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128話 王太子がくれた腕輪と、約束の思い出話です

 本日から、春の国の王太子、レオナール王子は東地方の視察に赴かれます。

 王宮とは、非効率的な場所でして、視察に赴かれるレオ様や、同行される分家王族の王子たちを送り出すためだけに「出発の儀」なる式典が開かれるのです。


 式典内容なんて、国王陛下が、「きちんと国土の調査をしてくるのだぞ」という旨の言葉を送り、レオ様たちが「はい」と返事して、音楽と共に馬車に乗り、出発を見送られるだけですよ。

 しかも、視察先になる東地方の貴族たちのうち、王都住まいの者は、すべての家が式典の参加者として招待……と言う名の、強制参加をさせられます。

 よりによって、休日に式典を行うものだから、王宮勤めの貴族たちの休みも、奥方たちの仕事の夜会参加も、子供たちのお茶会の予定も、すべて丸つぶれ。

 効率を重視する私にとっては、非効率と言いますか……ムダな慣習行事と映っていました。


 ……家族総出で出席する、大規模な式典には、式本番にしか参加したことがありませんでしたからね。

 今回、式典の準備段階から体験して、自分の認識を改めましたよ。

 


*****



 王妃様に「将来の王妃の秘書官の練習」と言われ、朝早くから王妃様に付き合わされました。

 儀式の会場の準備に駆り出されたんです。

 壁の飾りや、花の飾りつけは、もう終わっているんですけどね。

 参加する貴族の立ち位置や、並び順について、どの程度、私が理解しているか、質問されました。


 それから、国王夫妻がお座りになる、壇上の準備を丸々させられました。

 王妃様は、私の後ろで監視です。


 はあ……王妃の秘書官になったら、ここまでやらないといけないんですか? 覚えることも、やることも、多すぎますよ!

 私が現王妃の秘書官見習いではなく、王太子の秘書官になったから、このような事態になっているのですけどね。

 本来なら、「現役の王妃の秘書官から少しずつ習う」ところを、王妃教育のついでに、まとめて習っているので。


 グダグダと考えごとをしながら、テキパキ準備を進めました。


 いくつかある王の錫杖の中から、黒い宝石の付いた物と、白いマントを国王陛下に使っていただくように、王妃様にお願いしておきます。


「それを選んだ理由は?」

「今日の式典には、特別ゲストとして、北の雪の国や、東の倭の国の使者殿も参加されますので。

倭の王族は、深い紺や黒の髪や瞳が特徴です。それが、国を代表する色にもなっています。

また雪の国は、黄色や青が王家の色ではありますが、白は国家全体を表す色になります。

国王陛下を地図に見立てれば、東国は左手。つまり、黒を宿した錫杖で。北国は背後の白いマントで表すことが、可能かと。

ゆえに、陛下が北国を紹介するときは、右手で背後のマントを広げる。

東国を紹介するときは、左手を持ち上げ、錫杖を強調すれば、両国に配慮して、これらを選んだと、使者殿たちに分かっていただけるかと。

紹介する順番は、北国が先で、東国が後です。東国は、雪の国の属国なので、地位が下ですからね」

「分かりました。外交方面に重きを置いた意見として、認めましょう

これ、ブラックオニキスの錫杖と、白いマントを準備しておきなさい。

わたくしたちの衣服は、変更しなくて構いません」


 王妃様は、側にいた使用人に、国王陛下の使われる錫杖とマントを準備するように命じました。

 春の国の現王妃様は、外交に強い、南地方の貴族出身です。

 外交手腕に優れる、私の意図を正しく読みとり、賛同してくださいましたよ。

 私が国王陛下の錫杖とマントを選んだことも、ここにいる使用人や侍女、騎士たち経由で王宮内部に広まります。

 両国の使者殿の耳にも、確実に入るでしょう。


「雪の国で最も価値のある、雪の天使の王女は、春の国と仲良しなのだ。

春の国王は、雪の王女の望みを叶えてくれる。

王女は、自分の意志で、春の国の王宮に留まっていると、察せよ」


 私を手にいれようとしている、東の倭の国にも、北の雪の国の養子王子たちにも、牽制を含んだメッセージを突きつけてやるのです。

 北国と東国の使者殿は、敏腕の外交官です。私の牽制メッセージを読みとり、自国へ報告してくれるでしょう。


 少しの間をおいて、王妃様は探る視線で、お尋ねになられました。


「王妃教育責任者、アンジェリーク秘書官。

現在の王妃候補たちならば、どのような錫杖を選んだと思いますか?」

「七色に輝く、オパールの付いた錫杖ですね。

春の国の代名詞と言えば、一年中、咲き乱れる色鮮やかな花。王宮には、寒い冬ですら、花があります。

花の色も多種多様で、赤、黄、白、桃に、青に、水色、紫などなど。

このすべてを内包する色として、初代国王の創始王は、七色の光を放つオパールを王冠にはめ込み、戴冠式を行いました。

王妃教育の最初の授業で、王妃様は真っ先に、このお話をなされましたからね。

王妃候補たちも、王妃の側近候補たちも、『春の王家の宝石はオパール』と、思い込んでいることでしょう。

これは、春の国の貴族の共通認識であり、周辺国家の共通認識でもありますけど。

他国の使者が参加する式典だろうとも、他国に配慮することなく、春の国の威信を高めるために、王妃候補全員が、絶対にオパールの錫杖を選びますよ」

「全員がオパールを選ぶと断言するのですか?

現実主義のアンジェリーク秘書官なら、断言した理由がありそうですね。詳しく伸べなさい」

「休日に王宮へやってくる、王妃候補たちの服装を見ていれば分かります。

王妃様もご承知と思いますが、彼女たちは、王家の歴史も、しきたりも、自己学習していません。

王族たちが式典時に身につける、王家の腕輪の宝石は『真珠』。

普段使いにしている、王家の腕輪の宝石は『月長石』です。いわば、オパールにならぶ、『春の王家の宝石』です。

貴族の中で、この宝石を王宮内でも身に付けることが許されているのは、王位継承権保持者だけ。

つまり現在では、王妃様の実家の南の侯爵家の方々と、湖の塩伯爵の娘である私の祖母、ひ孫になる私の兄弟だけです。

特別枠で、塩伯爵の娘の婿である私の祖父や、孫の花嫁になった私の母も、許されておりますけどね。

そこまで理解しているなら、休日の王妃教育のときに、月長石が飾られたアクセサリーなんて、身につけてきませんよ」


 私が話している途中で、近くの使用人たちは王妃候補たちの私服を思い出しているようでした。

 心当たりがあるのか、納得した顔つきになりましたね。


「彼女たちは、年頃の近い春の王子三人組が、普段の生活の中で、お揃いの月長石のブローチや耳飾りを身につけているのを目にしております。

また、私もときどき、『レオ様から贈られた月長石の腕輪』を身につけているので、彼女たちは自分達も身につけて良いと勘違いしているのでしょう。

王妃になるならば、自分で気づくくらいして欲しいので、レオ様も私も、彼女たちに指摘していませんけど。

王妃様も同じ考えなので、王妃候補の服装を注意しておられないと、推測しています。

少なくとも、現段階で、春の王家の常識を理解せず、行動にも移せない王妃候補たちが、周辺国家でも常識とされる、他国に配慮する王家の行動を、とれるわけありません。これが、断言した根拠の結論です」


 私が客観的に根拠を説明していたら、王妃様は、途中でいぶかしげな視線になられました。

 声のトーンを落とし、変な部分を、おうむ返しに質問してきます。


「……レオナールから贈られた?」

「はい。これです、これ。

元々は、レオ様の王家の腕輪です。北地方の平定の時に、身に付けていたものですよ。

本来なら王家の腕輪は、女性は右手につけるべきなのですが……仕事の邪魔になるので、贈り主のレオ様に許可をもらい、特例で左手首に着けさせてもらっているんです」


 左手を持ち上げ、手首で揺れている、レオ様のお古の腕輪をお見せしました。


 なぜか、周囲から視線を感じました。

 室内で飾りつけの点検をしていた王宮の使用人や、侍女たち。

 それから、使用人を交えて警備手順の最終チェックをしていた騎士たち。

 室内の全員が、壇上に居た私と王妃様を見ています。


「……その内側に、羽根が散りばめられた趣向、見覚えがあるわ」


 腕輪を確認した王妃様は、動揺したのか、扇子を広げて、お顔を隠しました。震える声を出します。

 ええ、お気持ちは分かりますよ。昔、息子が身に付けてた腕輪に、今の今まで気づかないなんて、お間抜けですもんね。


「……北地方に、まだ生き残っているかもしれない『雪の天使』を探すように陛下がレオナールに命じたとき、私は一人息子との今生の別れを覚悟して泣いたの。

当時の北地方には、雪の国の軍隊が侵攻して来ていたんですもの。

泣いて、泣いて、自室から出られなくなった私の気も知らず、あの子は遊びにでもいくような軽い口調で、出発の挨拶をしにきたわ」

「その話、レオ様から聞いています。

王妃様があまりにも悲観するから、今生の別れの挨拶ができなくて、とっさに明るい出発の挨拶に変えてしまったって。

それで、挨拶のときに、レオ様が 一番お気に入りの腕輪、レオ様の名前の意味である獅子の趣向が彫りこまれた腕輪を、王妃様にお見せになったんですよね。

それから続けて、雪の天使に出会ったら渡そうと思うと言って、右手に着けていた、この腕輪もお見せになられたと」

「……戻ってきたあの子は、『右手の腕輪は、間違いなく、湖の塩伯爵家の雪の天使に渡した』と、わたくしに報告してくれたわ。

あの子の目的地は、王都で唯一姿が確認できなかった、北地方の貴族。あの『北の名君』の治める領地だったから……」

「なるほど。王妃様は、西戦争のときに西国に拐われていた、湖の塩伯爵の娘……北の名君の妻になった、私の祖母に渡したと思われていたんですね。

春の王家には、『雪の天使は、白き宝を守る』と言い伝えがありますからね。

その言い伝えから考えれば、王家の方々は、真っ先に陸の塩の採掘権を持つ、私の祖母を『雪の天使』として思い浮かべることでしょう」


 ショックを受けている王妃様は、うまく言葉が出てこないようです。

 揚げ足をとるようですが、私が王妃様の考えを代弁して差し上げました。


「……ええ、あなたの言うとおりよ。

まさか『南の雪の天使』だったなんて……」


 王妃様のつぶやきは、なかなか聞き取れませんでした。

 聞き取れたのは、正面にいた私と、王妃様を守っている、近衛兵の女騎士……雪の天使の血筋の秘密を知る、数少ない人物たちだけでしょう。


 王妃様の呟いた「南の雪の天使」とは、私の母方の血筋、雪花旅一座の別名です。

 ご先祖の「雪の天使・アンジェリーク王女」から、雪の国の南の公爵家の血を受け継ぐ、雪の国で最古の分家王族のこと。


 軽く目を閉じて、落ち着きを取り戻された王妃様。

 まぶたを上げると、王者から、自分の子供を心配する母親の目付きに変化していました。

 いつもの口調を取り戻し、私を質問攻めに。


「……どういった経緯で?」

「四年前、うちの領地で初めてお会いした翌日に、いただきました。

暴動の爪痕の残る私の領地を、あちこち案内して、最後に私の父のお墓参りして、我が家に帰宅した後でしたね」

「夕方に?」

「正確には、昼間から満月が登っていた珍しい空模様の、夕暮れどきです」

「満月ですって!? どこで?」

「うちの庭だった場所を、歩きながらですね」

「庭だった?」

「えーと、侯爵領地から難民が押し寄せてきて、暴動寸前になったときに、めちゃくちゃになったんです。

我が家が男爵の爵位を授かったとき、ひいおばあ様が王家から贈られたバラを植えて、庭にした場所で……」

「バラ!?」

「は、はい。元バラ園でした。

あ、医者伯爵家の方々なら、覚えていると思いますよ!

解熱の薬草である、藍を求めて、昔から我が家に来られていたそうですから!」

「……そう、 満月とバラ園なの。あの子ったら、こんなときにまで、理想を実行していたのね」


 段々と王妃様の目が据わってきました。

 尋ねる口調も、きつくなり、まるで尋問されているようですよ。

 緊張感していた私は、うっかり王妃様の呟きを聞き漏らしました。


「レオナールは、なんと言って、腕輪を渡したの? 一字一句、正確に答えなさい。

北地方の貴族は記憶力が良いのですから、全部覚えているでしょう?」


 ……なんなんでしょうか、この威圧感。

 王妃様との会話なのに、うちの最強の母と、真剣な会話をしている気分です。

 私は自然と背筋を伸ばし、向き合いました。

 ここで威圧に飲まれるわけにはいきません。

 私の受け答え一つで、春の国の王太子である、レオ様の立場が揺らぐことになるでしょう。


 王妃様も、王妃様です。何も、こんなに大勢人が居るところで、尋問しなくても良いのに!

 一人息子が、おバカなことをやらかしていないか、確認したくて、たまらない親心を、自分でも止められないのでしょうけどね。


 さてはて。王太子の秘書官として、『私の王子様』に恥をかかせるわけには、参りません。

 幸い、ロマンチストのレオ様は、歌劇の台詞を自己流アレンジしながら、渡してくれましたからね。

 王妃様も、聞き耳を立てている人々も、『あー、歌劇観賞が大好きな、ロマンチストの王太子が言いそうだ』と納得してくれることでしょう。


「一字一句ですね? かしこまりした。

まず、少し私から離れ、前台詞が始まりました」

「……前台詞?」


 不思議そうな王妃様を無視して、当時のレオ様の台詞を再現します。


「『何度、風の翼を持てたらと、神に祈ったことか。

僕は、雪の天使を必ず見つけ出すと、この腕輪にかけて誓った。

愛が、愛が、僕を突き動かしたのだ!

もしも、彼女が雪の国に帰り、冬将軍の虜になっていようと、僕は雪の天使を見つけ出し、春の国へ連れて帰る!

腕輪よ。二人の愛の印よ、僕を力づけておくれ。

僕の天使に、燃え盛る愛を告げても、彼女が熱さで解けてしまわぬように、どうか守っておくれ』

……と、ここまで言ってから、私に近づきましたね」


 唖然としている王妃様は放置して、台詞を続けます。


「 『君だ、君なのだ、雪の天使よ! 何と言う、この喜び!

雪の天使よ、僕の国に来て欲しい、春の国に。

雪の天使よ、僕の腕輪を受け取っておくれ。

雪の天使よ、僕だけの天使よ! どうか僕の隣に来ておくれ!

共に、春の国の未来を支えて欲しい。死が二人を(わか)つまで!』

そう熱烈に語られたので、なんとか私に王家の腕輪を受け取って欲しいのだと、察しました。

レオ様から腕輪を差し出されたので、受け……」

「受け取ったのね?」

「いえ、受け取ったのではなく、受け取ろうと差し出した右手に、レオ様自ら腕輪をはめてくれました」

「レオナール自ら、右手に腕輪をはめた、ですって!?」


 今朝一番の王妃様の叫びを聞きました。

 耳を押さえ損ねた私は、間近で聞いた大音量に、クラクラ。めまいがして、思わず目を閉じてしまいましたよ。

 クラクラした頭で、説明を続けたので、言っている内容があやふやになった気がします。


「あ、はい。レオ様は、『雪の恋歌』のプロポーズの場面を真似して、王家の腕輪を渡してくださいました。

私が『雪の天使』で、名前も『アンジェリーク』だったため、そのような演出をなさったのだと、推測しています。

それから半年後、レオ様がうちの領地から王都に帰るときに『もう少し年齢を重ねたら、迎えを寄越すから、春の王宮に来て欲しい』と、うちの家族の前で言われましたからね。

迎えがくるまでの三年間、レオ様との約束を守り、北国の『雪の王妃に』という打診を断り続けました」

「……それで、去年、すんなり春の王宮に」

「はい。到着した直後、国王陛下から命じられた初仕事が、北地方の貴族として『春の王太子と王女の正式婚約を承認すること』だとは、思いませんでしたけど。

あの瞬間、『私は善良王の血筋だけを求められた、王家の道具に過ぎない』と、はっきり認識しました。

以後でしゃばらず、影から『私の王子様』をお助けしようと決め、王家の血筋をすべて隠して、人前に立ったんです」


 あー、王妃様の叫び声は、寝不足の頭には応えますよ。

 まだクラクラして、思考回路が、うまく回りません。

 そうそう、聞き耳を立てている人が居るので、情報操作しておかないと。


「あ、一回だけ、決意を破って、王家の血筋を名乗りました。

ほら、レオ様とファム嬢の正式婚約承認を、させられそうになったとき。

私と初対面である、ファム嬢の立ち振舞いは、衝撃的でしたよ。

まさか、湖の塩伯爵家のひ孫で、王位継承権と、二つの陸の塩の採掘権を持つ、善良王の直系子孫の私を知らず、『下等な血筋の平民』呼ばわり。

理論立てて反論したら、ヒステリーを起こして『爵位を取り上げて平民に落とす』と勝手に宣言したうえ、『牢屋に入れる』命令を近衛兵に下したんですから。

あそこまで知識と思慮の無い人物が、春の王族で、王太子の婚約者に内定。

そして、ゆくゆくは、春の国の王妃に内定しているなんて……」


 周囲が、静かになっています。ファム嬢を悪役に仕立てる洗脳は、上手く言っているようですね。

 昨日、レオ様と何度も、国民の前で行った情報操作。めまいがしてても、きちんと言えました。


「はっきり言って、あのとき、春の国は滅亡の危機でしたよ?

私が牢屋に入れられたと知った瞬間、私を『雪の王妃に』と求めていた雪の国は爆発します。

全武力を投入して春の国を滅ぼし、私を救いだして、雪の王妃に祭り上げたでしょう。

『春の国の未来を支えて欲しい』と言う、レオ様の願いを叶えるためにも、絶対に、お二人の正式婚約を認められませんでした。

牢屋行きを(くつがえ)すためもあり、仕方なく、善良王の子孫を名乗ったことは、ご理解して欲しいです」


 めまいが、やっと止まりましたよ。

 そっと目を開け、周囲を見渡し、状況を確認します。


 えーと、なに? 皆さんの、残念な子を見るような目付き。

 同情や、あわれみを込めた視線と言うか……。


 うーん。情報操作失敗?

 ごまかすため、雪の天使の微笑みを浮かべて、視線をやり過ごしました。

腕輪を渡すときの王太子の台詞は、オペラ版シンデレラ「チェネレントラ」の王子の歌詞をアレンジしています。

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