後書き
初めての投稿なので、色々とおかしいところもあるとは思いますが、どうか笑って許してやってください。
この小説は勇者を魔王にするためだけに書いた小説です。どう見てもバッドエンドです。彼も姫も一応善人ですが、善人ゆえに歪んだ主人公の気持ちが分からず、結果主人公の気持ちを踏みにじるような形となってしまい、あのエンドです。
主人公は彼のことを光だと言っていましたが、主人公を本当の意味で愛してくれた人が彼が初めてだったので惚れただけです。手を差し伸べてくれるなら性格とか人柄とかどうでもよかった。彼が主人公を愛してくれないなら、どうでもいい存在になってしまうのです。あっそう、それならいいや的な感じで、主人公が躊躇なく首を刎ねられたのはそういうわけです。人生最高の瞬間に、何も分からないまま一撃で終わらせたのが主人公のせめともの優しさ(?)です。
小説内では世界観の説明なので一切しませんでした。そういう世界観の説明完全に駄文ですので。
ちょっと世界観を知りたいという方だけ、下の設定をお読みください。数分で考えた適当な設定なので深くは考えないでください。
世界観…典型的な剣と魔法の世界。人間がいて、魔物がいて、魔族がいる。亜人や竜も大陸に存在している。
加護…大なり小なり、この世界の人間は生まれた時から加護を持っている。主人公が作中で使っている心を読む加護は生まれた時から持っていたもの。勇者として貰った加護は魔力増大や、成長増進など努力すればチートになれる加護。
魔族…力こそ正義。勝てば官軍。生き残ったもん勝ち。種族として劣っている人間を見下していて、世界の覇者となることを望んでいる。勇者一行に魔族の強者はほとんど滅ぼされていたので、主人公が魔王にならなかったら絶滅してたかもしれない。
魔王…作中に役職名しか出て来ない人。魔族の中で一番強かった。だけど自爆すらさせてもらえず滅多刺しにされたかわいそうな人。
旅の仲間…名前すら出て来ないかわいそうな人達。まともなセリフすらなかった。あの後、一応自分たちの故郷には帰れたらしい。金と女が大好きな筋肉戦士、皮肉屋銀縁眼鏡僧侶、女王様な巨乳魔法使い、ワンコ属性持ちショタ精霊使い。主人公の大切な旅の仲間だった。ちなみに主人公は無口な勇者兼盗賊。攻略すれば最強で献身的な嫁になります。ただ浮気は死亡フラグ。
故国…巻き添えで滅ぼされたかわいそうな国。むしろ作中では滅ぼすために存在していた。描写は少ないが、実は一番かわいそう。