建国祭でご対面 アスベル
広間に移動した。クラウンとは別れてアスベルを探していた
「アスベル王子はあの子供?1才年上にしては幼いわね?」ショタキャラだからかしら?
「そうですね…どうやって友達になるんですか?メンヘラだって言ってましたけど…恋愛云々はまずいですよ?婚約者居るんですから…」
「そうね…普通に話し掛けるわ」
アスベルの元に向かう中、アリアンローズは目立っていた。美少女で第1王女だ。挨拶してくる貴族や要人などをさばきながらやっとアスベルの元にこれた
「こんにちは。アスベル王子。私は…」
「アリアンローズ王女でしょう?すっごい可愛いね!僕にまでわざわざ声掛けてるなんて嬉しいよ!」
「そうね。あなたとは友達になりにきたのよ?」
「友達?いいよー。」軽っ!流石、構ってちゃん
「その変わり、私を絶対に好きにならない事が条件よ。婚約者が嫉妬深いの」
「婚約者が居るんだ…友達って何するの?」
「たまに遊びに来てくれたら一緒に城下街を案内したり面白いものを見せてあげるわ」
「僕が好きになっちゃったらどうしたらいいの?あなたって魅力的だし好きにならない保証はないよね?」
「それはそれでいいけど…報われないわよ?それに…愛情ってそんなに簡単には手に入らないのよ?決まってるの。運命の人って」
「運命の人…?みんな僕を好きだって言ってくれるよ!」
「それは王子だからでしょう?そうじゃなくなったあなたはどんな魅力が有るの?価値は?」
「それは…僕の価値は…」
「私が王子を捨てろって言ったら捨ててくれるの?」
「……あなたは?王女を捨ててくれるの?」
「質問を質問で返すのはダメよ。私は婚約者が王子じゃなくても一生ついていくわね」
「身分を捨てて?」
「そうよ。身分なんて関係ないの。私が好きだから。相手も捨ててくれるわよ」
「そうなんだ…。難しい事言うんだね…僕を好きにならないけど、友達ならいいって…」
「そう言う相手を好きになってみれば分かるわ。だけど構って構ってはなしよ!信頼してればいいだけなんだから」
「信頼?よく分からないよ…好きなら何でもしてくれるよね?」
「しないわね。少なくとも私は裏切らないってだけね」
やっぱりYESマンじゃなきゃダメみたいね…無理かしら?友達って言うのは…
「僕…君の事、誤解してた。わがまま王女って訳じゃないんだね…」
「んっ?わがままよ?私って可愛いでしょう?頭もいいし将来は魅力的な女性になると思うわ」
「そうなんだ…友達になったら僕だけって訳じゃないんだよね?」
「そうよ。既にクラウン王子と友達になったから集まって遊ぶかもね」
「楽しいの?それって?」
「あなた次第ね!構って欲しいなら好きだって言ってくれる人達に囲まれて狭い人生を生きればいいわ。私はそんなのお断りよ」
「そんな言い方って…僕はただ愛されたいだけだよ」
「否定されると癇癪起こすとか死ぬとかはおすすめしないわね。私、引くわー」
「そんな事しないよ!運命の人を探せばいいんでしょう?とにかく友達ね!」
「そう、友達!幼馴染ってやつね!自然体でいればいいのよ!アスベルは」
難しい…メンヘラの相手って…直球過ぎたかしら?まだ10才の子供には理解は無理なのよね…。とりあえず、破滅ルートさえなければいいわ!クラウンは暗殺仕向けるしアスベルとは絡んでないけど一応、ね!
「アリアンローズ王女って難しい事言うんですね…もっと無理難題を言ってくるかと思ってました」エルネストがつぶやく。そう、こっちは殺しにくるから気をつけなくちゃ!




