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海神  作者: 葉月 優奈
三話:イチゴの香り
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(MIKAGE‘S EYES)

警備員の彼は、よくやってくれていた。

いきなりの提案で、国木の説明があったと思う。


それでも彼は、この事件に向き合っていた。

だからこそ、俺は犯人に気づかれないように犯人を捜せていた。


(今回の若杉の死も、おそらくは犯人と接触した可能性がある)

だが、犯人は誰かまだ分からない。

一番疑惑があるのは、成沢 天満。

今回の若杉との疑惑では、アリバイもない。


(それでも、彼がバーコイとは結びつかない)

俺が追いかけているのは、バーコイの成りすました人間。

成沢は、見た目は完全に男だ。

背は高くも低くもないが、少し小太りだ。

ボルシュニクの女スパイは、男に成りすますということがあるのだろうか。


(だとすると次に怪しいのは、成沢の彼女。香月 柚乃)

柚乃は、鵤との関係はあった。

ただし、若杉との関係はここに来るまでなかった。


でも、伊丹によって若杉は元カノであることを暴露された。

元々知っていたのかわからないけど、それによって排除した線が浮上してきた。

俺が考え事をしていると、印南が話を続けていた。


「自分は、ずっと周囲を警備していました。

主に警備は一階でしたけど、二階で物音が聞こえたので上に来ました」

「第一発見者は、あんたか?」

「もしかしてあんたが、犯人なんかじゃない?」

成沢も、柚乃も印南を責めていた。

責めていたけど、俺は彼が犯人ではないと考えの中で排除していた。


(でも、本当に全員が一階にいたのだろうか)

全員が、下のフロアにいた。

でも殺害された若杉は、2階だった。

俺は周囲を見回すと、このあたりは見晴らしのいい展望スペースが見えた。


(あれ、このあたりって……)

俺は、展望台から外を見ていた。

よく見ると、ここから先…下のフロアが少し伸びて見えていた。


(この下って、確か展望台のあるベンチのあたりか?)

周囲を見回しながら俺は、考えていた。

下の広がったエリアを見て、俺はあることを考えていた。



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