第1話 私の魔力が発動をしたという地獄
平民出身の私はある日、光属性の魔法が使えることが発覚して魔法学園に入学することになるらしい…。
つまり、光魔法を使わなければいいということだ。
「あ~、私って天才かも!」
「マイナ~?洗濯物洗うの手伝ってくれない?」
「あ、…は~い。」
まぁ、確かにここでの生活はけっしてすごく裕福ってわけではないけれど、あの前世で男どもに囲まれて仕事をするより100000倍マシである。
んまぁ、確かに町の男の人たちが話してくるのは怖いけど、いい人が多いからまだ耐えられる。
魔法学園に入るよりマシだろうと思ってくるとなんだか心が楽になるんだよね~。
まぁ、もう少し言えば一人になれる空間がほしいっていうのもあるんだけど。
「今後も何事も起きなければいいんだけどね…」
そう思った直後だった。
「キャァァ!!」
叫び声が聞こえる。
「うっわ…、嫌な予感。」
振り返ると家の近くで火事が上がっていた。みんなが避難をしてくる。
「よりにもよってなんでこんなときに…」
まぁ、私には関係のないことで…
「助けてくれ。俺の娘が怪我を…。」
私は思わずその言葉に体を震わせる。女の子はひどい火傷を負っていた。
「これは…」
私は魔法を使ったら地獄行きだ。…でも
「こんなに小さな女の子を見捨てるほどの人間じゃないのよ。私は」
私は女の子に手を当てて、治癒魔法を施した。すると、その女の子を包むようにして暖かい光が包み込み、火傷がどんどん和らいでいった。
「…これは」
「魔法だ!!」
「でも…どうしてマイナが⁉」
「マイナは英雄だ!!」
町の人々が声を上げる。
「ねぇ、そんなことはどうでもいいから、はやく消火活動にかかろう。」
私は注目を浴びるのは好きではない。私はぎこちない態度でそう言った。
「もう大丈夫だよ。」
私は女の子に向かってそう言う。
「ありがとう、マイナ!本当に…ありがとう!」
その子の親は私に感謝をした。
この世界でこれだけの力を持っていて人目つかないことは私にはできないことなのかもしれない。
でも…感謝されるのはいやではないかも。




