表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/77

第68話 VR世界大戦part2



そこから雪崩れ込んでくる紅軍。


抜けたところは右端だったため、守りやすくはあった。だが、、、殺人に特化した紅軍の精鋭達に、スライム王国軍は次第に押されていった。そしてそれは、紅軍、王国軍双方のリーダーにも伝えられた。


蒼真側は魔王軍に出していたスライムを回収し、スランドによる戦車に乗り、前線へと繰り出す。


対して紅側は静観していたわけではなく、作りに作った人形を右・・・ではなく左端に出していく。まぁこっちからみたら右なのだが、この際置いておこう。

両端から攻めていこうとしたのだ。とはいえ、ここは平原。壁があるわけでは無い。単なる人数勝負なのだ。それぞれが戦い、負けると後ろにいた人が出て、、、左端でも右端でもプレイヤーの横から攻めるのは人が足りなかったのだ。


それが━━━覆される。







「チッ!状況は!?」


〈良くないです。右端から雪崩れ込んだ敵軍に苦戦しております。とはいえ、誰も加勢に参加出来ないため、劣勢です。〉


「分かった。敵が右端から攻めるのなら━━━俺は左端だ!!」


〈分かりました。それでは!〉


そう言い残すと、音速で駆け抜ける!!







「全く。後先考えないなぁ。右端抜かれたらアウトじゃん。てか大将が自ら出るなってのに。」


王国軍No.2神代舞花が右端へ向かった。

魔王軍は壊滅状態まで追い詰めたため、追撃や本拠である館を落としはしないだろう。




紅軍VS王国軍の中心にて。


「《奇襲のスライム》。お前を許さないぞ!セリを寄越せ!!!」


「私が?何なのだ?」


気配を消し、後ろにいた多良見瀬里。

驚いたが、すぐに顔が真剣に戻った。流石は風の国君主である《漆黒の軍勢》。そいつが!今、多良見瀬里と━━━戦う!!!!



多良見がまず氷によるバトルフィールドを作る。これで多良見は好きなときに敵の足を取れる。そう思っていたのだが、


(そう簡単にはいかないのだ・・・)


敵は炎系統死霊を召喚し、氷のフィールドを蒸発させた。むしろ、多良見の方が圧倒的に戦力として負けてるのだ。


次に頭上に氷を作りまくる。もはやお馴染み、瀬里の得意技《氷銃弾》である。

用意が出来るまで《漆黒の軍勢》は静観した。なめている・・・わけではなく、隙だらけの多良見だが、本当に隙だらけすぎて罠に見えるのだ。実際多良見は逃げられるように多良見の回りに氷を張っていたし。



「食らうのだ!《氷銃弾》掃射!」


風の魔法を操り、狙ったところに打ち続ける。弾は隙をさらした時間に見合うだけ大量にある。


だが、所詮氷である。《漆黒の軍勢》は避けようともせず、全てを、炎系統死霊、《フレイムゴースト》により、水にかえ、土系統死霊の《サンドゴースト》により吸収した。




だが、無傷になることは百も承知。多良見は頭が回るのだ。これはただの陽動、本命は━━━《氷爆》!!!!


「んなっ!?チッ!死霊召喚 《ドラゴンゾンビ》!!」


超巨大な氷がドラゴンゾンビの中にめり込まれていく。直後、爆発しドラゴンゾンビは跡形もなく消え去った


「これでも無傷なのか!?すごいのだ!」


「魔力は大量に減らされたがな!反撃だ!大量召喚!《ポイズンスケルトン》×200!!」


触れるとそれだけで猛毒になってしまう凶悪の死霊なのだが、、、


「焼き尽くすのだ!《大地滅却》!」


大地ごと燃やし尽くしたのだ。たかだかスケルトンごときに塵も残るわけが無い。


「そっちも十分凄いわ!召喚《究極魔導師(リッチー)》《死神(リーパー)》」


「物理に魔法!?」


なぜこんなに驚いているのか。物理には物理が効く。魔法には魔法が効く。例外もあるが効果が一番発揮されるのは同じ分類の時なのだ。この場合魔法攻撃をすればリッチーに阻まれ、物理攻撃(魔法剣や氷)はリーパーに阻まれる。2つとも超上位死霊のため、生半可な攻撃などダメージにすらならないのだ。


「どうしたんだ?手切れか?」


「くっ、、、我が魔力全てを贄にこの世に起こる全ての事象に介入する!《落雷》!《地震》!《竜巻》!!!」


多良見は全ての魔力を失ってしまった代わりに・・・


「ぐはっ!?右腕が!消えてる!?」


敵の右腕を消失させたのだ。時間がたてば治るが、この戦闘中に治る程甘くない


「でもセリはもう魔力がないのだろう?とっとと諦めなよ」


痛みを少し感じる右腕の付け根を押さえながら言ってくる。・・・が、


「諦めるわけがないのだ!多良見家流剣術!刀剣!」


「ジョブでもないのにまだ戦うか。・・・てか今どこから剣出した?」


「え?あぁ。折り畳み式なのだ。」


「剣が折り畳み式って、、、まぁいい。召喚!《デスナイト》!!」


最強の魔法使いと死んだ騎士、2人の剣士が今向かい合う!!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ