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どうにかここまで持ってこれました。もしかしたら今週中にもう一話かけるかも知れません。

「レティア近衛騎士団の準備は終わったぞ。荷物も馬車に運んである」


「わかりました、リーアはセレスティーナ達とティア様を馬車までお願いします。私は第一騎士団の方々を呼びに行ってきます」


「馬車は正門に止めてあるぞ」


「はい」


 リーアにティア様達のことを頼み、私は第一騎士団の方々を呼びに行きました。


「レイエス様ちょうどいい所に、騎士団の方々に伝えてほしいことがあります」


「レティアさん、俺たちに伝えたいことってなんですか?」


「少し早いですが準備が終わったので出発したいと考えています

 。なので他の方々にもこのことを伝えていただけませんか?」


「了解しました。レティアさん出来れば団長にも伝えてくれませんか。たぶん馬舎の方にいるのでお願いします」


 そう言い残してレイエス様は走り去っていきました。クロード様に伝えるのはレイエス様の仕事だと思うのですが頼まれてしまったものは仕方ありません。


「クロード様」


「レティア嬢、出発の準備が出来ましたか?」


「ええ、その事で来ました。馬車は正門前に止めてあります」


「わかりました、すぐ騎士団を正門前に集めます」


「お願いします。先程レイエス様に会って同じことを伝えてあります」


「レイエスにですか。わかりましたレイエスが先に伝えているなら直ぐに動けるでしょう。正門前でお会いしましょう」


 私も正門前に急がないといけませんね。ティア様達を待たせているでしょうから。


「レティア来たか。第一騎士団の方はどうだ」


「すぐに来るはずですよ。ほら噂をすれば……」


 後ろを向くと一分隊程の人数がいました


「お待たせしました。いつでも出発できます」


「それでは出発しましょう。クロード様道案内お願いします」


「おまかせください。それでは全員馬車に乗ったら出発しましょう」

「リーア移動中お願いしますね。私は馬車の中にいるので」


「任せておけ、と言いたいところだがあんな事があったのだ、自信を持って言う事はできない。だがそれでもやれるだけのことを全力でやろう」


「私やティア様はリーアのことを信じています。自信を持ってください。それでは馬車に乗りますね。リーア後はお願いします」


「ああ、まかせておけ!近衛騎士団隊列を組め!出発するぞ!」


 リーアが自信を取り戻したようで鋭い声を上げ馬車を出発させました。


「ねぇレティア、これから向かう街はどんな所なの?」


「ジェンキンズという街です。エルガンと同じような商業都市と聞いています。今日はジェンキンズの高級宿に泊まります」


「そうなのじゃあ!」


「街を見みてたい、ですか?」


「うん!」


「そうですね…ジェンキンズではなくルビィクトではではダメですか?その方がリーア達も護衛に着きやすいですから。ティア様お忍びで行きたいのですよね?」


「そうよ!でもどうしてわかったの?私誰にも言ってないのに」


「勘ですよ。ひとまずジェンキンズに着いたらクロード様に話をしなくてはいけませんね」


 お忍びデートとかロマンチックですし、クロード様に相談してみましょう。


「レティア前から聞こうと思っていたのですけど、どうしてフェルミナ騎士団長を名前で呼んでいるのです?」


「それは直接クロードと呼んでほしいと言われて、呼び捨てなど出来ませんから様を付けて呼んでいるのですが」


「普通会って一日たらずで名前で呼び合うなど有り得ませんのよ?」


「その最初はクロード様がヴェルティース嬢と呼んできて、私が皆にレティアと呼ばれているからレティアでいいと言ったんです。そしたらクロード様が…」


「はぁ…まさかレティアからだとは思いませんでしたわ」

「何がですか?」

「しかも自覚が無いときましたわ。これはある意味重症ですわね。ティア様レティアのように知識をつけるのは構いませんが、レティアのような鈍感にはなってはいけませんよ?」


「えっと…わかったわ?」


「セレスティーナ酷いです、私は鈍感ではないですよ。ちゃんと人の気持ちは人並みにわかります」


「確かに学園では普通でしたね。でもこと恋愛に関しては違うようですわね。フェルミナ騎士団長もフェルミナ騎士団長ですわ。そのまま名前で呼んで貰うなんて。やはりフェルミナ騎士団長はレティアのことが……」


「セレスティーナなぜ恋愛になるのですか、それに私とクロード様は仕事上の付き合いしかありませんよ。確かに薬持ってきてくれたりと優しい方ですけが」


「レティアなんの薬を貰ったの?」


「傷跡が薄くなるからと塗り薬を」


「仕事上の付き合いだけでそこまで行きませんよ普通。これは確定ですわね」


「何が確定なのですか?」


「こちらの話ですわ。さて話をしている間にジェンキンズに着きますわよ」


 確かにジェンキンズに着きますね。それにしてもセレスティーナは何が言いたかったんでしょうか。恋愛がどうとか言ってましたけどどこに恋愛の要素があるんでしょうか。恋愛はティア様が学園に入学してからですし、こればかりは私にもわかりませんね。さて降りる準備を致しましょうか。

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