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Ep04:一人の夜は?

そろそろ1日が終わろうとしている。

夕日が地平線の向こうに沈みかけ、逢魔ヶ時ともいえる夕暮れ時だ。


「さて、キャンプセットでも使おうかな?」


クリエイションで豪華に建造物とかも作れるだろうが、今日の俺のMPは残念な事にそろそろカラッポだ。

表示ディスプレイ』で確認したので間違いない。

ちなみに、MP1消費で簡単な道具……長い棒や竹とんぼもどき、リュックや食料、キャンプセットなどが作成可能だった。

どのレベルまでMP1消費で済むのかわからない。

何せ、家一軒(例:埼玉在住の超幼稚園児の家)を建てようとした際、消費MP300とか出たのだから。


「まぁ、テントは嫌いじゃないし、飽きるまではコレですごすかな?」


高校時代の部活の杵柄と言うべきか、割とすんなりとテントを設置し終わり、次いでコンロセットを準備し、食事を作り始める。


「始めのうちに食料と水、それに調理器具とか『創造クリエイション』しておいてよかったな」


食料自体はレトルトの茹でるだけの物とスープのみだが、それでも十分に腹は膨れた。

レトルトはバランスが悪い、とよく言われるが俺としてはそこの当たりはどうでもいい。

取り合えず、美味けりゃおーけぃなのだ。


「『表示ディスプレイ』の機能、追加とか出来ないかな?」


主に、地図の達成率とか……。

目標を設定したのは良いけど、目に見えてどのぐらい、と言うのが無いとモチベーションが、なぁ。

まぁ、そこはガンバリマショウって所か。


「それに、一人で過ごすのは流石にちょっと……寂しいな」


良い歳をしてあれだが、俺は割りと寂しがりなのだ。

一人でもある程度は良いが、やっぱ仲間が居なけりゃつまらない。


「せめて、話し相手が欲しいなぁ」


切実、と言うわけでもないが、いつか精神的にやばい気がするなぁ……。

どっかで某未来の青狸型ロボットもどきを作るのもアリかな?


でも、青狸も良いけどもっと可愛いのもアリだよな、妖精っぽいのとか。

悩ましい。


適当に食事が済んだ所で、片付けをしてお茶を飲みながら夜空を見上げる。


「ほわぁ……凄いな、故郷じゃ見れないほど星がいっぱいだ」


思わず感嘆してしまうほどに美しい綺麗な星の海。

何んとも言い難い感動が胸を打つ。


「この光景、みんなにも見せたかったなぁ」




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