↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
77/117

事務子と保険の切り替え

転職をする人が、昔に比べ増えていると思います。

会社が変わる・退職などの際には、加入している保険が喪失します。


最近、保険の切り替えに関してのトラブルが多いです。


今回は、保険の切り替えでよく起きるトラブルをいくつか紹介します。

会社勤めで社会保険に加入している方を想定したお話になります。


①次の保険の加入が遅れる


勤め先を退職する時、社会保険に加入していた方は次の保険へ切り替えの手続きをしなければなりません。

会社が保険の喪失届の書類を本人へ渡すのが遅れたり、本人が加入手続きを怠って遅れた場合、新たな保険への加入が手続きした日からしか認められない場合や、任意継続保険への加入を予定していても、手続きが遅かったために加入できないことがあります。

基本的には喪失後2週間以内(任意継続保険は概ね20日以内)に手続きしないといけません。


会社の担当者がそのことを把握していなかったり、書類の発行をしないといけないことを知らないといったトンデモない事例を何度か見たことがあります。

酷い方では、喪失届を貰うのに2か月かかった人がいました。

書類を貰えないからといって放置するのではなく、会社へ催促したり切り替えたい保険元へ、会社から書類を貰えていない・書類の準備が遅れていて加入が遅れそうな旨を2週間以内にした方が良いです。

国保の場合は、事前に相談さえしていれば手続きが遅れても以前の保険の喪失日の翌日に加入させてくれることが多いです。



②遡って保険が切られている


月末で退職したはずなのに、退職日の1か月前に保険の有効期間が切られていたということが割とあります。


以前は派遣社員などの非正規雇用の方に多かったのですが、最近は正社員できちんと手続きをしたうえで退職しても、不当に遡って切られている事が増えているように感じます。

残念ながら、病休を取っていた患者さんがそのような目に遭うことも多いです。

社会保険は、会社と加入者本人が折半で保険料を負担しているため、会社がお金を払いたくないという理由からこのような事をしているのかと推察されます。


患者さんで退職することが受診の際に分かった時は、保険の喪失日をきちんと確認するよう強くお願いしています。

通常は退職に喪失するものですし患者さんもそう思っている方がほとんどですが、万が一のトラブルが増えているので注意喚起しています。

保険証を提示して受診しても、後から遡って喪失していることが判明した場合は、保険元から自費の請求がいってしまいます。

病院受診がある方は本当にお気をつけ下さい。



③会社の合併や会社名変更で保険が変わる


会社が合併するなど事業所としての変更がある場合、ほぼ保険が変わります。

規模によっては加入する社会保険の種類が変更になることもあります。

会社の担当者がきちんと調べていない・把握しておらず「保険証は変わらない」「新しい保険証が来るまで今の保険証を使っていていい」と間違った情報を伝えていることが多いです。

患者さんから話を聞いて、明らかに保険が変わっていると思われる場合、持っている保険証が使えないと説明しても「担当者が言ってたから使える」と理解してもらえずトラブルになります。

そのような場合は、もし保険が切り替わっていた場合は後日自費で請求することを了承してもらい保険でお会計します。

今まで変わらなかったことは私の経験ではありません。



このように、会社の中に保険についての担当者がいても、誤った情報を伝えてしまい、結果的に本人に不利益を被ってしまうパターンが増えています。


ご自身でもきちんと保険について知っていた方が良いですし、疑問があればきちんと聞いた方が良いです。



医療事務員として一番助かるのは、事前にいつ頃(退職などで)保険が変わるかもしれないと言っていただくことです。

最近はマイナ保険証なら保険の切り替え手続きをしなくてよいと勘違いされている方がいます。

保険の切り替えはご自身で手続きしないとマイナカードには反映されないです。


次回は3/3投稿予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。