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榊END

「ヨウト、変な女が家の前にいた」

謎の女について詳しく話した。


「ああ…彼女は多分イトコのハトコの遠い親戚の…とりあえず親戚だと思う

呉服店を潰したことに多分腹を立てているんだ」

彼女が家に来たのは彼が悪いわけではないのに、謝られてしまった。


店を潰されたくなかったなら向こうが引き受ければいいのではないか、腹いせに刃物を持ち出すなんて…

他力本願で、都合が悪くなると牙を向くなんて一言で言うとうざい。

彼女について考えるのも面倒である。


「まあ、店を潰した私が悪いんだ謝ってくる」

「それは無理だと思う」

葉陽斗が呼んだ謎の部隊につれていかれたから。


「…帰ってきたら謝るよ」

「…そうだね」

はたして帰ってくるのか。


「…話さないといけないことがある」

「あらたまってなに」


「新しい花を作ろうと言ったのは嘘じゃない、けどどちらかと言えば君を繋ぎ止める為だった」

「断片的すぎてよくわからない」

なにがいいたいのかはっきり結論だけでもききたい。


「つまり…華、君が好きだ」

「…!?」

なんでそうなるの。

私は大企業の社長が好きになるようなことはなにもしていない。


「初めは君の両親へ恩返しをしたい気持ちだけだった

二人の大事にしている娘がどんな子なのか、ほんの少しだけ気になってしかたなかった。

一度会えば興味もなくなると思いながら、君の姿を見た日、もっと興味がわいた」


「ヨウトのことは嫌いじゃないけど、好きとか愛とかわからないからこれから判断していい」

「言ったら嫌われるかと思った

またここに来てくれるんだ」


「うん」


これから榊に会いにいくときは、赤い花を持っていこう。


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