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ネガティブな俺、異世界転生して食通になる  作者: ちかず
第2章 キーナン国
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噴火?ピー子。。?

この話の中に、噴火や避難の場面があります。

無理な方は、次話にお進み下さい。

次話で分かるように記載していきます。



結構な山道だった。

途中、小川なんかもあって長閑な風景だよ。

そう言えば。。。

「変だな?こんな所に小川なんか。。。」

とか、

「硫黄の匂いが強いなぁ。」

とか。

温泉街の人達がざわざわしてたけど。

。。。

溢れ出す水??硫黄の匂い?

温泉の水が出ない。。。。。。


「やばい!!!ストップー!みんな!止まれーーーーー!」

冷や汗が滲む。

だって、確か地理の授業で『噴火の兆候』って科目があったんだけど。。

これ!ちょっとマジピンチじゃん!


「圭。落ち着け。お前自身が慌てても誰にも何の事か分からない。こんなにたくさんの人間がいるんだ。大丈夫だから、ゆっくり話しなさい。」

ヘルベルトの落ち着いた声で我に返った。

。。。。

はい!説明したら真っ青な顔色の集団の出来上がり。

特に、温泉街の人達は、ほとんど真っ白よ。

「街にはまだ大勢の人間が。。。

助けなくては。」

呟くように、温泉街の人達が言うや否や、走り出した。


「待てーー!」

ど迫力のヒューの声でみんなが立ち止まった。


「慌てれば、助けられる者も助けられない。

まずは、街の状況の把握を。そして本当に噴火するなら、何処へ避難するのかをキチンと把握してからだ。圭殿。本当なのか?」

ヒューの厳しい表情に俺も真剣になる。

「もちろん、俺の世界での話だから本当はどうか分からない。

けど。噴火の兆候は俺の知ってるものと今の現状が一緒。」

誰もが考え込む。

「圭よ。いったいどのように避難するのかを知っておるか?」ドルタンド。

「うーん。詳しくはないけど、たぶん硫黄の煙を吸うと生命に危険があると思う。

噴火自体は、火災流っていうドロドロの溶岩が燃えながら流れてくる。結構なスピードで。

これがやばい。

あとー。。。。噴石。結構広い場所までおっきな岩が飛んでくる。

遠くに逃げたほうがいいと思うよ。」

ヒューが頷く。


「影!出でよ!この事、直ちにブナンベルトに報告。近衛隊と国境警備隊の全軍に集結を支持。

近隣に避難の命を下せ。

また、ラーバンのマナザル公爵に避難民の受け入れ指示。マナザルには、私軍の派遣を要請の事。

行け!」


誰?誰ですか?

影って。。。?

あれ、人間が影から沸いて出た?

ヒューって、お役人だったよね。

お役人って、こんなに偉い人なの?

いやいや、違うよね。

俺の頭でも分かるから。それ!

「圭殿。名乗りは、もう少し違う形でしたかったが。。。

我が名は、オーガスト・ドルエラ・ヒューベルト。このキーナンの国の王をしている。

挨拶は、無事避難が済んでから改めて。

ドルタンド殿。お力添えを。」

「メルビス。協会へ飛べ。仔細を報告。全面協力を依頼の事。わしの名で命令として伝えよ。」

。。。人は驚きの連続だと思考がストップする。

もう、訳がわからん。

あーー!ヒュー?噴火?避難?

何を考えれば、いいのかな?



俺がパニックってる間に、あちこちでバタバタして、今!温泉街の中です。

危険だけど、女性や子供たちもいるから避難のお手伝い中。

色んな人が、あちこちから来て避難がどんどん進んでる。

急ぐぞー。


間に合いました。

みんなで何とか脱出して逃げてる最中に、

はい、やっぱり噴火しました。

唖然とする、温泉街の人達。


誰もが、山にくぎ付けのその時!

ピー子が突然、俺の腕に飛び乗った。

何?ピー子どした?

「ピー!」ひと鳴き。

あれっ。。俺の魔力をピー子が取ってる?

ピー子を見ると、ブルブル震えてる。

ピー子は、身体を捻って地面に降りると

大きく足踏を始めた。

ドドド。。。ピー子、どした?大丈夫か?

えー!ピー子の身体が膨らんでくー!

グングン、豆の木じゃあるまいし。

おー、何?

ピー子が怪物に変身したのか?

めちゃめちゃ大きくなったピー子は、恐竜くらいの大きさに変身!

魔獣なの?

その時。

「ピーーーーーーーーー。」

耳をつんざくピー子の鳴き声がして、

ピー子の身体から眩しい光が溢れてた。

周りの人間全員が、目を瞑った。

おー?

目を開けたら、そりゃびっくりな出来事が。

マジか?

噴火は、終わりました。

へっ?

いや、本当だから。

俺も、信じられないけど本当だから。

噴火はどこに?

。。。

ちなみに、ピー子は、縮んでます。

元通り。ブヒブヒしてるだけ。

ピー子。。。お前なに?

知りたい事はあるけれど、俺もヤバいみたい。

久しぶりにブラックアウトかな?

目の前が真っ暗になった。




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