事務子と強制退院③
強制退院の事例、最終回です。
③入院中の飲酒・喫煙
いくつかの合併症疑いで入院してきた患者さんです。
入院して2日後、本人としては起き上がれるし退屈だから退院したいと申し出がありました。
しかし、検査の数値が悪いこと・原因の特定にもう少し時間がかかるため退院はしない方が良いと伝え、納得したかに見えました。
自力での移動は問題なかったため、日中は敷地内を散歩していましたが、ある日、外のベンチで飲酒と喫煙をしているところを発見されました。
入院中の飲酒と喫煙はどんな患者さんでも禁止です。
また、病院の敷地内での喫煙は法律で禁止されています。
その旨を説明しても納得せず、また退院したいとの要求があるため、今後急変しても再度の引き受けはしないことへ同意して頂き退院となりました。
いかがでしたか?
最終回のパターンは他2つのエピソードに比べて軽いと思われるかもしれません。
しかし、病院に何しに来てるんだ?という思いになってしまう患者さんです。
極端なエピソードを紹介しましたが、病院は治療をする場所です。
家の中での生活に比べたら窮屈でストレスも溜まりやすいのは理解できます。
しかし、患者さん自身がきちんと治療の意思を持って下さらないとなかなか良くならないですし、誰のための治療なのか?と疑問に思う行為をする方がいらっしゃします。
患者さんと医療者は対等だと良く言われますが、対等ならば人として最低限のマナーを守るべきではないでしょうか?
”患者さん”だから何しても許されるというのは間違いです。
もちろん、医療者だから偉いというのも間違いです。
お互いに協力しあってこそ治療がスムーズにできるのではないでしょうか?
少し早いですが、仕事が忙しいため、年内の投稿は今回分で終了です。
今年もたくさんの方にお読みいただきありがとうございました。
来年も継続して投稿できるように頑張ります。
次回は1/5投稿予定です。




