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ネガティブな俺、異世界転生して食通になる  作者: ちかず
第1章 サラディーナ国
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お頭に就任です!

ドンドン。

扉を叩く音が、段々大きくなってくる。

うー、ど、どうすれば。。。

はい。悩みは解決!

なぜなら、破って入ってきたからでした〜。

ありえねー。マジか。


二人組の冒険者?

ひとりは黒髪で背中には大きな剣を下げてる。

片目の大男。

もひとりの金髪のイケメンは、ちょっと怪しい。

だって、首から数珠っぽい何かを下げて、更にアラビアンナイフが腰に。



強盗なのかー?

あんまり睨まれてないけど、命の危険のような。。。どーする?こういう時は、金的狙いか!

また、迷ったのは一瞬でしたー。


なぜか、土下座中。。。

「お願いします。子分にして下さい。」金髪イケメンが言う。

昆布??。。。いや、子分か?

怒涛の状況に聞き間違いかな?

「お頭、頼んます。俺達食いあぐねて、もう3日も何も食べてません。

何でもします!お頭を見込んで。」

のところでストップー!

はい!ナイスタイミングです。頼りになるヘルベルトとドルタンドが帰宅。

怒髪天の二人誕生!

「こっちに来い。支部長のところに突き出す。」

地の底の声がする。怖いよ、ヘルベルト。

マジ切れじゃん。

首根っこ持つってこうやるのね〜なんて呑気なこと言ってる場合じゃない!絞め技決まってます。

強盗、顔色が。。。

「ありあんな。食材探し協会で人の部屋に勝手に押し入るなぞ、前代未聞じゃ!馬鹿もんが!」

怒鳴ってる場合じゃない!顔色。。やばいし!

「や、やめなよ。マジで死ぬって。俺、何もされてないから。」

ちょっと残念そうにヘルベルトさんは、魔法で二人を押さえつける作戦に変更中。なぜ、残念そう?


「お頭!」

二人の声が揃う。おっ、元気になったな。

「まだ言うか!」ヘルベルト、また顔が般若だよ。俺、オカルトさっぱりだからやめて。

「腹が。。。」

あれ、片目の大男倒れたよ。

3日かぁ。そうだよな。気絶するよ。

そうだ、食べかけの芋やろう。

名案、名案。

「ほら、食べろよ。塩味で美味いよ。」

差し出した芋に気絶したはずの大男食いつく。

あれ、金髪イケメンもか。すっげー勢い。

「「はー。」」

あれ、後ろからため息のダブル奏が。

「まあ、圭なら仕方ない。」と、ドルタンドさん。

何?そのなんかダメ男発言。俺芋食わしだけじゃん。

「はー。」ヘルベルトのすっげー深いため息。

やめろよ。この雰囲気。

俺、悪くない!

ドルタンドさんから説明中!

「圭、この世界の約束じゃ。

飯を奢る。。その事は、許しを意味する。

ま、早く言えば子分決定じゃな。

もう、こやつらを突き出せん。残念。」

えー。知らないから。

バカな子じゃないから。俺!子分って何?

ヘルベルトーあたま抱えるな!


「命の恩人です。

お頭、どこまでもついて行きます。」

二人の嬉しそうな声だけが部屋に響いた。


こうして、俺、お頭に就任した!

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