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駆け出し冒険者が勇者でした!?  作者: あんでる病んでる
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25/29

謎の光と、思惑と

ポムの強さとベリーの強さは戦闘スタイルあれど

ベリーの方が現状強くはあります。

戦闘経験と冒険者の暦の長さです。


デルとトルンチーム対ポムでは、ポムが勝ちますし苦戦することはないです。

今後のモンスターさんチームに期待です。

4人は来た道を戻ることにした、途中他の魔物に遭遇することもなく

無事に元来た採掘跡に到着したのだった。

早速、炭坑夫が利用していたであろう井戸を見つけてそこを拠点にすることにした

慣れない登山と戦闘で疲れもあり早めに食事をとり休むことにした。


先日の件もあり、見張り役は3チームに分けることとした

チームといってもデル、トルンのチームとそれ以外のため情けなくは思うが

ポム、ベリー達に戦闘では遠く及ばないため妥当な分担だと感じたしそれはそれで、都合がいいのも間違いではない

2人が寝てる間に本社へ連絡もできるからだ

幸い井戸の水は飲めるようで他の冒険者もここを普段から使ってる痕跡もあった


まずはポムが担当となるデルとトルン、ベリーは寝袋で休んだ

ベリーはあまり動かないので起きてるか起きてないか分からず不思議な子だなーっと改めて感じる

今更ではあるが、いくら溺れてるとこを助けられたとはいえ、この訳のわからないパーティーに入ってくれたものだ

魔法使いは希少職で成り手は多いものの冒険者としては先は短いと言われている

大きな理由はそれなりに魔物が強くなると魔力に反応するからなのかまず先に狙われてしまうからだ

意外に先陣を切る職の方が生き残ってるのが現状

シルバーランクの魔法使いはどこでも引っ張りだこなのは間違いない

有り難いことではあるけど不思議な子だ


山登りと戦闘の疲れもあり寝ることにする

深夜になりポムに起こされる、がポムが慌てていた

『ね!ね!!すごいよ!』

『ん?交代か?』

『それもなんだけど、きてきて』

『ぉ、交代の時間か?』

ポムの声で、トルンもベリーも起き始める

どうやら、見て欲しいものがあるらしく

ポムとともに向かう、近くの林に入り少し行くと開けた場所があり

地面が微かに発光していた

『ねね!すごいでしょ!!何かが光ってる!』

ベリーは近寄り確認すると

『微量な魔力を感じる、危険な感じはしない』

とのことで、ただ、まだ夜のため確認は朝になってからすることとなった、印だけはつけておいた

興奮冷めやらぬポムをベリーがなだめテントに押し込んだ

ここからはデル、トルンチームの番になる

2人は、焚き木を挟んでテントを確認できる位置を陣取る


キィぃぃーん、、ピっ

(『こちら、主張中のモンスター。デル・ウルフ、トルン・トレント、備品管理部リッツ・スケルトンへ取り次ぎを頼む。』)

(『はい!備品管理部リッツ・スケルトンですね。少しお待ちください。』)

(『おう!デルか、お疲れ様』)

(『リッツもお疲れ様、トルンも一緒だ』)

(『トルンもお疲れ様、報告を聞こう』)

今は、初のクエストを受注して神鉄山に来ていること、戦闘があったこと、トルンのための素材を手に入れた

ことなどできるだけ細かく伝える

(『なるほどな、明日はどうするんだ?』)

(『明日は、クエストで採掘の予定だな』)

(『そうか、そのクエストを終えたらできるだけ早くルミスへ帰るといい』)

(『そのつもりだが、どうしたんだ?』)

(『前に伝えた通り、ダンジョンがルミス近郊で発見されたんだ』)

(『まさか!?、、怖いな、予言通りなことが』)

(『ああ、気持ちはわかる。社内でもそれなりに話題になってたがもちろん皆知らない様子だった』)

(『その、上司は本当に信用できるんだろうな、、?リッツも大変だとは思うが、』)

(『そうだな、大変な部分はある。が出世のために俺も頑張るって決めたからな、その上司は正直何を考えてるかわからない。だから俺を信用してくれ!頼む。』)

正直、デルも、トルンもびっくりした。リッツのイメージは酒場でのイメージでチャラく社交性もあるが

信用できるかというと疑問ではあったからだ

(『前回の時もだがリッツ、なんだか変わったなビックリだ』)

(『一蓮托生だろ。こっちはこっちで、なんだかきな臭くてなお前達にこんなことをいうと不安に思うかもだが』)

(『いや、元から怪しい仕事だったわけで俺たちもそれを承知で受けたんだ。それで、きな臭いとは?』)

(『前に言った通り功績を上げることは変わらない。ダンジョンは危険だ、気をつけろよ。

追加で功績を上げた際は上司が会うそうだ、もし功績をあげられない場合は然るべき対応をするそうだ、、』)

(『然るべき対応、、、まさか命は取られないよな?ただの魔物にされるのも勘弁だ』)

(『だから、きな臭いわけだそれにな、これは俺の勘だが何か大きなことが裏で動いてる気がする』)

(『その大きなこととは?』)

(『勇者を使って何かしようとしてるんじゃないかとは思う、それを俺はこっちで探る』)

(『おいおい、大丈夫かよ、、危険じゃないか?』)

(『お前達もリスクを取ったんだ俺もリスクを取らないとな。』)

(『マジで、リッツかよ?変わったな』)

(『はは、そうか?こんなもんだろ』)

リッツはリッツで社内で動くことと何か分かったらお互いに共有することを改めて

確認しあった。

通信後、デルとトルンはできるだけ早くルミスへ帰れるように

見張りをしながら朝食の準備や2人で段取りを相談した、途中ベリーと交代しつつ朝を迎えた


光る地面の中に何が埋まってるんだろう

そして、会社で動く大きな陰謀、野望。

リッツの物語も改めて動き出す。

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