敵アジト 潜入
教団本部に乗り込むぞ!
魔法の道具を全部持っていかれたから何も出来ないけど。私には頼りにならない仲間達がいる。
ダメだね、こりゃダメだ。チートな魔法もないし、頼りにならない仲間って。どうやって取り返すんだ。まあ、魔法に頼ってないから魔法が使えなくなっても良いけど、悪い事に使われるのは心が痛む。
アジトはわかってもさ、一体どうしろって。
ハッカーのシン君。なんかやれる?防御システムにハッキングしてシステムダウンとか?出来る訳ないか!使えないわね。アニメオタクはどう?なんか解決策思いつかないの?ダメだよね。私達は烏合の集だね。
仕方ないから軍事オタクのカイ君と喧嘩の強いアキラ君よろしくね。静かに潜入するよ。
3人がブルートゥースを耳につけてCCDカメラでドアの向こうを映す。誰もいない事を確認しながら奥へ進む。
どうやら二階の部屋の様だね。
二階の廊下にふたりの見張りがいるぞ!どうする。ダンボールに隠れるか?私は、ゲームでやった様にノックした。近づいて来たよ。
「アキラ君、カイ君頼んだよ」
相手がの足が見えた。アキラ君がガバって引っ張り込みカイ君がトドメの電撃、スタンガンで気絶させた。
もう一人もやって来た。素早いアキラ君が押さえ込みカイ君がまたもやスタンガン。結構強力らしい電撃に簡単に制圧出来た。
「D地区、クリア!」
私は偉そうに報告する。
次は目的の部屋だね。どうやって潜入しようかな。電気を消して入るとか?やってみるか!
「カズ君。ブレーカー落とせる?」
「ラジャー」
返事だけは良いけど、大丈夫かなぁ?
よし、灯りが消えた!潜入だ。ヤバイ!忘れてた。
私達も暗くて見えない。
「手を挙げろ!」
相手は本物の拳銃を持っていた。出て来る弾はBB弾じゃなくて本物の鉛弾なんだろう。
「まさか、ここまで追って来るとは思わなかったわ。よくわかったわね。でも、ここでジ・エンドね」
女神がすごく悪い顔してるよ。
「あなたの目的はなに?良い事に使うんだったら譲ってもいいけど。私は魔法なんてそれほど必要ないから」
「それは言えないの。でも、貴女達終わっているのよ。この魔法のスティックさえあれば私の思うがままよ」
あれか。あのスティックさえ取り戻せれば?
『カン、カン、カン、カン』
なんだ踏み切りの音だ。鉄ちゃんか?
大音量のブザー音と共に眩しいライトに照らされる。
『新宿、新宿…白線までお下がり下さい』って
鉄ちゃんって、いつでも何処でもマイペースだ。
敵はみんなすごく驚いてるよ。そりゃそうだよね。鉄ちゃんを知ってる私だって驚いたもん。
私は、女神からスティックを奪ってすぐに時間を止めた。
時間の止まった世界。動けるのは私だけだ。
私は敵の銃を取り上げてカイ君とアキラ君に持たせる。
女神の着ていた魔法コスとブーツを脱がせて私が着こむ。下着姿か?まあいいや。時間を戻してっと
「きゃあ!」
敵の男達は、下着姿の女神を見てる。カイ君とアキラ君も見てる。私はふたりの足を踏みながらもう一度時間を止めた。
「何処を見てるのかな!撤収だよ」
「どうする?」
「私がみんなを逃がすから、時間を稼いで」
私は何度か時間を止めながら瞬間移動。最後にカイ君とアキラ君を連れてアジトを後にした。
なんとか、魔法道具は取り返したけどこの後どうしよう。




