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蒼黒の王と綴られた軌跡  作者: ユミエリ
第2章 それぞれの出会い
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第9話 真実と継承ー脱出⑨ーテラ視点

お久し振りです、更新したのでどうぞお読み下さい。不定期です。

ただ思うんだよな、こんな行動や勢いの強い仕草とか┄本物のライだと確信してしまう。


なされるがまま、揺すられていること数秒、俺の反応に満足したらしいライがピタッと揺らすのを止め、謝罪してくるものだから


ちょっと揺れる脳内をおさめる為に頭を押さえた。

そしてライを見れば┄ちょっぴり可愛く見える俺の目はどうにも壊れているらしくて


本当に女の子にしか見えず┄イチイチ仕草が可愛いなあ~とか小声で囁いてしまう。

ライが俺の呟きを聞いていたらしく、聞き返して首を傾げる仕草はトドメとばかりに、ヤバイと思えてギュッと咄嗟的に胸を抑えた。


もう┄なんなんだよ、今日のライは┄俺をキュン死させたいのかよ!


心の中でついブツブツと文句を言っていると、ライは┄何を思ったのか妙な事を口走り始めた。


「どうした? やっぱりケガとかしたのか? あっ、それとも┄あの変態に貞操を奪われていたとか⁉」

「あほ!」


俺が誰に貞操を奪われてるってことになるんだよ!

まったく妙な勘違いもライだなぁ~とか思って


ついおかしくて笑って言えば、ふと疑問符が浮かぶ

そう言えばライは┄何処に捕らわれ、今までどうしていたのだろうか? と


そう思いライを真っ直ぐに見ようと視線を向け、ケガしてないか確認しようとしたときに、カーッと顔が赤くなるはめになった。


何故ならぱ┄ライが近くにいて密着し、ちょっと離れれば服の胸あたりが斜めに僅か20㎝ぐらいに切れて、下着が捲れ肌が見える。


ここまでなら男であったなら気にもならないが、ライの胸には小さいながらも膨らみが見えたのだ。


太っていたなら脂肪と言えるし、笑えるが。明らかに┄それは女性特有のものだとわかる。


母さんが今後、女性というものはと性教育の授業などを何故か、必死に学ばされ、教えこまれた記憶がある。

何を思ってと疑問は感じるものの、教えてもらうにこしたことはなく、ただ女性は大事にせねばと思ったものだった。


そんなことを不意に思い出し、現実逃避していたら、ジッと視線を感じ、ついライの顔を見ると近くにあって「近い!」と一歩後退してしまう。

するとライが怪訝な表情をし、余計に詰め寄り文句を言われてしまった。


「別に┄近くても変じゃないだろう、ただのスキンシップじゃないか!」

「い、いや┄でも┄お前┄それはさすがに┄気になるんだが┄ライって女なのか?」


現実に引き戻されたから、もう確認したくなり出せば止まらなくなる。

目線を胸に当てて照れながらも勇気を出して伝えた。


ライは自身の胸元と俺が言った言葉に理解したのか、バッと胸を両手で隠し下を向いて┄酷く震えていた。


もしかしたら何か理由があって男の格好をして過ごしていたのだろうことは幼馴染みの俺なら理解できる。


別に男だろうと女だろうとライはライだ。

俺を騙すという理由で┄ここまでしないだろうし


ただ┄たまに一人で思い悩んでるような事があるのも。

いつか┄そのことも話してくれたらと思ったことはある。


きっとライならではの理由はあると


でも女だからって、俺から┄うんん、目の前からいなくなって欲しくないと思い、いまはいいと心に留め

ライの頭を優しく、ポンポンとしてやる。


なんかライが女だって自覚したら、ちょっと照れるが、ガンバレ┄俺!┄と気合いを入れて行動してみた。 


「┄ごめん┄何か理由があったんだろ、俺は別に女でも┄背中を守れる相棒はライだと思ってる。だから変なこと思うなって┄なっ。」


どうせ色々と悩む癖があるだからよ。


と含んで言ってやると、ライが一瞬だけ瞠目して顔を上げて


「┄ありがとう┄テラ┄」 


短く呟くなり凄く柔らかい、いままで見たことのないほどの笑顔を向けていた。

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