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追放された男、最狂にて  作者: 新仁友成
第一部 第7章 死闘
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其々の道

街中が御祭り騒ぎの中、誰もが【深海の明星】の功績を称えている中、この男達は別の感情を抱いていた。


◇◇◇◇◇◇◇◇


【太道の虎】第1部隊

「チッ!このまま、独走させる訳ねぇだろ!!待ってろよ貴族の坊っちゃんよっ!!」

ジャバウォック


「行くのか?」

カルロス。


「あぁ、遂に完成した。待たせたなお前ら。」


「よし、行くか!!」

カルロス。



◇◇◇◇◇◇◇◇


【青空の龍】第1部隊


「行くのか?91Fに?」

総帥アンソニー。


「えぇ、今の俺達なら攻略出来ます!!」

デューク。


「間違いなく出来ます。連携面と火力と申し分無いです。」

ノルン。


「それに、深海にこのまま独走させる訳には行きませんからっ!!」

デューク。


「えぇ、デュークさんの言う通り独走をさせる訳には行きませんからっ!!」

ノルン。



◇◇◇◇◇◇◇◇


【桃色の獅子】


「ねぇアル君ッ!私達も95Fを攻略しようよ!!」

ルシェラ。


「そうだよ!アル!行こうぜっ!!」

シルフィード。


「何で、そんなに行きたいの?」


「「決まってるじゃない!!」」


「あの年増の勝ち誇った顔っ!!くぅームカつく!」ルシェラ。


「そうだよなっ!あのババア!!」

シルフィード。


「ねっ行こうよっ!アル君ッ!!」

ルシェラ。


「別に良いけど……」


「アルでも95は厳しい感じか?」

シルフィード。


「いや、余裕だけど?(笑)ただ、こうやってまったり過ごしてる方が幸せを感じてただけ~」


「もぅアル君♥️」

ルシェラがアルベールに抱き付く。

「アル様っ♥️」

クロムも抱き付く。


「あー。先越された!!」

シルフィード。


「でも、行くか!!」




こうして、リュウ達【深海の明星】が残した功績が元に其々のクラン、パーティーが動き出す。

ジャバウォック率いる【太道の虎】第1部隊は93Fに。

ノルン、ティラ擁する【青空の龍】第1部隊は91Fに。

アルベール達【桃色の獅子】は95Fに。



◇◇◇◇◇◇◇◇


「よぉアルベール。お前らもダンジョンか?」

ジャバウォック。


「あぁ、95Fだ。」


「ウハハハ、そうかそうか。お前らもか。先に言っておくがお前らの独走は今日までだ。ここからは俺達が勇者パーティーを名乗るからな!」


「そうかい。そうかい。」


「やぁ、アルベール!」

後ろからデュークが声を掛けてきた。


「ん?」


「久し振りアルッ!」

デュークの後ろからノルンが顔をちょこんと出して声を掛ける。


「久し振りだな兄弟。お前達もか?」


「あぁ91Fに行く。」


「そうか。気を付けてな。」


「じゃあ俺達は95だから。」


「俺達は93だ。」


「俺達は91だ。」


「全員無事に攻略して今度、どっかで飲み行こうぜ!」デュークが口を開く。


「あぁその内に。」


「フンッ!馴れ合いをするつもりはねぇよ!だが、生きて帰ってこいよ!じゃあな。」

ジャバウォック。


◇◇◇◇◇◇◇◇


「動画で見た通りだね。青い羊。」

ルシェラ。


「そうだね。チャッチャッと片付けちゃおうか!」


「踊り狂え。喜び悦べ!!!!!」

「【残骸骨・骸】【零式・閻魔骸狂八咫烏】」



「鳴き続けろ!であります!!」

「【閻魔帳・八咫烏】であります!!」

(えんまちょう・やたがらす)

多数の魔法陣から烏が出現し鳴き始めた。

カァー カァー カァー

カァー カァー カァー


「よぉし行くぞ!」

シルフィード。


「はい♥️」クロム。

「はい!であります!!」リーゼ。


「アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️」


ルシェラの連撃が青羊を襲う。


バンッ!ドンッ!バンッ!ドンッ!バンッ!ドンッ!バンッ!

ドンッ!バンッ!ドンッ!バンッ!ドンッ!バンッ!バンッ!

バンッ!バンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!バンッ!ドンッ!

バンッ!バンッ!ドンッ!ドンッ!バンッ!バンッ!ドンッ!


「オラリャァァァァァ!!」

シルフィード。


「綻び申せ!」


夜天(やてん)!!」


天月斬(てんげつざん)!!」

クロム。


「闇の御手 闇の射手」


「灰色の空と赤色の大地」


「光無き名も亡き道」


「血肉な夢に抗い続けるか」


「行くであります!!!」


「【千闇射冥】であります!!」

(せんあんしゃめい)

黒色の魔力で出来た手が弓矢を引く形で生成され弓を引く。


いつも通り魔物が可哀想になるくらいの圧勝で幕を閉じた。


ロムのコメント

・出たっ圧勝!!

・勇者パーティー!!

・深海の1日天下www

・早くね!?

・いつも通りでしょ!?


「よし!完了!!」


「やったー!!」

「やったぜっ!」

「やりましたわ~♥️」

「やった。であります!」



◇◇◇◇◇◇◇◇


「おいおい、聞いてた話と違うじゃねぇか?」

ジャバウォック。


93Fフロアボス 白狼


だが、そこに居たのは桃色をした大きな狼。

特別個体所謂、亜種。


「まぁ落ち着け。行くぞっ!!」



◇◇◇◇◇◇◇◇


「コッコイツは!?」

デューク。


「間違いない。アルが戦った赤鎧だっ!!」


91Fフロアボス 金鎧


だが、そこに居たのは赤鎧。

こちらも特別個体。亜種がノルン達【青空の龍】の前に立ち塞がる。


「やるしかねぇ!行くぞっ!!」

デューク。


「あぁ、色が違うだけだ。臆するな!」

ノルン。


「我が心っ!我が刃となれ!!」

「聖騎士!」(ロイヤル・パラディン)

ノルンの体を金色の魔力が包む。


カンッ!カンッ!キンッ!

カンッ!カンッ!キンッ!


「ジークさん、少し耐えてください。」


「わかった!閃光(フラッシュ)!!巨人の(ギガントシールド)!!」


「ハァァァ!」

魔力を絞り出すノルン。

「罪亡き罰が暴君の諸行ならば」


「愛ある罪は聖者の愚行か?」


「悪を切り裂き道標となれ」


「お前の罪を数えろ!!」


連鎖施錠(チェーンロック)!」

デュークが赤鎧を拘束する。


「ウオォォォ!!」


「聖なる十字!」(ホーリー・クロス)

赤鎧の足元から光輝く金色の魔力が集まり十字になり赤鎧を襲う。


「まだだっ!!」

デューク。

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