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第2話 平民の在り方

「南国大陸チサルタを壊滅しましょう」

「いや、参加しない」


王はクレシェフの提案に1度戸惑ったが断った


「わかりました、ニミディオで壊滅します」

「さすがだな、最強都市とも呼ばれるところを手に入れてるだけある」

「と言っても私は補佐ですからね」

「いや、やはりすごいよ」

「ラドミールも…」

「帰れ」

「え?」

「次にその名を口にしてみろ、契約は破棄だ」

「すいません、言葉には気をつけます」

「ところでラドミールの父は現在どうなっているんだ?」

「生活は保証できているかと」

「ならいい、帰れ」

「承知致しました」


クリシェフは王に1度頭を下げ退室した

兵隊にはもう警備体制を緩めていいといい王は寝室へ向かった


(まさかあんな機嫌を損ねるとはな)


クリシェフは今回の取引を振り返り、1人反省会をしていた


(これはこっちの大陸の王がご立腹だ、てかもう俺も40過ぎてんだ、休ませてくれ)


と、馬車も手配されず歩いて真逆にあるニミディオ大陸へと帰った


―カナネンの家―

「ラドミール、少し話がある」

「どうした?じぃちゃん?」


と2階の自分の部屋のベッドから起き上がり1階の台所にやって来た

この家は開けていて、トイレと風呂以外ドアがないため下からでもラドミールが今2階で何をしているか見えるようになっている


「そろそろ平民を辞めないか?」

「どうしたんだよ?いきなり、俺はみんなと剣術学んで、授業も受けて、じぃちゃんみたいなかっけー1人前になるんだ!」

「ワシはそんなものではない」

「ど…どうしたんだよ?」

「家賃も払わず、ほかの大陸のもんと手を組んでいる」

「したら俺もそうなればいいんだろ?大陸が違うけど手を組んで、家賃払わない…どんどん平民に憧れる!」

「それは本当に平民なのか?」

「だってさ、王だろうが他の大陸の人達であろうが同じ種族だ、魔王は違うかもしんないけどね。でも、俺もじぃちゃんも生きてる限り手を組むのが…平和…違うなぁー…」


ラドミールはその後も考え込んだ

答えは『とりあえず長生きする』だそうだ

カナネンはラドミールの両親の事を話そうとしたことに少し申し訳なくなった


(これはクレシェフもイドタン王も手を焼くわけだ)


「じぃちゃん…俺やっぱ勇者目指した方がいいかなあ…」

「あれは強制じゃない、お師匠さんはあんたの実力をしってる。今は最弱ってバカにされてるけど、ラドミール、君はここぞと言う日に花開く」

「花開く?」

「勇者として1人前になろうとした時に開花する、そういうわけだ」

「俺なんかが期待されても…」

「あんたはこの村、この町で1番可能性がある子供だよ」

「じぃちゃん…」

「どうした?」

「俺…本気で剣術学んでみる!」

ここでキャラクターの年齢設定を言わさせていただきます

まずラドミール(主人公)は現在10歳未満です。

そしてラドミールの両親は今回の話でクレシェフが40過ぎたというセリフから両親も40過ぎとなります

しかし最初のシーンのクレシェフはラドミールが約10年前となるので30代前半だと思います。

そう考えると体力はすこぶる落ちてるでしょう

そしてじぃちゃんことカナネンは70過ぎです

カナネンとクレシェフ、ラドミールの両親とクレシェフ、クレシェフとイドタン王、この関係が明らかになるのはもう少し先です!

ラドミールの両親とクレシェフの関係のヒントは年齢が近いというとこですかね

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