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8 元国王の屋敷(後)

悪役令嬢や聖女が登場してくる話が大好きで、読んでいるうちに楽しくなって、自分でも書いてみたくなり挑戦しています。


最後までお付き合いいただけたらうれしいです。

よろしくお願いします。

 下の食堂に戻り、デザートが振舞われている時、ウィリアムがヘンリーに付き添われて入ってきた。

 まっすぐアキラのところへ進んでくるとぺこりと頭を下げる。


「さっきはごめんなさい。ペッタンコって言ってごめんなさい」


 いや、ペッタンコに怒ってないよ。……ちょっとは傷つくけどさ。


「まあ、ペッタンコはホントだから怒ってないよ。

 人の身体を勝手に触っちゃいけないよってこと。

 自分がされたら嫌でしょ?」

「うん、ヤダ……」

「もうしないでね」

「うん、ごめんなさい」


 

 食事会も終わり、礼と一緒にお礼を言って帰ろうとすると、食べ物やお菓子をどっさり持たせようとするソフィー母との攻防が玄関で繰り広げられたのであった。



 

   ◇ ◇ ◇




 ホテルの車に乗り込むと礼が言った。


「新規の依頼が入ったの。今日はホテルに泊まるわよ」

「えっ、戻らないの?」

「ええ、このままホテルに泊まりましょう」

「オレ、早く母船に戻りたいんだけど!」

「とりあえず話はホテルに戻ってから……」


 ちらっとアキラを見て微笑むとわざとらしいかわいい声で礼がアキラの言葉を繰り返す。


「『早く母船に戻りたいんだけど!』か! ヴェスに聞かせてやったら喜びそうね!」

「……あのね! そういうのやめてくれない!」

「いいかげん素直になりなさいよ。お互いに……」


「礼は知らないから……」


 アキラの声が暗くなり、消えた。


読んで下さりありがとうございます。


次回は重めの過去の話になります。ヴェスとアキラが現在こじれている状況の原因ですので、どこまで書いていいか、子どもも読むことを考えて、描写に気を付けて書いていきたいと思います。

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