ゼビ師団長
「あっ、どうも、キューイです。今、中央地区の重要な軍事拠点を奪う為、戦場の最前線に来てます。中央軍が精鋭部隊をこっちに仕向けたみたいで少しビビってます。あっ、誰かコッチに来たんで失礼します。じゃ」
「ガチャ」
鎧の音がして誰かがキューイの元にやって来た。
「団長、この先に中央軍のゼビ師団長がいました」
北月師団の兵士がキューイにそう報告した。
中央軍のゼビ師団長とは北地区が独立する以前に北地区の略奪を指揮していた人物である。以前にも説明したがその略奪の際北地区の住民を殺しまくっていた人物である。
「何?ゼビがこの先に⁈」
キューイはそう言った。
「はい、この先にゼビが居ました、間違えありません」
兵士はそう言った。
北月師団は前々からゼビの命を狙っていたがなかなか居場所を突き止める事が出来ないでいたのだった。
「ふははははは、ゼビめやっと見つけたぞ、北地区の恨みここで晴らしてやる」
キューイはそう言い話しを続けた。
「おい、北月師団の最高幹部達をすぐにここのテントに呼んで来てくれ」
キューイはそう兵士に命令した。
「はっ」
兵士はそう言いその場を去って言った。
キューイはテントを出て近くにいた兵士達に言った。
「君達悪いが偵察隊にこの先の戦況をよく調べるよう偵察隊に言っておいてくれ…それと何か分かったらすぐに報告するようにとも言っておいてくれ」
「はっ」
兵士達はそう返事をしその場を離れて言った。
(待ってろよゼビ…今に地獄を味あわせてやるからな)
キューイが使いを出して3時間程してセナ以外の北月師団の最高幹部達がテントに集まった。
「諸君戦で忙しい所集まってくれて悪かったな、実はこの先にある戦場でゼビを見つけた」
キューイは最高幹部達にそう言った。
「ゼビを⁈」
最高幹部達は驚きそう言った。
「そうだ、我々は遂に奴を見つけたぞ」
キューイはみんなにそう言い話しを続けた。
「そこでだ、この先の戦場に北月師団は突撃を開始しようと思う、だからみなの兵士をここに集めて欲しいんだが大丈夫か?」
キューイはみんなにそう言った。
「俺の所は大丈夫ですよ」
ガゼがそう言った。
「ウチも大丈夫ですよ」
キーナがそう言った。
「ウチの所はちょっと…」
ジルがそう言った。
「そうか…じゃあこの作戦はジル抜きで行う、みなそれでいいか?」
「はっ」
最高幹部達はそう返事をした。
「よし、じゃあ準備を開始してくれ」
キューイはみんなにそう言った。
みなが突撃準備を開始してる中、偵察隊が帰って来た。
「キューイ師団長報告します」
偵察隊の兵士がそう言った。
「頼む」
キューイはそう言った。
「この先で中央軍約1万、北軍約1万が戦っております… 戦況は互角と見えます… ゼビ師団長は後方にて指揮を執っている模様でありました」
偵察隊の兵士がそう報告した。
「この先に抜け道なんかは無いか?」
キューイは偵察隊の兵士にそう聞いた。
「はっ、一応あるにはありますが人1人がやっと通れるような道でとても軍勢で通れるような所ではありません」
偵察隊の兵士がそう言った。
「そうか…分かった。ありがとう退がっていいぞ」
キューイはそう言った。
「はっ」
偵察隊の兵士はそう言いその場を立ち去った。
「さて、どうしたものか」
キューイはそう独り言を呟いた…




