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拳道!《ケンドウ!》  作者: 神奈川 道一
地獄の夏休み合宿!
74/210

みんなので・・・

〜電車内〜


風谷風太「なに!あの部長さん先に行っとるんか!」

岡田奈々「んー?言ってなかったか?2日前から行ってるよ。」


な、なんやて・・・


風谷風太「ぬぅ・・・先越されたか。」


出し抜いたつもりやったけど向こうが一枚上やった。


岡田奈々「ちなみに綾音は苺先生と一緒に走って向かってるってよ。」


なぬ?


風谷風太「ほんまか奈々さん!」


これは負けられん・・・


立花春香「こらこら!無茶だけが強くなる近道じゃないだろ!」

高橋桜「そうだよフータ君、昔はよく無茶してケガしてたしダメだよ?」


せやな、下手に飛ばしてケガしたら元も子も・・・


風谷風太「ってなんで2人いるねん!」


今年1番のビックリやで!


岡田奈々「一応呼んどいた!」

立花春香&高橋桜「奈々さんから呼ばれました!」

風谷風太「どないなっとんねん!!」


〜学園から10キロ地点〜


猫橋綾音「はぁはぁ!キッツいニャぁ・・・」

毎朝最低でも5キロ以上は全力ダッシュしてるのに・・・


早乙女苺先生「どうしたどうした!まだ始まったばかりだぞ!こんなんじゃ夏休み終わるぞ!」

猫橋綾音「はぁはぁ、ち、ちょっと休憩を・・・」

早乙女苺先生「なんだ、もう休憩か・・・おい、休憩だってよ。」


へ?


二階堂千秋「やはりばれてましたか。」

二階堂百夏「気配を断つのは難しいですね。」

猫橋綾音「ニャ!いつからいたニャ!」


早乙女苺先生「なに言ってる、最初からいただろうが。」

二階堂千秋「はい、後もう2人・・・」

清水銀「ちっ、千秋さんなにもバラさなくても・・・」

佐々木夏樹「そうっすよ!銀が地図忘れたから先生と千秋先輩の後ろ付いてるだけっす!」


この人達、あれだけ走って汗かいてないニャ・・・


清水銀「んで?今なんで止まってんの?忘れもんか?それともションべンか?」

佐々木夏樹「銀・・・せめてお手洗いって言って欲しいっす!」

二階堂百夏「名無し部の方待ちですよ」


3人が振り向く。


猫橋綾音「はぁはぁ、なに見てるニャ!」

もう立てないニャ、休憩ニャ。


清水銀「なんだよ、まだ始まったばっかじゃんか!ってか名無し部!?」

二階堂千秋「はい、名無し部も合宿参加してますよ?」

猫橋綾音「ニャ!生徒会もかニャ!」


知らなかったニャ!


早乙女苺先生「あー、言ってなかったな、毎年生徒会の恒例見たいなもんだ。」

二階堂千秋「今年は5年ぶりに奈々さんの山で合宿ですから、私も気合入れて走っていくつもりでしたが・・・」

二階堂百夏「久しぶりで道を忘れてしまい、地図も忘れてしまいました。」


驚異の地図無し率!


早乙女苺先生「お前らなぁ・・・」

清水銀「んで?あーし的には千秋さんの気合い入りようにあーしも強くなる為に来たんだけど・・・」

佐々木夏樹「先頭走者がこの様子っすから」


に、ニャ〜のせいかにゃ・・・


早乙女苺先生「そうだな、ウチの部員にもしもがあったらまずいしちょっと待ってろ今地図渡すから。」


ニャーだって!


ビリビリ!


猫橋綾音「ニャニャニャ!」

早乙女苺先生「あーあ。」

佐々木夏樹「名無し部の子が破っちゃったっす!」

清水銀「んの野郎!それじゃあーしら先に行けないじゃねーか!」

猫橋綾音「心配無用ニャ!今からバリバリ走るニャ!」


ニャーだって強くなりたいんだニャ!


早乙女苺先生「ま、地図は頭にあるし、とりあえずあと400キロあるからな。」

二階堂百夏「このペースだとあと一週間はかかりますね。」

二階堂千秋「そうね、この前だと合宿終わるわね。」

早乙女苺先生「最悪は地図なんかに書くからとりあえずは走るか、あと綾音!ヤバくなったら、ヤバいと思ったら止めるからな!」

猫橋綾音「皆さん!止まってしまいすみませんニャ!これからは付いて来てくださいニャ!」


とりあえず先頭は苺先生と綾音で走るのであった。

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