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事務子と保険証廃止

今年最後の投稿です。

2025年12月1日。今まで利用できていた保険証が廃止されました。

マイナ保険証へ移行させるためです。


マイナンバーカードがある方はマイナンバーカードでの認証、ない方は従来の保険証に代わり資格確認書というものが配布されました。


病院の受付業務窓口では「マイナンバーカードか資格確認書をお持ちですか?」と聞かないといけないことになりました。


今回は、保険証廃止によって起きているトラブルをいくつかご紹介します。



①資格確認書の発行が遅れている


従来の保険証が使えなくなることは1年ほど前から決まっていました。

しかしマイナンバーカードに関することはルールや運用がコロコロ変わります。

その懸念からか、単純に加入している人数が多いからか資格確認書の発行が遅れている保険組合が結構ある印象です。


保険組合が間に合うように発行していたとしても、会社が本人へ渡すのが遅れていたということもあります。


そのため、マイナンバーカードを作っていない患者さんが従来の保険証しか持っていないということがありました。

今年の11月末に特例措置で2026年の3月までは従来の保険証でも利用できると発表されました。



②保険証廃止を知らない


若い患者さんに多いです。

ニュースを見ない方はそもそもマイナ保険証に関することを何も知らない方がほとんどです。

そのため、保険証廃止について窓口で説明しても理解してもらうのに時間がかかります。

この説明のせいで受付業務の負担が増えました。



③有効期限切れ


マイナンバーカードの有効期限は10年。

電子証明書の有効期限は5年です。


このことを知らない方が多いです。

せっかくマイナンバーカードを持ってきて利用しても、どちらかの期限切れで使えないことが多発しています。

マイナンバーカードと一緒に資格情報のお知らせという紙を持っておかないといけないことになっていますが、カードしか持っていない方ばかりでその場で保険の資格が確認できません。

私の職場では、やむを得ず口頭で保険の資格に変わりないことを聞いて保険適用にしています。


期限切れで認証できないことを説明すると、怒鳴る患者さんが少数ですがいます。

医療機関側が決めたものではないのに怒鳴られることはかなりのストレスです。



④保険変更の情報が反映されていない


転職などで保険が変わった患者さんが窓口で申し出てくださいます。

しかし、マイナ保険証を確認するとデータが変更されておらず自費になることがあります。

データの反映に2週間から1か月はかかっている気がします。

従来の保険証が発行されるのと同じくらい時間がかかっています。

デジタル化の意味は?といつも思ってしまいます。




よく起きているトラブルについてでした。

ネットの回線が思いと認証に時間がかかったり、できないということもあります。

また、来年度3月までは従来の保険証が利用できるため、保険の確認にマイナンバーカード・資格確認書・従来の保険証の3つが存在しています。

窓口業務が複雑化してしまっています。

マイナンバーカードを読み取る機械が不具合を起こすこともあるため、それを直すのも事務の仕事になっています。


現場の負担が増えていくばかりで便利になった印象がありません。

今年もお読みいただきありがとうございました。

続けることができてとても嬉しいです。


次回は2/1投稿予定です。

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