中央地区の資金源
ロウがセナと再会を果たした頃、中央軍と北軍の争いはますます激しくなり熾烈を極めていた。その頃ブル最高司令官の命を受けた北月師団は中央軍の裏をかくため道なき道をひた走り見事中央軍の裏手にたどり着くのであった…
「団長やっと着きましたね」
細マッチョの男がキューイにそう声をかけた。
「あぁ、やっと着いたな」
キューイはそう言い崖の上から辺りを見渡した。
3キロ程先に中央地区の資金源となっている町並みが見えた。
「団長これからどうしますか?」
細マッチョの男がそう声をかけた。
「そうだな、取り敢えず今日はこの場所で陣をとって、偵察を送って様子を見よう」
キューイはそう言った。
「分かりました、今から偵察隊を送ります」
細マッチョの男がそう言った。
「うん、頼んだぞキーナ」
キューイはそう細マッチョの男に言った。
「分かりました」
キーナはそう言い、キューイの元を離れて行った。
「中央軍め見てろよ、俺たちが味わった地獄をお前達にもたっぷり見せてやるからな」
キューイは先に見える町並みを眺めながらそう独り言を言った。
北月師団が陣を敷いてから翌朝偵察隊が帰って来た。
「団長報告します!町には人が1人も見あたりませんでした!それだけでなく兵士も1人もいません!」
偵察隊の男がそう報告した。
「人が1人もいないだと?」
キューイは小声でそう独り言を言い考えた。
(これはどうゆう事だ?町人は戦で避難したのは解るが… 兵士が1人もいないのはおかしい… これは罠か?俺が行って確かめて来るか?)
「分かった報告ご苦労、退がっていいぞ」
キューイは偵察隊の男にそう言った。
「キーナ、ジル、俺と一緒に来てくれ、ガゼはここの陣で待機しててくれ、この陣で何かあった時には指揮を頼む」
キューイはそう3人に声をかけた。
「分かりましました、この陣は任せて下さい」
ガゼはそう言った。
「団長何処に行くんですか?」
キーナはそう聞いた。
「北月師団はこのまま北軍と中央軍の激戦区に向かう予定だ、だが激戦区に向かう途中で罠を張られてたら非常にマズイ…そこでおれ達が激戦区迄の道のりに罠が無いか直接確かめる、偵察隊だと見落とす恐れがあるからな」
キューイはそう説明した。
「そうゆう事ですか… 分かりました」
キーナはそう言った。
「よし、キーナ、ジル行くぞ」
キューイは2人にそう言い馬に乗った。
「はっ」
2人はそう答え馬に乗った。
「ガゼ後は頼んだ」
キューイはガゼを見てそう言った。
「はっ」
ガゼはそう答えた。
ガゼは3人を見送りキューイ一行は町へと馬を走らせるのであった…




