我が名は、影。
ー我が名は、影ー
主人より主命下る。
「よいか。お前達は、圭を追え。
彼が誰と会い、何処へ行き、何を発見したか。
つぶさに報告せよ。
また、圭が万が一危機に陥りし時は必ず助けよ。
行け!」
(観察日記)
一日目
馬車に乗り、マーナ自治区を目指す彼らの前に、魔獣が現る。
対象者(圭)は、かなりの焦り方をするも、危険なしと判断。
チームメイトの名は、知らない者とてない人物達。
彼らが簡単に駆除。
その後、魔獣を調理し食す。
圭殿が、食べ過ぎて腹を下し、大騒ぎになる。
反省みえず。。
夜食に『お握り』なる物をこっそり食べ、怒られる。
二日目
今日は、小さな村に立ち寄る。
圭殿と魔獣ブゼルは、子供達と遊んでいる。
精神年齢に隔たり無し。
子供の一人が泣き出す。
転んで、怪我をしたと判明。
圭殿、狼狽える。
子供達を静めようと、歌を歌い出す。
圭殿のみ使用可能な精霊の歌だ。
本人は、単に歌を歌って励ましているつもりのようだ。
しかし、辺りの森にも変化が生じる。
木々は、芽を出し突如実をつける。
怪我で出血した膝は完治す。
村にいる者全員の体力・魔力の回復
(私自身を含む。妙な感覚に驚く。。暖かい。。。)
圭殿だけが、なぜか歌の上手い下手で騒ぐ。
誰も聞いていない様子。
三日目
明日、代わりの者と交代予定
報告は、直接せよ。との厳命。
詳しい内容を質問されるとの事だが。
果たして、何を言えば良いのか。。、
今日は、食材探し中。
圭殿と魔獣ブゼルが中心となるも。
他の面々も、これまで新発見された食材を探す
大量に採取中。。
圭殿は、新発見を希望し、森の奥へ進む
警護役の懸命の努力がみえる。
圭殿、望みが叶わず帰着。
夕食後、野営地の隅でひとり地面を掘る作業中
どうやら、イジケてたらしいが、何かを発見す。
『ラーラン』と言う名の新種と判明す
効用:魔獣避け
圭殿は、急速に落胆す。
食用でない事実に落胆と判明。
大発見も本人気づかず。
そのまま、ふて寝中。
翌日、交代し主人の元へ急ぐ。
報告を待ちわびていると、伝言があり更に急ぐ。
ー影の独り言ー
『ラーラン』の発見で、沢山の命が救われる。
。。
その事より、なぜか落胆した圭殿の顔が忘れられない事実に、困惑する。
。。。




