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第23話 イドタン王の能力
イドタン王が目の前に立ちはだかる
事は一瞬であった
息も整うこともできぬまま現実を突きつけられた
そう一瞬にして体が悲鳴をあげる
全身が麻痺したのだ
「この感覚、久しぶりではないか?毒を飲んでしまえばいつでもお前をこのように攻撃できる」
「...く!」
「これがクレシェフの最大の弱みだ!」
「...何が...弱...み...だ...」
「色々起きすぎて何がなんなのか分かんないよ」
ラドミールのそのセリフを嘲笑い、その後もクレシェフは苦しみ続けた
「終わらない屈辱を味わいたまえ」
「...」
「私に歯向かうとこうなるんだよ」
「王は、いつもそうなりますね、時間が経てばやがてこの毒も無意味になるでしょう」
「力を強めるのだ」
「...ぐわあああああ!!」
「魔力の消費が半端ないぜ...」
「おい王様さん、いじめは良くないぜ」
背後から声が聞こえ、王は振り返る
どこか見覚えのある顔が成長したようだ
「やっほークレシェフ!迎えに来たぜ」
「リェウルか?...」
「リェウル...?」
「あれ?ラドミールじゃん!俺がリェウルだよ」
「...なあ何しに来たんだ?」
「イドタン王、察しが悪いですね。あなたを殺しに来ました」
「そんなこと出来るわけないだろ!」
「何言ってんすか、剣豪のリェウルと呼ばれた男です」
「呼ばれてないぞ」
「いーや!よばれたね」
いざ勝負の時




