心得ているのか、世襲、新興問わず西地方の貴族に溶け込んでいたな。

この辺りは、祖父や父親が商人をしているのかも、関係しているのかもしれない」


 ……やっぱり医者伯爵家の着眼点は、変わってますよ。一般人とは、全然、違いますね。

 この変わった着眼点が、ローエングリン様とオデットの正式婚約に結び付いたのですけれど。


 医者伯爵家の跡取り息子のローエングリン様は、去年の暮れから今年の年明けにかけて、『雪の天使の秘密』を探る挑戦をされていました。

 雪の天使の秘密にたどり着いたキッカケは、平民と聞かされていた、私の母の持つ容姿の特徴でした。

 平民の旅一座の娘が、雪の王族の特徴である、輝く金髪と青空色の瞳を持つわけですからね。

 医者見習いの観察力で「おかしい」と感じて、雪花旅一座の戸籍をひたすら遡り、春の歴史から隠されていた王女を見つけ出ししたのです。


 塩の王子ラミーロと雪の王女アンジェリークの子供でありながら、世界から存在を隠されていた娘を。

 春の六代目王妃アンジェリーナの()()()()「オデット王女」を。


 長女「アンジェリーク」と次女「オデット」の名前は、子孫になる雪花旅一座で代々受け継がれ、現在でも母とおば様や、私と妹が継承しております。


 ……さて、思い出話は、これぐらいにしましょうか。

 天才軍師たちの頭の中が読めない、ラインハルト王子は、不思議そうに尋ねられておられました。


「雪の王家の特徴と、フリードリヒの娘の誘拐が、どのように結び付くのですか?

医者伯爵家の元領地欲しさに、娘を誘拐して子供を生ませ、孫の代で合法的に領地を手に入れようとしている、外道な者が居ると?」

「医者伯爵の元領地狙いなんて、生ぬるいよ。それより、もっと危険な状況かな。

彼女たちは、陸の塩の採掘権を持ってるかもしれないって、自分は考えているからね」

「陸の塩!? アンジェたち以外に、北地方の貴族が生き残っていると言うのですか!」


 ライ様の驚きの声で、会議室のあちこちで、ざわめきが生まれました。


 えーと……ロー様の推理は、現状ではハズレですね。フリードリヒ二世の子供は、陸の塩の採掘権を持っていません。

 ただ、本人が主張すれば、山の陸の塩の採掘権は、国際社会から確実に認められますね。祖先に、北の侯爵家の娘がおりますので。


「琥珀の髪と瞳を持つ父親から、金髪碧眼の娘が生まれたのなら、母親から容姿を引き継いだ可能性が、極めて高いよ。

先祖返りで、金髪碧眼を得たなんて、ちょっと考えにくい。先祖返りなんて、そうそう起こる遺伝現象じゃないからね。

……紅蓮将軍がいる場で説明しても、ものすごく説得力が無いけどさ」

「先祖返りの代表格は、紅蓮将軍ですからね。

それは、横において……ローは、『フリードリヒ二世の花嫁は、春の北地方の貴族出身』と考えているのですね?」

「うん。紅蓮将軍がフリードリヒ親子を知らないみたいから、雪の王族の血筋の可能性は、低いと思うよ。

で、医者伯爵家の情報網を持ってしても、今まで何一つ情報が掴めなかったのも、引っ掛かるかな。

義勇軍出身とか、祖先がお家乗っ取りされたとか、重要な情報って、北の名君がひた隠しにしていたみたいだからね」


 ここで、焦らすように、わざと言葉を途切れさせる、軍師の王子様。自分のペースに巻き込むため、言葉をくぎったのでしょう。

 はとこ王子や、聞き耳を立てている春の貴族に、「早く続きを聞きたい!」と思わせ、話を聞き流されるのを防ぐためにね。


「総合的に考えると……フリードリヒ一世は、戦の国の高貴な血筋の子孫。

息子のフリードリヒ二世は、春の北地方の貴族を花嫁にもらった。

で、花嫁は夫について行商の旅に出ていたから、四年前の北地方の悲劇に巻き込まれず、奇跡的に生き延びることができた。

ゆえに、北地方の貴族が滅んだ今では、花嫁と双子の娘たちは、陸の塩の採掘権を主張できる立場になってしまう。

双子の孫娘を守るため、フリードリヒ親子は、表舞台に現れるのをこばみ続けているって、ことになるかな?」

「……陸の塩の採掘権を持つなら、栄華を誇れそうですけど。おじい様の国に行けば、大歓迎されますよ」

「ライがさっき言ってたよね? 

『戦の国では、陸の塩の採掘権を持つ一族が、戦の本家王族と名乗れて、永遠に政権を握れると信じ、分家王族たちが争っている』って。

今の戦の次期王妃の最有力候補は、紅蓮将軍の姪っ子だけど、おじ上の紅蓮将軍が山の塩の採掘権を持っているのが、大いに関係してるんじゃないかな?

そんな状況の中に、春の北地方の貴族の特徴を持つ、フリードリヒの孫娘が現れたら……戦の次期国王を選ぶ選挙、めちゃくちゃにならない?

フリードリヒの孫娘を手にいれた戦の王子が、次期国王になれると思うよ」

「……それ、おもいっきり、戦の次期国王が、春の国へ戦争を仕掛ける流れになりますよね?」

「うん。 だから、ぜひとも春の国と親戚関係や親戚回りになる、ライのいとこ王子と紅蓮将軍の姪っ子に、戦の次期国王夫妻になって欲しいわけ!

改めて考えると、北の名君は、春の国が再び戦争に巻き込まれないように、フリードリヒ親子の素性を隠していたのかもしれないね」


 ほほう、そう来ましたか。軍師って、面白い人種ですね?

 明後日の方向の推理に見えて、一部は的を得ていますよ。


 フリードリヒ二世の子供は、春の北地方の貴族と、戦の国の王家の血を受け継いでおります。

 本人にやる気があれば、国際社会を味方につけて、簡単に戦の次期国王になれるでしょうね。

 めんどくさい事は、嫌いな性格なので、やる気無いでしょうけど。


 このまま、推理を続ければ、ロー様は真相に到達するのでは?


 到達したときこそ、西の侯爵家の最後で、ファム嬢が春の王族から追放される瞬間ですけどね!

 どのような結末を迎えるか、楽しみになってきました♪


 私が心の中で、勝利宣言している間も、ロー様とライ様の会話は続きます。

 

「……それにしても、腐りきった国が、戦の国ですか。おじい様の治める、戦の国……。

まあ、腐りきった王家の血筋なんて、戦の国にゴロゴロしていますからね。どの分家王族が腐っていても、私は驚きません。

腐っていない血筋を挙げる方が簡単ですよ。私のおじい様が属する『城塞王族』と、私とローの親戚になる『医者王族』だけですからね」

「えっ? なに、その偏見に満ちた評価!? ライは、戦の現国王の孫なのに……」

「だからこそ、よく見えるのですよ。おじい様の治める、戦の国の歪みがね。

あの狂える王を輩出した血筋は、戦争責任を問われることなく、生き残っているんですよ?

今でも春の国から国外追放同然で、無期限留学したファムを平気で受け入れ、戦の王立学園へ通えるように支援をしているそうですし」

「うわぁ、辛辣(しんらつ)! まあ、将来生まれるライの娘って、二代先の戦の王妃になる予定だから、戦の国を評価するライの見る目が厳しくなるのは、分かるけどさ」

「……ローだって、似たような立場ですよね? 将来生まれる娘は、西の公爵家へ、嫁入りさせる予定でしょう?

ファムの両親が、ローの娘の義理の両親になる予定なんですからね。

だから、医者伯爵家全体の西の公爵へ向ける評価は、かなり厳しいと思いますよ。ローのおばあ様とか、特に」

「うっ……まあ、そうだけどさ」


 無表情になって、淡々と毒を吐く、王弟の一人息子。

 浮き名を流す、ニコニコした色男王子の姿しか知らない春の貴族たちは、ひきつった表情を浮かべました。

 貴婦人やご令嬢たちは怯えた顔つきで、初めて目にする腹黒王子モードを眺めています。


「下手をしたら、戦の国で生まれたファムの子供が、春の国に戻ってきて、西の公爵家の正統な後継者宣言しますよね?

そして、春の王族として生まれたローの子供と結婚して、公爵家を存続させることでしょう」

「……ライ。ものすごく、遠回しに言うね?

『狂える王の父親の血筋を、将来、ファムの子供が春の国に持ち帰る』って、素直に言えば良いのに」

「その程度で、済むと思いますか? あのファムが関わるんですよ!?

ファムは、今でも『戦の次期王妃になるのは、春の王女のわたくしですわ』って、戦の国で言いふらして、おじい様やはとこ一家に、多大な迷惑かけているようですからね。

今以上の事をやらかした挙げ句、生んだ子供を春の国へ戻すと、予測ができるでしょう!」

「あー、ライは、『ファムは、ファムの母上と、同じ事をやる可能性が高い』と言いたかったんだね?

あの裏切り王子と同じ血を持つファムが、狂える王の父親と同じ血を持つ王子の子供を身ごもる。

んで、ライ様のはとこ王子の子供って言い張り、戦の次期王妃に成り上がる事を計画してるのか」

「ローは、のんきですね!? あなたは、医者見習いでしょう!

後先考えずに行動するファムのせいで、裏切り王子と狂える王の血が、混じり合うんですよ? どんな人間を生み出すか、想像できますよね?

残虐王以上に極悪非道な、悪魔そのものと呼べる、史上最悪の人間が誕生するに決まってるでしょう!」

「……ライ、それは言い過ぎだと思う」

「言い過ぎ? どこが!? ファムが、淑女から程遠い事を平気でやれる性格に成長したのが、大問題なんですよ!

おかげで、戦の次期国王の偽りの子供として、悪魔のような人間が、この世に誕生しかねない状況になっているんです!

そして、将来生まれる私の子供も、ローの子供も、そんな悪魔のような人間と結婚させられる可能性が、高いんですからね!」

 

 高濃度の毒を撒き散らす、腹黒王子様。よっぽど嫌な未来なのか、軽蔑しきった眼差しを、ファム嬢を教育したサビナ夫人へ投げつけましたよ。


 今まで公衆の面前で見せたこと無い、色男王子の姿には、春の本家王族も、医者伯爵家も、目を丸くしておりました。

 ライ様のご両親だけは、「よくぞ、言い切った! それでこそ、我が息子♪」と、目に入れても痛くない、可愛い可愛い一人息子を褒め称える表情をしておりましたけどね。

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