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必見!1ヶ月で6億金貨稼ぐ方法!トロールと呼ばれたNPCである俺はバグって村社会から追放されたが肝臓検査で成り上がる!〜個人的には味噌汁にはなめこ×アサリが最適解だと思う〜。P.S魔王討伐します  作者: 出版社に渾身の力作持ち込むも編集者とやらにズタボロにこき下ろされて精神崩壊し隔離病棟に10年ぶち込まれた俺、しかし夢で練り上げた全力の力作をなろうに載せて大大大逆転する〜いまさら後悔してももう遅いぜ〜


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パーフェクトプラネット

誤字が多すぎる!

もし見つけたら本当に教えて欲しい

俺たちは雷王からドロップした最高レアリティである黄金無敵宝箱を前にして既に30分ほど苦戦していた、この宝箱鍵がかかっているのだ。

「面倒、壊したい」

「ダメだよ〜、報酬が減っちゃうんだから」


テンインがピッキングを行いながら言う、なにせこのゲームの中で上位の価値を持つ宝箱だけあってそこそこのピッキングスキルを持っているテンインにとっても難しい作業らしい。

「おっ!今カチって言ったな!開いたのかテンイン?」

「正解!さあ開いたよ〜!」


中から高いレアリティを持った様々なアイテムが飛び出していく。

「すごいぞ!雷関連の装備に…カード?とか本とか紙とか…?え?なんだこれ、レアなキャベツ??と避雷針……?」

「カードはあれでしょ?カードゲームに使うやつ、なんだっけ?パープラ…?」

「パーフェクトプラネットモンスターズ」

拳が正式名称を教えてくれた、なんか一応結構遊べるカードゲームらしい。


「それそれ!あのカードってこういうところでも手に入るんだよね!」

「ふうん…じゃあこの紙とかは?」

「紙は…『創造の記録の断片』神聖魔法を習得するために必要なアイテム、本はストーリーが書いてあるやつ」

拳が解説を入れてくれる、神聖魔法と言えばそれを使う人間に心当たりがあるな。


「じゃあこの紙は貰ってもいいか?」

「いい、というか私は剥製があれば他に欲しいものはない」

「ブレないわね…じゃあ私はその本とキャベツと避雷針を貰っていいかな?」

「なんでそんなヘンテコアイテムを…?」

「全部高く売れるやつだよ?ストーリー本とか家具アイテムとか集めてる人は結構お金出すしね」


そういうもんか…?というかこの避雷針は飾りなのか、まあそういうことなら遠慮なく他は貰っていくが、さっそく手に入れた防具を装備していく。

「事故が防げていいね、せっかく人間になれたんだし」

「…?」


突然拳に言われたことに首を傾げてしまう、どういうことだろうか、とイマイチピンと来ていないのを察してか補足をくれた。

「防具越しに触れれば変身しないから、私たちを乗せて飛んだ時もそうだった」

「あれ?ほんと、触っても変身しないね」


テンインが装備を着た俺に手で触って確かめる、確かに拳は全身甲冑だしテンインは一応防具判定のアイテムを全身に来ていてあまり露出がない、だから2人を載せて飛んだ時も変身することは無かったのだろう。

「じゃあ全身を覆うように防具を着た方がいいじゃん!ほらムラビト!これとかあげるよ!」


そういってテンインが次々にアイテムを渡してくる、それらを装備することで何とか全身を覆うことに成功したのだが……

「なにこれ?金魚鉢?これ家具アイテムだろ?」

「装備できる家具アイテムだよ、頭に付けられる」

「は?え?なんで?もっと色々あるだろ」

「でも頭を覆ったらせっかくのおもしろ鳥頭が台無しじゃん!大丈夫だよ生き物の頭がモチーフの装備なんて沢山あるんだから鳥頭でも違和感ないよ!」


熱烈な説得により頭に金魚鉢を被ることになってしまった、惚れた弱みである。

とほほ〜…

「それじゃ今日は解散しようか、帰り道飛び降りしかないっぽいし」


とテンインが提案する、拳も異論は無いようだ。

「じゃあそうするか、また何かあったらよろしくな、拳」

「さよなら」


そういって俺たち3人は飛び降りた。

さながら絶叫体験、パラシュート無しのスカイダイビングだ、地上まではそこそこの時間がかかったが地面に激突してアホみたいな落下ダメージで体力が0になる、そうなるとキャラクターは自分が拠点にしている場所に瞬間移動するのだ、その代償に一定時間ステータスに強烈な下降補正が付き戦えなくなるため、その日の冒険が終わった時に自決して帰宅という方法がたびたび取られる、俺とテンインは自宅へと飛ばされる、リスポーン直前に着地して歩いて帰ろうとする拳を見たが幻覚だと信じたい。




家に帰った俺はテンインとひとしきりイチャイチャした後ふたりで眠りについた、その日の夜に事は起きた、真夜中だと言うのに戸を叩く音に目を覚まされ俺とテンインは外に出る。

「こんな夜中に一体誰〜?」

「そうだぞ、明日にしろ…え?え…?ええ?!?お前!?カジヤ!生きてたのかよ!?」


外にいたのはカジヤ、俺たちの村の仲間であり以前バグを起こして消滅させられた男だ、俺の良き友人でもあった。


「死んでないし完全復活!なんかおもろいからって見逃してもらったわ、ていうかバグったNPCって修正されたら別の場所で再利用されるだけらしいぜ」

「んいや急展開だな!じゃあ俺も大丈夫じゃねえか!」


無駄にビビらせやがって、俺はいつ消えるのかとか思ってたぜ、バカかよ。

「何はともあれ!嬉しいことじゃない!カジヤがいなくなってムラビトなんて一日中泣いてたんだから!」

「そんなには泣いてない!」

「ハハハ、でなんでお前そんな終わってるファッションしてんの?鳥頭に金魚鉢て、どうやってそれで寝てんだよ」

「ああ、俺もバグってな、この鳥頭は本物だ、体が触れた生き物の部位になっちゃうバグでな」

「なに!?俺様のバグよりインパクトでかいじゃねえか!?」


カジヤのバグとはいわゆる壁抜けバグである、これで遊んでたらうっかり見つけたデバッグルームに入り込んで、そのせいでバグが発覚してそれが原因でカジヤは消されたんだよな…思い出すだけでゾッとしない体験だった、そこでは大量の社員が箱詰めになってPCをカタカタやっていた、ゲーム内なんだからでかい空間でも個室でも作りゃいいのに、「ヒャッハァ!新要素実装!」

「バグ削除!削除!削除!削除!サクジョォ!!!上司ィ!私は仰せの通りに!」「ケトル落ちた〜」

「ふざけんな!?こいつ!ホコ持てやあ!」とこんな調子だったのである、俺とカジヤは2人とも引いちゃった、こわかった。


「ていうか忘れてたわ、お前らタイチョウが呼んでるぜ、お前らってか村民全員だけど」

「タイチョウが?なら納得か、この非常識な時間感覚もな」

「迷惑極まりないよお…」


俺たちは村の中心の広場に集められた、タイチョウはまだ来ていないようで、みんなは思い思いに会話をしている、今ちょうどイシャがカジヤに詰め寄っているところだ。


「なぜ帰ってきて私には報告がないんだ、悲しかったんだぞ」

「喧嘩してたから気まずかったしさあ、そういう風に悲しがってるって知らなかったんだよ、俺様のこと鬱陶しがってたじゃねえかよ」

「だからといっていなくなって良いと思っていたわけないだろう?むしろ私がそんな人間であると思われたことについても心外だ!謝罪しろお!」

「ごめんてえ」


なんか楽しそうである、カジヤが戻って本当に良かった、彼が消えて一日中泣いてたのはむしろイシャの方だったんだから。


「楽しんでるところ悪いが、全員注目だ、お前らの村長からお話だぞ〜」


タイチョウが現れた、少年の姿をしているにもかかわらず村長の役割を与えられている、なんとも適当なキャスティングである、この村ほんとにさあ。


「管理がだるくなったからこの村捨てるわ、お前ら全員追放な?で拠点無い時死んだらゲームから消滅だから早めに次の拠点見つけろよな、はいかいさ〜ん、乙」


そう言うとタイチョウはてくてく歩いていった、1秒後に村が消えた、もう跡形もない、全て幻覚だったかのように消えている、あーもうめちゃくちゃだよ。


「ウソでしょ!?私たち消えちゃうかもしれないってこと!?」

「勘弁してくれよ、俺様また消滅するのはごめんだぜ!なんちゃってなあ!」

「次消える時は私もついていくぞ」

これマジか、テンインだけはプレイヤーだからべつに消滅の危機ではないのだが、徹底している、NPCに囲まれてNPCの演技をするのは馬鹿らしくならないのだろうか、というかイシャは情緒がおかしくなっているかもしれない、こいつ大丈夫だろうか。


「どーしよー」

俺は考えるのをやめた。

【ムラビトの装備】

『金魚鉢』家具アイテムだが装備もできる、水中での短時間の呼吸が可能になる

『思い出マフラー』2人でデートダンジョンを突破すると貰えるやつ、昔テンインと行った時に手に入れたやつ(思い出シリーズ装備)

『雷神ケープ』黒に稲妻模様のかっこいいケープ、自信の雷属性の攻撃が強化される、(雷神シリーズ装備)

『軍手』テンインに渡された軍手、実は強化の余地が非常に多くカスタマイズ次第で普通に拳闘士達のガチ武器になり得る、しかし強化失敗で破壊されるリスクから大量の軍手をかき集めて強化し続ける軍手ガチャが横行、1部ではこのゲームのエンドコンテンツと化している。

『七分竹ズボン』しちぶたけずぼん、7分で育つ竹の繊維で作られている、着物チックでかっけえ、しっかり十部丈

【テンインの装備】

『門番の槍』NPCが持っている槍、強化されて爆破属性が付与されている、門番をキルする以外に手に入れる方法が無いはずだが…?

『NPCなりきりセット(店員)』これ一つで全身NPCになり切れるドッキリアイテム、性能はお察し

【拳の装備】

『クロガネフルヘルム』防御力が高く全ての状態異常耐性が上昇する、代償に常に弱視が付与される上スキルが使用不可になる。(邪悪クロガネシリーズ装備)

『クロガネフルプレート』防御力が高く物理耐性も高い、代償に衰弱が付与される上全ての属性に対する耐性が-100に固定される(邪悪クロガネシリーズ装備)

『クロガネガントレット』攻撃スキルの効果が上昇するが、代償に常に火傷が付与される上自身が受ける全ての攻撃がクリティカルヒットとなる上、防御力を0として扱い物理耐性を全て貫通される(邪悪クロガネシリーズ装備)

『クロガネレギンス』防御力が高く属性耐性も高い、代償に常に出血状態を付与される上属性付きの近接攻撃を行えず、物理攻撃した時自分も同じダメージを受ける(邪悪クロガネシリーズ装備)

『クロガネブーツ』防御力が高く、攻撃力に大きく上昇補正がある、代償に常に毒状態を付与され全ての状態異常の耐性が-100に固定される(邪悪クロガネシリーズ)

『ギロチンチョーカー』常に酸欠を付与される上魔術の詠唱速度が半分になる。呪いの装備のため外せない

【装備シリーズ】

『邪悪クロガネシリーズ』呪われていて1度装備すると脱げない、また特別な呪いのため普通の方法で解呪出来ない、イベント『怨念鍛冶場』によって手に入る装備シリーズ、特定のイベントで別の装備になることができる、シリーズで揃えると揃えた数に応じて防御力と攻撃力が上昇するが最大体力が装備1つにつき13%減少する。



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