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ネガティブな俺、異世界転生して食通になる  作者: ちかず
第2章 キーナン国
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キーナンへ到着。。。でも。。。

山越えは、吹雪と魔獣の連続。

俺は、する事もないからのんびりと馬車でピー子と遊んでたら。。。。

ドルタンドから、課題が出た。

えー、俺宿題とか忘れていく派なのに。。。

課題:魔力についての勉強でした。

先生は、なんとドルタンド。ヘルベルトは雪牛の扱いで多忙らしい。

「よいか。まずは、魔力の系統から説明じゃ。

魔力の系統は、5種類ある。

地系。空系。水系。火系。雷系の5種類じゃが、雷系は非常に珍しくあまりおらん。

よくおるのが、水系と火系じゃな。


それとは別に、精霊系もあるがこれは特定の条件が必要となる。その条件とは、己の血統にエルフの先祖がおる事。まぁ、エルフの血に反応して扱える魔力と言うものだ。


それぞれの魔力は、大体4段階にレベル分けがあり、最終レベルの魔術は扱える者はほんに限られる。魔力量も多くなければ出来んが、魔術の扱いが難しいからの。


圭はの。まだどの系統かは不明だが魔力量だけは絶対的な量じゃ。

本来なら最終レベルでもおかしくない。

よいか、この最終レベルは威力が絶大なのでな。

使う場所と時を選ぶ。わかっておるか?圭?」

おっと、ちょっと難しいとすぐ睡魔が。。。

でも、ちょっと理解。

魔力って、憧れてたけど練習、練習言われたのは正直めんどくてさー。

危ないのか。気をつけよー。

「全く、圭ほどの能天気見た事がないわい。

ふー。まだ練習レベルだの。」

ドルタンド。独り言が聞こえてます!


山越えは、結構大変だったらしいけど1週間したら、もうキーナンだった。

あれっ?呆気なくない?

もう、ヘルベルトは脅すのやめろよな。

ビクつくじゃん!


山の上から見たキーナンの風景は広い緑の草原ぽかったけど、降りたらあれ。結構な森もある。

街は遠いかな。

ヘルベルトから皆んなに説明。

「やっと山越えが終わった。

皆んなご苦労様だった。

今日は、この先にある小さな村落に向かう事にする。そろそろ宿屋が恋しくなったしな。

そちらで一泊となる。」

皆んなから、安堵の溜息が漏れてる。

宿屋〜。楽しみ!やっぱ、揺れない地面が一番!



村が見えて来てた。

あれ?

全員、村の入り口で異変に気付いた。

だって、人がいない。誰も。。。

まるで廃村みたいに。。。。

人気のない村は、俺の大嫌いなお化け屋敷に似てる。ヤバ!

警護の3人が各家々を見回るが誰も見つけられない。

話し合いの結果、この村からもう少し先にある村まで行く事になる。

よ、良かったー、俺、無理だよ。

お化け屋敷で眠れませんから!!!


次の村は、かなりの深夜に到着した。

が、やっぱりここも同じ。

すると、警護のメルビスがある事に気付いた。

「ヘルベルト殿、どちらの村も井戸が枯れています。こんな森の中の村では、異常な現象に思われます。」

へー。全く気がつかなかった。

「確かに。それに村を放棄した雰囲気で魔獣に襲われた形跡もないしな。何か困難な現象で村を捨てたのかもしれない。」

ヘルベルトは、深刻そう。


取り敢えず、その晩はあまりにも深夜なので村から少し離れて馬車で休む。

もー、ちょっとビビるじゃん。


寝れないかなと心配した俺は、すぐ寝落した。

皆んなが話し合いしてるとか、全く気づかず。


「師よ。どう思われますか?」

「何か、水脈に異常があるとしか思えん。キーナンの情報では聞かんがな。どうじゃ、ゼッへル。」

「全く聞き及んでおりません。この様な事態は、首都でも知らないかと。」

ため息だけが、その場を占めた。





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