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ネガティブな俺、異世界転生して食通になる  作者: ちかず
第1章 サラディーナ国
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補助者。。初めて口きく。。悪口だけどね!

俺、何とか吐かずに頑張ったよ。

一気に山まで来たから。

結構近くて助かったー。

山へ近づくと、嫌な臭いがしてきた。

「これ何?臭い。マジ無理!」

いくら、鎧の人に囲まれてても主張するよ。

もう、耐えられないし。


「何の事だ。臭いなどしない。」

えー。鼻が死んでるよ。

流石に青い顔色が分かったらしく、少し休憩。

魔物対策部隊の隊長がこちらに近づくと俺の顔を覗き込んだ。

「嘘ではないようだな。」

失礼な!


【ピーン!お知らせです。

すでにビビットリが充満。

このまま行けば中毒になる。

ただし、圭には効かない。】


周りがざわめく。

俺の口は、もちろんコンピュータの言いなりよ。

タイミングとか、機微を読むとか無いから!

また、きた!


【ピーン!お知らせです。

レベルアップ!しました。

こちらの情報が詳しくなり、意思疎通ができるようになりました。

圭!お前バカだろ。我々補助者の悪口をこれだけ言う奴は、お前くらいだ。

ビビットリの対処方法聞きたいか?】


なんだ?コンピュータ俺の事名前で呼んだ?


【バカ!今、それどころじゃないだろ。もう、しばらくお前の口貸せ。】


「初めまして。私は補助者である。

緊急事態につき、直接会話する。

前方の山に住むカブトリはすでに巨大化してお主達の敵にない。毒に耐えられるのは、この中村圭ひとり。

だが、此奴には魔力はあれど使用する方法を知らぬ。ひとりで行けば、辿り着く前に毒は耐えても魔物にやられる。

そこで、最強の防御魔法をかけよ。

カブトリを倒すすべは、中村圭が知っている。

急げ!時はない。」


コンピュータ。。。実は敵?

なんつー作戦!無理すぎて笑う。

いや、笑えない!

あっ、なんか魔法掛けられてるし。

いや、感じないよ。兵隊さんに囲まれてブツブツ言われれば、俺だってわかるよ。

マジ、無理!何?

槍で突くなよ。



ただ今山の中。

もう、コンピュータのヤツめ。。。

確かに魔物には襲われないけど、不安いっぱい。

だって、一人きりだよ。

道も知らない山でー。

ブツブツ考えてもコンピュータは頭に【進め】しか、寄越さない。


引き返そうとしたら、


【見捨てるのか?お前ひとりしか救えないのだぞ。】と脅すし。


必ず勝てる、とか励まし欲しいー。

靄のかかった山中でバタバタ羽音がする。

きたのか?カブトリ!


え。カブト虫?でかいけど、敵これ?

大きな木のウロにステーキくらいのカブト虫?


【カブトリ出現!この一匹が毒を出している。

捕まえてやっつけろ!】


ぽいっと、ぺしゃっと。

終了ー。


【良くやった。カブトリの毒に耐えられるお前の力だ。】

。。。

。。。。。はい、とにかく帰る!

カブト虫とか楽勝とか後で考えよう。

人間の方が怖い。


山の道を帰ると魔物対策部隊の人々が喜んで迎えてくれた。

暖かな出迎えとは逆に、俺はシラケテル。

これでいいのか?


【ステイタス レベルアップ


体力:125(125)

魔力:13000(13000)

ラッキー:12(12)

称号:毒耐性(神レベル)MAX

デフ耐性(最強)#

(#のマークの意味は、現在低下中の意味)

食材当て(神レベル)

カブトリを倒せし者

ラッキースルー(中)

スキル:言語能力(中)

厄介事解決スキル(小)】


え、今?お化け馬に揺られながら、ヘルベルトの家のご飯の事を考えて現実逃避中。

疲れたー。







すみません。訂正しました。

記憶能力の低下(神レベル)みたいです。。。


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