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第59話 多良見奪還物語




「・・・マイとか言ったね?なぜそのよーなことを言うのかい?僕がさらったとでも?」


「直接的ではないけどセリの事を手に入れている事は今分かった。」


「・・・しょうがない。よーく見抜いたと言っておこうか、」


君主は立って神代に向かって歩くが、ただ歩いてるだけじゃなくスキル威圧を使用している。普通なら気絶、普通じゃなくても恐怖に陥るだろう、だか、、、


「じゃ、どこにいるか教えて。」


神代には効かない。

一瞬驚いた顔を見せるが、すぐにまた真面目(?)な顔になる。


「僕がそんなに簡単に教えよーとするとでも?」


「ならば、力ずくでと?」


「いやいや、流石に100%勝てる試合しかしたくないし。」


戦力差からして、 99%以上勝てるのだが先程の事とかがあり勝てる自信は無くなっているのだ。それを見抜けない神代ではない


「怖いならそう言えばいい。こんなに戦力差あるのに君には勝てる自信がありません!って。」


「バカにするのも大概にしなね?温厚な僕でもキレることはあるんだから。」


「私もキレるかもしれないんだけど?」


「僕を殺したら、君はセリちゃんの場所は分からなくなっちゃうね、」


「・・・ここにセリがいると見抜けたのは気配と勘。一生懸かってでも探し尽くすよ、そして見つける。」


「君の熱意には惚れ惚れするね。まぁ、見つけられるなら見てからのお楽しみとして・・・ね?」


ここまでやられて察せない者は鈍感の烙印を押されるだろう。とはいえ、神代はここに多良見がいると分かってからその可能性は懸念していたため、激昂したりはしない。その反応にイライラしたのか


「セリちゃんはねぇ、僕のぉ、側室なんだぁ。」


と衝撃なことを言い始めてくる。それでも無反応、無表情。


「3日経ってんのになんで探さなかったのかなぁ。まぁ洗脳がよーやく終わったんだけどね、今さっき。残念、少ぉし遅かったかなぁ」


「━━━ッッ!?」


「そうそう、その反応が見たいんだよ。その絶望に直面した顔ぉ!!たまらないねぇぇ!!!」


「━━━キャラ崩壊してるぞ。」


「元からこんなんだよぉぉぉ!!!僕のぉぉぉ!!!家臣はぁぁぁ!!皆ぁぁぁ死霊だからぁぁぁ!!!見捨てたりしないぃぃぃ!!!良い子達なんだよぉぉぉ!!!」


「つまり?自分の愛人には自分以外を好かないように洗脳すると?」


「違うんだぁぁぁなぁ!自分以外を他人以外として見られないようにするんだぁぁぁよぉ!死霊はたくさんの種類があるからぁぁぁねぇ!」


言いたいことは死霊の中には洗脳する死霊もいる。ってこと、

だが、こいつには一つ抜けがあった。大事な家臣を救うためにいくら信頼しているからとはいえこんなに時間が経っても蒼真が連絡を寄越さないわけを━━━


「っとまぁ!茶番はここまでにしてぇぇぇぇ!!!」

「セリをつれてくる?」


「よぉく分かったぁぁぁねぇ!」


すると足がなん本もある、ムカデみたいな死霊が現れる。スライムに指示を出してる時の蒼真の顔に似ていたため死霊に指示を出したのだろうと推測できた。

推測を肯定するかのように君主の目がこちらに向きニヤリと笑った






○数分後






「じゃぁぁぁん!!!これが完成したセリちゃんでぇす!!!」


ニヤニヤ笑いながら見せてくる君主にこの国は敵だ。と確信しながらこちらも笑い返す、あ、あと卓也(ナルシスト)この国にいるはずだから助言だけはしてあげよう、、、こちらに攻め込んでくるハーレムナルシストとか想像するだけで最悪だ。城門前でいちゃつかれそう


「んじゃぁ、種明かしといきますか!蒼真!」


「よっっと。わりぃわりぃ遅くなっちゃった。」


「間に合ったから大丈夫大丈夫!」


「間に合ったぁぁぁ!?もう洗脳済みだぁぁぁよぉ!」


「ゲーム機を通して実際の脳に介入したんだろ?なら簡単だ。って言おうとと思ってたんだけど、その必要ないか。」


「はいぃぃぃ??家臣が脱け殻になって混乱してるぅぅぅ!?」


「そのセリちゃんは上げるよ。その代わり多良見瀬里は返してもらうよ」


それだけ言うとスランドに乗り込む。

━━━これで分かっただろう。スランドはスライム王国にいたはずなのだし


実は神代は『多良見がとらわれている。風の国だ。』を『t』を打つだけで文字変換できるよう、学習させておいたのだ。


つまり、チャットを見ずに打てるためいじってるように見えないのだ。

まぁ、少し目を離した隙に一度確認してから打ったけど。それでも2、3秒じゃ怪しまれない


その知らせを受け取ったスライム王国の方の君主が一般人を一度下ろしてスライムガードを付けながらスランドの最高の走りで来たのだ。音速の5倍くらいだと体感速度では思う。

そして時間を神代が稼いでいる間にスライムの捜索による多良見探しが始まり、見つかったところにスラマンを多良見に擬態させて置いておいたのだ。





で、今スラマンを自慢げに持ってきて、ニヤニヤ顔のまんま固まった風の方の君主に『さよなら』とだけ告げ、風のように去っていった。多良見を奪還して
















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