第4話 勇者になりたい
―道場―
「師匠…じぃちゃんが死にました…」
「カナネンさん…そっか心臓弱いって言ってたからな…ラドミール…世界はどうしても死というものや破壊には抗えない…この景色のまま平和にするにはどうしても何処かを破壊しないといけない。シナリオ通りなんて許されるもんかよ…」
「じぃちゃんと話してたのか?」
「君が入る前にカナネンさんはこの所までは予想してた」
「超能力かよ」
「だからラドミール…そろそろこの世界を不幸せから救ってやれ…君はたしかに剣術だけでは救えない、希望という光に包み込まれているだよ…ミレーナ…君のお母さんが晴らせなかったこと君が叶えるチャンスだ…まずはイドタンの支配からかもね…でもまずは俺に勝ってからだ…とりあえずご飯作ってあるから食べに行くよ」
―師匠の家―
「はい、たまごサンド」
「いただきー」
「はい!1本!怪しい人のご飯を食べたり、ついて行っては行けませーん」
「ズリーぞ!」
「これが世界だ…嫌だろ?」
「嫌だ!俺が変える!」
「その意気込みだ!」
「うん!」
「その勢いで世界を変えてやれ」
「うん!わかった」
―道場―
「かかってこいラドミール」
「先輩!容赦しませんよ!」
「容赦しないはこっちのセリフだ!」
―帰り道―
「フハハハ!」
「最低!」
「25試合中0勝、完敗だな」
「明日は勝ってみせる」
「頑張れよ…今日からラドミールの家はここだ」
「犬小屋じゃねぇーかよ」
「嘘嘘w2階に使ってないベッドあるから使いな」
「綺麗なベッド」
―2年後―
「師匠!もう1戦!」
「疲れた…」
「25試合中18勝…まだまだだな…」
「ハァ…最後の一線…楽しみますか」
ラドミールはいきなり師匠に竹刀で突かれたので横に払いながら体勢を整えた
「急だよ!」
「この町を出るとみんなそうです」
「どんな世界だよ」
「それを変えるのが…ラドミールの仕事です」
師匠はラドミールのお腹を突こうと竹刀を伸ばした
それをラドミールは上に払い、上に押し上げながら師匠のお腹に迫り竹刀をそこに突き刺した
「お見事…」
「ハァ…ハァ…これでいいですか…?」
「明日…お前をリーダーとして行ってこい…お前たちもな」
と師匠は弟子たちの顔を見て言ったが…弟子は言った
「ラドミールは本気できつくなった時以外…俺らに助けを求めませんよ…助けを求められた時に存分に動くために俺たちは稽古を続けます。もちろん勉強も」
「そっか…じゃあ頑張れよ、師匠は嬉しいぞ」
「先輩たち…ありがとうございました!」
「おお…次はラドミールが暴れて来い!」
「今からイドタン王の所に…」
「絶対気を抜くなよ…」
「はい!」




