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日曜日は風邪をひいて寝込んでて更新できませんでした。すいません。学園編は明日更新します。

クロードの案内で中に入っていきます。玄関の扉を開けると一人の青年が階段を下ってきて居ました。


「兄さんおかえり。その人が兄さんの言ってたひと?」


「ええ、そうです。紹介しますね、弟のフォレスです」


「お初にお目にかかります、弟のフォレスと申します」


「レティアです。レティア·ヴェルンティース。よろしくお願いします」


「こちらこそ、そしてヴェルンティース子爵様とヴェルンティース夫人ですね。両親が応接室で待っていますから、ご案内します。兄さんはレティアさんのこと案内してあげなよ」


そう言ってフォレス君はお母様達を連れていきました。広間にはわたしとクロードだけが取り残されました。


「クロード、案内をお願いできますか?」


「はい、こちらへ」


邸をクロードに案内してもらいました。一階は使用人が住んでいるそうで二階を案内してもらいました。クロードフォレス君の部屋は近いようで扉にそれぞれの名前が彫ってありました。


「クロード部屋を見せてもらっても良いですか?」


「いいですよ、どうぞ。何も無い部屋ですけが」


クロードの部屋は少しクレンの部屋と似ていました。男の人の部屋というのは似てしまうものなのでしょうか。部屋には大きめの机とベット、クローゼット、それに剣や鎧を立て掛けておく台も置いてありました。


[あまり物は置いていないのですね]


「いつもは城の方に居てこちらにはほとんど戻ってこないので、あまり物は置いていないのです」


「そうなのですか」


「後で城の方に荷物を取りに行かないと行けませんからその時見に来ますか?」


「良いのですか?私が城に入っても」


「はい、皆にレティアを紹介したいですから」


「そうですねちゃんと挨拶しに行かないといけませんね。行った時は荷物を整理するのを手伝えると思いますからなんでも言ってください」


「いえ、クロードの妻になるのですからこれくらいは…」


自分で喋っていて恥ずかしいですね。顔が赤くないといいのですが。


「レティア、少し顔が赤いようですがどうかしましたか?」


どうやら顔は赤くなっているようで、しかもクロードに見られてしまいました。落ち着かなければ。


「いえ、その大丈夫です」


「本当ですか?」


クロードはそう言って顔を近づけてきました。そんなに顔を近づけられると恥ずかしいです。これはさらに顔が赤くなったような…


「可愛いですよ、レティア」


確信犯ですか!私が恥ずかしいのを知っていて。というか唐突に可愛いとか言われると動悸が!落ち着くに落ち着けませんどうすれば、とりあえずクロードから離れましょう。


「クロード、その…近いです」


「嫌…でしたか?」


「いえ、嫌ではないのです。ただ近ずきて少し離れて欲しいのです」


「分かりました」


クロードが私から離れてくれたので、精神を落ち着かせます。


「この後どうしましょうか。案内はして貰えましたし」


クロードの部屋に来る前に書庫や応接室で食堂などに案内してもらいここが最後でした。


「まだ話は終わってないようですからお茶でもしましょうか」


クロードの提案でお茶をすることになりました。クロードは近くに居た使用人にお茶の準備をするように言いつけると部屋に案内してくれました。


「ここからは庭がよく見えるんです」


「綺麗ですね」


街中にある邸ですが、庭には多種類の花や木が植えられて居てここだけが違う空間のようです。

使用人が紅茶と茶菓子をテーブルに置いて部屋を出ていきました。


「クロード、お城に行って私のことを紹介すると言っていましたが誰に紹介するおつもりなのですか?」


「騎士団数名とアルセリーナ様には改めて紹介しないといけませんね」


「そうですか、騎士団はどうなさるのですか、やはり辞めてしまうのですか?」


「はい、レティアの近くに居たいですし。レクサリア王国に行くのでこの国の騎士で居ることは出来ませんから」


「では仕事はなにかするのですか?私が働いているのでクロードが必ず働かなくていいけない、と言う訳では無いですが」


「いえ、何かしら仕事はしたいと考えていますよ。出来れば王都の仕事がいいですが」


「クロードは私の近くに居るのですよね」


「はい、そのつもりですよ」


「では、家を探さないといけませんね、二人で住める家を」


「そうですね、確かに家は必要です」


「王都に戻ったら探してみましょう」


コンコンと扉がノックされフォレス君が入ってきました。


「兄さん、入るよ。話が終わったから、応接室に来て欲しいって」


「分かった、レティア行きましょう」


「はい」


応接室に入ると私の両親とクロードの両親が仲良く話していました。


「あなたがレティアさんね。いい人そうだわよろしくね」


「はい、よろしくお願いします」


「クロード、いい方を選んだわね」


「レティアさん今日は泊まって行かないかしら?クロードも泊まったと聞いたしどうかしら」


「はい、問題ありません」


「じゃあ今日の夕食は豪華にしないとね」


今日はクロードの家に泊まることになるようです

誤字脱字等ありましたしらコメントや感想お願いします。

次回は王城に行くことになると思います

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