第4話 南アフリカ戦線
南アフリカの乾いた資源地帯。赤茶けた砂漠に採掘施設が点在し、太陽の熱気が戦場を揺らす。
ジャスパーのドローンが拠点を監視し、金融街とは違った局地的戦況を送る。
「アイゼン、敵は150名以上、異能兵器小隊も含まれています。現地住民も巻き込まれています。」
セリーヌがライフルを肩に構える。
「高台制圧しないと、市街地全体が混乱します。油断はできないわ。」
キャプテン・ドレイクは砂丘を見つめ、異能の水流を砂嵐のように操る構え。
「この熱気と地形を活かせば、敵を足止めできる。」
アイゼンハワードは拳を握り、砂漠の向こうに迫る敵拠点を見据える。
「仲間の命は絶対に守る。被害は最小限に。」
異能特務チームは砂丘を駆け抜け、拠点の制圧作戦を開始する。
アイゼン:鉄骨や設備を駆け上がり、屋上から精密射撃で敵を制圧。
セリーヌ:狙撃と小火器で進路確保、仲間をカバー。
ドレイク:水流異能を使い、砂嵐で敵の足元を滑らせ、火炎放射や装甲車を封じる。
ジャスパー:遠隔操作でドローンを飛ばし、敵の警備網を混乱させる。
火花が散り、砂煙が舞い、乾いた鉄骨の軋む音と熱波が戦場を包む。
制圧の最中、ゼフィル直属の異能小隊が砂丘の陰から奇襲。
重火器の集中砲火でアイゼンが吹き飛ばされ、砂煙の中に倒れる。
セリーヌが狙撃で応戦するも、敵の異能兵器が屋根を破壊、落下の危機。
ドレイクは水流で敵を封じ込めるが、異能反応で砂嵐が逆流し、味方も足元を滑らせる。
ジャスパーは遠隔操作装置を壊され、ドローンも次々に墜落。
「くそっ……こんなところで仲間を失うわけには……!」
アイゼンハワードは意識が揺れる中、仲間の位置を確認し、反撃を決意。
アイゼンハワードは崩れた鉄骨を駆け上がり、異能兵器を制御していたDr.ノア型ドローンを逆にハッキング。
セリーヌは狙撃で敵リーダーを排除、ドレイクは砂嵐を最大限活かして敵兵を滑らせ、孤立させる。
ジャスパーは最後のドローンを操作し、拠点内の爆破装置を安全に制御。
敵兵は混乱し、拠点は制圧。砂煙が徐々に収まり、赤い夕陽に照らされた戦場に静寂が戻る。
だが、砂丘の遠くの影にゼフィルの赤い瞳が光る。
「奴は……次も必ず仕掛けてくる。」
アイゼンは拳を握り、仲間の命を守る使命と、ゼフィルへの反骨心を胸に刻む。




