狂気に囚われし妹
はい 皆さん!桜花こと作者ですー
なんだこの厨二全開のタイトル...
今回は妹様の登場です 戦闘は次回となります
~紅魔館 地下室へ続く階段中~
アリシア視点
暗い階段を足音をたてゆっくりと降りていく
壁には申し訳程度にランプが付けられているが
それでも暗い。
そんな暗い階段を降りて行くと
少し明るさが増した場へと着く。
横を見ると、何かを閉じ込めるかのような大きな扉があった。
この扉の先に居る私のもう一人の妹
フランドール・スカーレットが居る
そして、扉の先からでもピリピリと肌に感じる
とても禍々しい...
狂気
話は少し遡る
~紅魔館 時計台~
アリシア視点
咲夜との戦いの後、私は咲夜に医術魔法を使い咲夜の回復を行っていた。
私は、戦う事でしか前に進めない自分に嫌気が差していた
他にも聞く事なんて出来ただろう...
どんな形であれ、私は咲夜を...家族を傷付けた。
許される事ではないと知っていながら、私は咲夜に「ごめんなさい」と謝る。
私の一言に咲夜は、辛そうな顔をして私の名前を呼びながら
優しく抱きしめる。
私は少し驚き「咲夜?」と声を掛ける。
咲夜「アリシア様、私は気にしてなどおりません」
そう言って咲夜は私を抱きしめる腕に少し力を入れ
私を深く抱きしめる。
アリシア「何故です...どんな結果であれ、私は咲夜を傷付けた...」
私の返しに、咲夜は「それでもです」と言う。
私は気が楽になる感じがした
言葉が...ってのもあるけど
何より、誰かにこうして抱きしめられ、優しく、温かみを感じる事が出来るから。
それから5分後
咲夜「落ち着きましたか?」
私に微笑みながら問う咲夜
アリシア「えぇ、ありがとうございます 咲夜」
私も笑顔で返事を返す
温もりはいつ以来でしょうか...
虐めを受けていた時の頃
一人だけ...たった一人だけ
緑髪の女性が咲夜と同じ様に抱きしめてくれましたっけ...
誰かの温もりを感じるのって、あんなにも落ち着くものなのですね。
さて、咲夜のおかげで落ち着きましたし、懐かしいものも思い出しましたし、そろそろ本題に入るとしましょう。
私は、申し訳なさそうに咲夜に理由の事を聞いてみました。
咲夜は「わかりました」と言って、理由を話す。
咲夜「まず、アリシア様のもう一人の妹の名前はフランドール・スカーレット」
名前を聞いたとこで思い出す訳でもないが、自分は黙って話しを聞いた。
咲夜「妹様が何故、地下室で幽閉されているのか...それは、妹様の力に関係します」
地下に幽閉されるほどの力
それは一体...
咲夜「妹様の力...いえ能力は、「ありとあらゆるものを破壊する程度の能力」」
ありとあらゆるものを破壊する能力...
私は咲夜にどういった能力なのか聞いた
しかし、レミィですらわからない能力みたいで、咲夜もわからないと答える。
咲夜「ただ...わかる事と言えば、妹様の能力により定められた目は、無条件で破壊されます...」
無条件の破壊...?
ますますわからなくなる...さらに目とは...?
咲夜「しかし、妹様が幽閉されている理由は能力だけではありません」
能力だけで幽閉されている訳ではない
他に何が...
咲夜「妹様は狂気に満ちておられるのです」
狂気...か
破壊する能力に狂気...ね
だいたいは把握出来た。
内容をまとめると
もう一人の妹の名は、フランドール・スカーレット
能力は「ありとあらゆるものを破壊する程度の能力」
地下室に幽閉されている理由は能力と狂気によるもの
これだけ聞ければ十分だ...
さて...ここまで聞けたし私は満足です
行きますか...妹の所へ
私は咲夜に「地下室へ案内してくれないかな」と頼む
咲夜は本当は断りたいけどと言う顔をして「はい」と答える。
私と咲夜は地下室へと向かった
~紅魔館 地下室へ続く階段前~
アリシア視点
私と咲夜は地下室へ続く階段前へと来ていた。
地下へと続く階段はとても暗く、ここからでは奥が見えない程である。
私は咲夜に「ありがとう」と言って階段を降りようとする
すると咲夜は
咲夜「本当に...行かれるのですか?」
振り返るととても辛そうな顔を咲夜はしていた
やれやれ...さっきと立場が逆ですよ?
今度は私が咲夜を抱きしめて言う
アリシア「大丈夫です レミィにも咲夜にも...こうして私を心配してくれる人達を置いて死んだりしませんよ...必ず戻ってきます」
私は咲夜を解放し頭を優しく撫でる
すると咲夜に笑顔が少しだけ戻る
うん、やっぱり女性には笑顔が似合いますよね。
私は咲夜に「それでは」と言い地下室へと階段を降りていった。
そして今に至る
暗い地下に大きな扉が目の前にある。
私は扉をゆっくりと開ける。
~紅魔館 地下室~
部屋に入ると同時に凄まじい光景が目に映る。
その部屋は別の意味で紅く、クマの人形の頭がとれていたり、クッションからは綿がズタズタに引き裂かれて出ていたり、中には骸骨まである...
この部屋に居るだけで吐き気がした...
そんな部屋の中央へと入っていく
すると後ろから「だぁれ?」と幼い声が聞こえた。
私は心臓がドクンと鳴り、バッと後ろを振り返る
そこに居たのは、何やら宝石のようなものが付いた羽に、レミィとは違った紅い服にレミィと似たような帽子を被り、クマの人形を抱えているレミィより少し小さな子。
この子が...
咲夜の話とはまったく逆に見える
だけど今目の前に居る子が
狂気に満ちた破壊の妹
フランドール・スカーレット
今はまだ弱めなのか狂気はそれほど強くない
だけど扉越しに感じる程だ
何かをきっかけにおぞましいものになるだろう。
私は出来るだけ刺激しないように名乗る
アリシア「はじめまして、フラン 私はフランの姉の姉、アリシア・スカーレットだよ」
フラン「え?お父様からは、義兄様が出来ると聞いていたんだけど...」
あぁ、そう言えば今は女性でしたね
私はフランに自分の事を教えた。
私の話にフランは
好奇心旺盛な子供みたいに、目を輝かせて、いろいろと質問をしてきた。
そんなフランを見ると、狂気の事なんて嘘に思える。
私はフランに何気ない質問をする
そう...本当に何気ない質問を...
アリシア「フラン、お外に出てみたくない?」
私の質問にフランは
フラン「出たくない...」
これは予想外の返事
ずっとここに幽閉されているから普通は出たいと答えるはずなのに...
私はフランに「どうして?」と聞いた
するとフランは
フラン「前はお外に出してほしい...と思ったよ?」
フランはだんだん涙目になって声も震えて言う
フラン「でもね...でもね!今はお外に出るよりも!フランはお姉さまや咲夜達と一緒に楽しく過ごしたいッ!」
涙を流しながら私の胸に顔を埋めて泣くフラン
フランの狂気は...おそらく寂しさからきたもの
ずっとここに幽閉されて、寂しくて、誰かに頼ることが出来なくて...
私は、フランが私に似ていると思った。
やっぱりフランを笑顔にしてあげるには
フランに巣くう狂気を取り除くしかない...
それなら取り除くまでだ。
私はここ最近
魔力強化の為、パチュリーの元に通い詰め状態である。
その為、魔力は遅れをとらない程にまで強化され
パチュリーが成せなかった呪文も習得した。
もちろん、習得した呪文の中には、体の負を取り除く高度な魔法もありますよ?
現にお礼を兼ねて、パチュリーの喘息を取り除きましたからね
パチュリーも気が狂ったかと思うくらい喜んでましたよ。
さて、取り除くと決まればまずは...
アリシア「フラン、私が皆と過ごせるようにしてあげる」
フランは「本当!?」と涙でグシャグシャになった顔をあげる
可愛い顔が涙で台無しですよ...
私はフランの涙を指で拭いながら、笑顔で「本当だよ」と答える。
するとフランは少し慌てた様にして言う
フラン「でも...フランの中にある狂気をどうにかしないと」
!?
驚いた...フランが自分の狂気を知っていたなんて...
いや...冷静に考えれば知ってて当然か
何の理由もなしに幽閉はないだろうしね...
狂気に悩むフランに私は笑顔で言う
アリシア「大丈夫、フランの狂気は私が消してあげる」
フランは「でも!でもッ!」と言う
そんなに信用ないですかね?私...
ですが、そんな事でいちいち落ち込んでられません。
私はフランに言う
アリシア「大丈夫...私は約束を守るよ」
さらに私は言う
アリシア「でもねフラン...一つだけ約束してほしいの」
狂気を取り除くには問題がある
それは...
アリシア「自分は狂気に負けない、どんな事があっても狂気に勝ってみせるって言う気持ちを忘れないでね」
そう、問題とはフラン本人にある
もし、失敗すればフランは狂気化し、戦闘は避けれないだろう
そんな時、フランが狂気に飲まれれば私はきっと...死ぬ事になる。
死ぬのが怖いから言うのではない
私はフランを孤独と言う檻から出してあげたいだけ...
私がそう思っているとフランは「うんっ!」ととびっきりの笑顔を見せてくれる。
失敗は許されませんね...
では...フランも約束してくれましたし
やりますか!
私はフランを部屋の中央に立たせる
そして私は魔法陣を展開し
フランを中心に魔法陣が広がる。
フランの中にある狂気を捉える為に
意識を集中させ
私は呪文を唱える。
呪文を唱えているとフランの胸辺りが徐々に光始める。
フランは黙って目を閉じて、じっとしている。
それから5分経過
私はフランの中に眠る狂気を探り当てる
そして意識をさらに集中させ、狂気を取り除き始める。
目で見える訳じゃないが狂気はすぐそこまで来ている
もうすぐで取り除ける
そう思った次の瞬間...
アリシア「ッ!?」
私は気が付くと壁に吹き飛ばされていた
一体何が...と思いながら顔を上げると目の前に弾幕が迫ってくる
私は防御が間に合わず弾幕は直撃する
アリシア「ッ....!」
痛みが身体に伝わる
何故...狂気はすぐそこまで来て、あと少しで取り除けるというところで
どうして...まさか!?
フラン(狂気)「起こしてくれて、ありがとう義姉様♪」
誤算だった
フランの奥底にあった狂気
私は狂気を取り除く為に奥底から取り除こうとした
つまり、私は狂気と言う存在を起こしてしまったのだ。
だけど、狂気はそこまで上がってきているのがわかる
最後の一仕上げに私の呪文で
フランの胸辺りが光っている部分
あそこに手を重ねて引っ張るイメージをするだけで
狂気は具現化され、目に見える状態となる。
それでやっとフランは開放される。
私はパチュリーに渡された、回復液と性転換の液を懐から取り出し、同時に飲む
甘いと思ったらかなり苦い...だけど効果は出たみたいですね。
痛みは消え、身体が男となる
女性のままだと、フランには勝てないと思いましたからね...
そんな間を律儀に待ってくれたフラン(狂気)は
フラン(狂気)「ねえねえ、弾幕ごっこをしましょ?」
お人形さんで遊びましょ?とか言うのではないかと思った私が居る...
弾幕ごっこですか...それなら得意です
アリシア「別名、パターン作りごっこですね 得意分野ですよ」
さて...出来るだけフランには傷付けないようにしないと...
咲夜の時のように家族を傷付ける
そんな二の舞は起こさない!
私は戦闘態勢に入る
そしてフラン(狂気)は
フラン(狂気)「あなたはどれくらいもつのかな?」
一人の兄と、一人の狂気に囚われた妹の戦いは始まる。
はい、ここまで!
いや~...フランを登場させるだけのはずがここまで長くなるなんて...
次回は戦闘回です!
では皆さん!次回でお会いしましょう!
※ちょっとした御話(どーでもいい話です)
これは昨日の御話です
友人A「なあなあ、桜花(仮のリアル名と思ってください)」
桜花「ん~??」
この時の私はとても機嫌が良く、テンションもかなり上がり気味でした
友人A「ちょっとさ、この服を着ながらさ、このポーズをやりながらこの台詞を言ってみて」
超ご機嫌が良好な私は何の疑問を抱かず
桜花「いいよー」
と答えました...本来なら普通は断る事ですよ...?
ちなみに、その場に居た友人は男性(私含め)3名、女性5名です
そして私は着替えて、友人にやってと頼まれたことをやったのです
それを見た友人は
男友人A「あざとい...」
男友人B「今日から君は女性(富士山)だ!」
以下 女性友人は全員同じなので...
女友人A.B.C.D.E「キャーッ!!」
友人に頼まれて着た服とやったポーズと言った台詞は
衣装「メイド服」
台詞「御帰りなさいませ」
ポーズ「にゃん♪」
どーでもいいですね!ごめんなさい!
でも反省はしていな「反省しなさい!」ピチューン!




