事務子と子供を利用する親たち②
子供を利用する親御さんのエピソードその2です。
②診断書欲しさに子供を連れてくる
こちらもとある症状で受診に来始めた患者さんです。
通院は全て1人で来ていました。
ある日、犯罪を犯したと診察で話がありました。
病気と因果関係があること、病気のために逮捕・起訴しないようにと書かれた診断書を希望してきました。
犯罪と病気は何の関係もありません。
しかも、その犯罪行為をした日は初診より前の出来事です。
また、治療しているものは深刻な病気ではありません。
医師がハッキリと診断書の発行を断りました。
きちんと償うよう医師から諭されていましたが納得できなかったようです。
翌日、産まれて間もない赤ちゃんを連れてきて診断書を出して欲しいと言いに来ました。
できないことを説明しても「子供がいるんですよ!」「逮捕されたら子供がどうなると思っているのか!」と待合室で騒ぎを起こしました。
本当に子供のことを思うのなら、犯罪行為はできないはずです。
医師が診察で言ったことを再度伝え、お帰り頂きました。
その後、逮捕されたと警察から連絡が来ました。
真面目に一生懸命子育てをされている方が大多数ですが、中にはこのように、自分自身のために子供を利用する人がいます。
このような場面に出くわすと、とても悲しい気持ちになります。
そして、このお子さんがきちんと育つことができるのか心配になります。
子供を利用する親御さんの話は書くべきか、かなりの期間悩みました。
医療と全く関係ない仕事をしている友人にこの話をすると、とても驚かれます。
こんな親がいると思わないそうです。
ニュースになるような虐待があることは知っていても、行政が強制的に介入するべきなのか微妙なレベルや介入する前の出来事はは知る機会がありません。
このような親の元に産まれてしまっても、子供が健全に育つような環境になってほしいと思い今回書かせていただきました。
次回は3/9投稿予定です。




