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双子と三つ子の五つ子な日々♪  作者: 紀之介
10.姫のご所望☆

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1.真間家からの電話 その1

「あ、佐世ちゃん。今、お話して良い?」


「お…お久しぶりです。……美実さん」


「えーとぉ、さよちゃん」


「─ 何でしょう?」


「も、し、か、し、て、今あたしを<おばちゃん>って呼ぼうとしなかった??」


「── きっと、気のせいです」


「さ、よ、ちゃん???」


「─── 途中で踏みとどまった所を、評価してください」


----------


「あのさぁ、佐世ちゃん」


「何でしょう、美実さん」


「それってさぁ…」


「はい?」


「─ つまり日頃から佐世ちゃんが、あたしの事をそう思ってる証拠じゃないの??」


「誓って思ってません!」


「じゃあ、何で???」


「スマホの着信画面で目にした<美実叔母さん>の表示に、意識が引っ張られただけです!!」


「何で、そう言う登録をするかな」


「…」


「ねえ、何で?」


「…それは……美実さんが私たちの、<叔母さん>だからですが??」


----------


「佐世ちゃん、あたしはねぇ」


「はい」


「まだ、<うら若き乙女>なの」


「…は……い」


「だから、例えそれが可愛い姪っ子ちゃんでも、<おばちゃん>呼ばわりされるのは心外なんです!」


「………因みに美実さん」


「何?」


「参考までに伺いますが、<うら若き乙女>って何歳までなんですか??」


「そんなの、年齢が3桁を超えるまでに決まってるじゃん♪」


「。。。」


「呆れた感じの沈黙、ありがとう」


「─ どういたしまして」


「じゃあ電話、真茉と変わるから☆」

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