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八媛ばなし

 

秋の日。どこまでも突き抜けるような蒼天の空。

澄みきった空気。少しずつ色づく木々。

耳をすませば、聞こえてくる祭囃子。

二人のはじまりの物語。



~プロローグ~


一、提灯絵師の情景


部屋の出窓より差し込む光。ひときわ眩しく照らし出されたところから、うっすらと埃

の羽根がふわふわと幻想的に舞っている。

 十畳の畳部屋にシュッ、シュッと筆が舞う音と、紙が擦れる音が絶え間なく聞こえる。

 静寂の中、繰り返される音。

 独特な絵の具の匂い。

 数個あるぐい呑みの中には、ポスターカラーの絵の具が色とりどりと注がれている。

 それが花の色。葉の色。木々の色等になったりする。

 乱雑に筆を入れられたポスターカラーの空き缶。

 三人は集中し、懸命に仕事をしている。

 希穂が小学校の図画工作時間に使っていた黄色いバケツは今も使われている。色褪せてきているが筆をぬらす大事な商売道具だ。

 部屋の周りには、まだ描かれていない真っ白な提灯が乱雑に置かれている。絵という命を吹き込まれるのを待っている。

 描かれるのは、桔梗や菊、ススキ、蒲公英、藤、牡丹等々の花々。

ついに色とりどりの花を描かれた提灯は、彩られた面を仰向けされ、絵の具が乾くのを待っている。それが積み重なり、一つ仕上がるごとに、部屋のスペースがなくなっていく。しまいには足の踏み場もなくなってしまう。

 それでも黙々と作業をこなす三人。

 ずっと座り続けの仕事の為、必ず腰痛には悩まされる。職業病だ。

「うー」

 という呻き声とともに伸びをした為に起きる、ぽきっという骨の音。

 その後、静寂が続き仕事は続く。

 それから、ほどなく、

「お茶」

 父、浩志の一言で、静けさは破られた。

「お茶」

 と、母一恵が続く、

「・・・・・・・・」

 無言の圧に耐え、無視を決め込む希穂だったが、

「ああ、もうよか!」

 と、父が苛立ち立ち上がる。

「わかったって!もう!」

 と、希穂は台所へと向かった。

 その後ろ姿を見ながら、

「勝った!」

 浩志は自慢気な顔を見せ、

「もう、お父さんったら」

 と、一恵は笑う。

 そんなほっこり、ひと時も、希穂がお茶を汲んで戻って来た頃には、二人は集中して仕事に取り組んでいる。

「はい」

「おう」

「はい」

「ありがとう」

 仕事中の短い言葉のやりとり。

 希穂は自分の座布団に腰掛けると、ちらりと二人を見、お茶を一口飲み、湯呑を置いた。

「ふう」

 一呼吸を置くと、描きかけの提灯を持ち、利き手の右手で筆を持つ。あとは思うままに慣れた手つきで筆を動かす。見る見るうちに種々様々な花々が描かれ、提灯に命が吹き込まれていく。

 十畳の部屋に、繰り返される音の静寂。



二、喫茶店にて


 蔦の緑に覆われた白い洋風建築の喫茶店、亜米利加。

 ある日の夜。希穂は友人とお茶をしていた。彼女は聞き役になって、止めどなく喋りまくる友人のガールズトークにぼんやりと耳を傾け、時々頷いていた。

 黒い傘のついたオレンジ色の裸電球の灯りが、コーヒーカップや食器に鈍い光を与えた。

「この前、久しぶりに合コンしたんやけど(したけど)、もう私らの年齢になると、ロクな男は残っちゃいないったい(いないのよ)。ま、妥協も必要なんだろうけど。でも、白馬の王子様やないけど、イケメン君には憧れるとよねぇ(のよねぇ)」

 希穂はうんうんと相槌をうちながら、ケーキセットのコーヒーに砂糖、ミルクを入れスプーンでかき混ぜる。コーヒーに立ち込める湯気が希穂の頬に触れる。

「そういや、希穂は浮いた話聞かんね」

「私は・・・」

希穂はこの手の話に全く疎い。両手をブンブンと振りながら、拒否感をあらわし、話を終わらせようとした。

 普段なら、ここで話は切り替わるのだが、今日の友人はいつもと違っていた。

「駄目ばい、希穂。私達いくつと思っとる?」

「えっ・・・三十二だけど」

「あせらんば(焦らなくっちゃ)」

年齢という切迫する問題を訴える。

「えっ、うん」

友人の迫力に頷く希穂。

「見つけなくっちゃ」

 彼女は強い意志を言葉にあらわす。

「は・・・はい」

「後がなかとよ(ないのよ)!」

 友人はぐいっとコーヒーを飲み、

「そして私はついに見つけたと」

友人の興奮は頂点に達する。

(えー、ロクでもない。合コンの男どもの中から?)

 希穂は心の中で、ブラックな思いを呟いた。

「そう」

 得てして彼女の心の呟きに呼応するかのように友人はYESの声をあげた。一瞬、口に出ていたかとドキリとする希穂。

 なお、友人の話はヒートアップする。

「やっぱり、一人で生きていくのは嫌。希穂よく考えなさい。一人で死にたくないでしょ。共に生きていくパートナーは必要なの。そして私はついに見つけたの。私、結婚する!」

「えっ!」

 友人の突然のカミングアウト。

「だって、もう後がないもの」

 目を輝かせる友人。

(・・・でちゃってるよ。本音が)

 そこからは、ひたすら、友人は彼氏ののろけ話をはじめた。話の所々で仕方なさ感を漂わせながら、彼女は嬉しそうに喋り続けた。

 さすがに二時間過ぎるとケーキセットでは、お店に申し訳なくチョコパフェを追加した。

 長々と幸せそうに話す友人に、もういい加減にしてと思う反面、

(恋愛っていいのかな?)

 希穂は思ってみたりする。

(でも、私はやっぱり・・・まだ)

 と、思ってしまう。



 祭りの景色、壱


 希穂がはじめてそれを見たのは、三歳の時だった。父浩志に手をひかれ、人混みの舞う雑踏の中をかきわけて歩く。

 視界には人人、どこまで歩くんだろうと幼な心に不安を感じていると、父は立ち止まった。

 ひょいと彼女を抱え上げると肩車をした。喧騒から急に広がる視界の先には、眩しく照らしだされた舞台があった。

 舞台では男女二対の人形が、歌と三味線にあわせて踊っている。じっと瞬きもせず見つめる希穂。一旦、肩車から降ろされても、

「まだ~」

 と、父にねだって見続けた不思議で幻想的な世界。

「希穂、もういいやろ」

 浩志が下すと、

「おとうさん、もういっかい」

 三度、ねだった。

「しょうがねーなー、ウチのオシメ(姫とおしめを重ねている)さんは」

 父は苦笑いを浮かべると、彼女の身体はふわりと浮く。目の前に再び広がるのは、眩しい夢世界。

「ほら、希穂」

 浩志は指さした。示した先には、夜空に綱渡りをする狐の姿。

「あっ、きつね!きつね」

 希穂は見上げたまま、覚えたての動物の名前を連呼する。

 狐が消えるまで、希穂はじっと見ていた。



一章希穂


結婚しなくても・・・。

まあ、このままでも、まぁいいのかな。

希穂はやっぱり思ってしまう。


今里希穂は三十四歳、福岡県八女市の出身である。生まれてからずっと八女で生き続けて

きた。生粋の八女人。童顔で背が低いため、学生に見られたりする。本人はそれが嫌で年相応に見られたいが、他人が聞けば贅沢な話だ。

 彼女の両親は伝統文化根付く八女の代々続く提灯絵師。

 家族関係は良好。あまりに仲が良すぎて婚期を逃している一要因ともなっている。三姉妹の長女、下の二人の妹達はすでに結婚して家を出ている。残った希穂が両親の溺愛をいい年をしてうけている。

 希穂は短大を卒業すると、一般企業に就職したが、うまくいかず半年で退社した。今は両親と一緒に提灯を描いている。いずれは再就職しようと考えていたが、実家の居心地の良さと絵師の奥深さを感じ、じぶんも職人の血が流れているんだなと感じている。

 週に一度の三味線のお稽古が数少ない社交の場、それと月イチで気晴らしに行く博多、天神ショッピング。友人とのお茶会。それと秋の灯籠人形演芸参加。それが今彼女の外世界のすべてであった。

 今里の家は二階建て白壁の和風建築物で、明治の終わりに建てられた。ここ古松町の界隈

は古い建物が多く。数年前から市の観光課が、観光の目玉にしようと、白壁の町と銘打ちアピールしている。家はかなり傷んでおり、両親たちは建て直しをしたかったのだが、景観維持を訴える観光課との折衝で渋々、通りに面した玄関部分をそのままに中をリフォームして現在に至っている。一見、古民家と思わるが、なんちゃってなのである。

 二階の一室が希穂の部屋だ。こざっぱりとしたシンプルな部屋で、机、ベッド、箪笥、テレビがある。唯一ベッド脇にあるミッキーとミニーのぬいぐるみが女の子を感じさせる。


 このままでいんじゃないかな。うん。

 希穂はベッドで仰向けになり、反芻した。

 別に恋愛に対する思いがない訳ではない。両親からは耳にタコが出来るぐらい、早く結婚しろ、孫の顔が見たいだのと言われているが、心が動かない。不思議と焦る気持ちもない。自分は恋愛に臆病なのだろうか。

 では、現状に満足しているのだろうかとも思い、自問自答してみる。が、いつも答えはでず、まっいいかと棚置きにしてしまい、現在に至っている。実際に今の生活に不満はない、親に小言を言われる以外は、満ち足りた日々なのだ。

 そういう考えを巡らせた日は決まって、頭がさえて眠れず夜更かしを決め込んでしまう。その為、撮りためた韓流ドラマなぞ見だすとなおさら眠れない。

 ・・・そして。

「こら、希穂八時半ぞ。起きんかー!」

 夜更かしの翌日は決まって、浩志に起こされるのだった。

「はーい!」

 とりあえず、返事はしてみるものの身体は動かず、とろんと瞼がおち再び浅い眠りに

ついてしまう。・・・しばらくすると、ドスドスと階段を昇る音が聞こえる。

 一恵の大きな声が希穂の耳元で響く。

「いつまで、親に起こされよっとね。恥ずかしかよー!」

 と一喝。そこまで言われると起きない訳にはいかない。だるい身体

をひきずりながら、希穂は食卓へと向かった。

 両親は朝食をすでに済ませており、テレビを見ていた。

「また、顔も洗わんで、パジャマのままで来たばい」

 浩志が呆れ顔で言う。

「ほんなごつ(本当に)。こんなこつなら、仕事と一人暮らしば続けて、もうちっと社会ば見た方が良かったね」

 一恵がさらに一撃、上乗せする。

「もう、朝っぱらからうるさい」

 希穂は腹を立てながら、ボサボサの髪を掻いた。

「うるさいと思うなら、そう言わせんでよ。こっちは好きで言ってるんじゃないとよ」

 一恵の至極尤もな一言に、

「・・・・・・」

 無言でしかめっ面を見せ、不機嫌さをあらわした。

「都合の悪いかと、こん娘はなんも喋らんごつなるもんね」

 浩志が追い打ちをかける。夫婦のコンビネーション炸裂だ。

「・・・なんね、今日は余計にからむね」

 希穂はようやく口を開いた。

「そうそう、ただでさえ、職場が家なんだから、常識を言っとかないと」

「言っとかんと、どうなると」

 希穂は二人の決め台詞を自らふった。

「いつまでも嫁にいけん」

 二人の見事なハミングが決まる。

「ああ、もう!」

 希穂はお椀を持ち、味噌汁を一気にかきこんだ。

「うくっ」

 思わず、むせる希穂・

「もう、若くないのよ。ゆっくり食べなさい」

 一恵は諭す。

 「・・・・・・・!!」

 こうなるとイライラがつのる。

 某女芸人が「三十過ぎるとイライラする」って言うのは本当だったんだ。彼女はふとそう思った。

「ああ、そうそう、今日は早希が来るぞ」

 早希は今里家の次女、希穂の二つ下三十歳の妹である。典型的な次女タイプで、落ち着いていてしっかり者である。色白で姉に似て童顔。旦那は伊藤隆司、長男隆弘三歳、長女美咲一歳の四家族である。

 早希の身長は、今里家の低身長家系に合わず、百六十五センチと高く、父浩志の百六十四センチを上回っている。母一恵は百五十センチ、希穂は百五十一センチ、三女翼が百五十五センチである。

「あっそう、隆弘君と美咲ちゃんも来るんでしょ」

「もちろん!」

 一恵は孫がくるのを心待ちにしている様子である。

(・・・だからかな。今日やたらつっかかって来るのは、出来た妹と駄目な私。決してそうじゃないんだろうけど、無意識にそうしてるんだろうなぁ。これって、被害妄想かしら?)

 希穂がそんなことを思っていると、

「当たり前じゃないか、乳飲み子を置いて、来る訳ないだろ」

 浩志は蒸し返す。えらく好戦的だ。父はこうなると意外にしつこい。

(まったく・・・)

 父の悪態に心の中で、悪態をつく。

「あーもう、そういう意味じゃなかろうもん」

「じゃあ、何か」

「楽しみにしているってことたい(しているということ)」

「じやあ。そう言えばいいやんか」

(もう!)

「ごちそうさま!」

 そう言い捨てると、希穂は手早く食器を持ち流し台へと運び、その場を後にした。

「おい!仕事は!」

「着替えてくるたい!うるさい!!」

 二階への階段をわざとドスドスと音をたててのぼり、彼女は怒りを露わにする。


 その日の昼過ぎ、妹の早希が子供たちを連れてやって来た。

 早希の長男、隆弘は家中を走り回り、妹の美咲は早希に抱かれて気持ちよさそうにスヤスヤ寝息をたてている。

 隆弘は嬉々として駆け回り、希穂に突っ込んできた彼女は抱きとめる。

「隆弘君、大きくなったね」

「うん、おばちゃん!」

 その時、希穂に衝撃が走った。隆弘の「おばちゃん」宣言が発令されたのだ。

(聞きなれない言葉・・・こないだまで。おねえちゃんって言っていたよね・・・でも言われてみれば、私三十四・・・う、うん・・・おばさん、かな・・・よね)

「・・・・・・」

「お姉ちゃん?」

 早希が察して、心配そうに姉の顔を覗き込む。希穂は顔をこわばらせながら、

「いいのよ。私がおばちゃんって呼んでいいよって言ったんだから」

 そう、以前におばちゃんと言わせていいよといったのは、他でもない希穂だった。だが、いざ言われてみると全く、心の準備が出来ていない自分がいた。それでも戸惑いつつ、気丈にそう言う。

「ねぇ、やっぱりお姉ちゃんって呼ばせる?」

 姉を気遣う妹。

「いいよ。あなたが私をお姉ちゃんと呼んで、隆弘君もおねえちゃんって言ったら紛らわしかろうもん(しいでしょ)」

「ばってん」

 大人達のやりとりをよそに、隆弘は無邪気に、

「おばちゃん、だっこ」

「・・・・・・うん」

「だっこ」

「・・・うん」

「ねぇ、だっこ!」

「うん、うん、わかった」

 希穂は手を広げる。勢いよく飛び込んでくる隆弘。ずっしりと重みと彼の成長を感じる。

「重たくなったね。隆弘君」

「うん、ぽく、おにいちゃんだもん。ねっ、おばちゃん」

「・・・・・・う・・・ん」

「ねっ」

 無邪気に微笑む隆弘。ゆっくりと頷く希穂。

 早希はそんなに姉に、

「お姉ちゃん、希穂ちゃんって呼ばせようか」

 と、新しい切り口の提案をした。

「いいから、気をつかわんで」

「・・・はい」


 それから。

 希穂と早希達は郊外型のスーパーゆめタウンに来ていた。隆弘は遊び疲れて寝てしまった為、両親に預けて買い物。娘の美咲はベビーカーの中で寝ている。

「この辺りもずいぶん栄えたよね」

「そう?」

「そうだよ。ほら、かっぱ寿司なんかてなかったやん」

 福岡市に住んでいる早希は、半年に一度ぐらいしか実家に帰らないので、ゆめタウンのあるバイパス周辺の変化に驚くのだ。近くには様々な新しい店舗がある。

「そういえば、そうたいね」

 地元にいたら、そういう変化には疎いが言われてみればなるほどと希穂は頷いた。

 生鮮食品売り場で、夕食の食材を吟味しながらの会話であった。

「夕食、何にする?」

「お姉ちゃんの料理、なんでもむおいしいから、おまかせするばい」

「私が作ると?」

「だって、せっかく家に帰って来たんだもん。家事はしたくないもん」

 この日ばかりは羽根を伸ばそうと甘え上手な早希。

「しょうがないなぁ」

 希穂はそう言いながら、まんざらでもない。

「じゃあ、シチューにしようか」

「わぁ、私も子どもたちも喜ぶばい」

 早希は次女ならではの世渡り上手でヨイショした。

 買い物を終えると、店舗内にあるミスタードーナッツでお茶をする。二人はしばらくたわいもない世間話をしていたが、

「お姉ちゃん」

 早希が突然、神妙な顔で希穂を見つめた。

「・・・・・・」

「ん?どうしたの」

「あのさ、彼氏まだいないよね」

 口へ運ぼうとする希穂の黒糖ポンデリングを持つ手が止まる。

「おらんねぇ」

 平静を装い、問いかけに返す。

「そう・・・なんだ・・・」

 早希はしばらく考えている様子で、

「どうしたと?」

 希穂の言葉をきっかけに、早希は喋りだした。

「あのね、パパの同僚さんがね。独身なんよ。それでもしお姉ちゃんが良かったら、どげんかってね(どうかってね)」

「私?」

「うん」

「・・・ええ~」

「いや、そのお見合いとか堅苦しいのじゃなくって、会うだけでよかとやけど(いいんだけど)」

「・・・ふ~ん」

「どう?」

「どうって・・・」

「会ってみらん?」

「・・・いいや、よか」

 希穂は即答した。

「・・・そう」

「私は、まだよか」

 希穂はポンデリングを素早く食べてしまうと、アイスコーヒーを飲み干し、席を立った。

「お、お姉ちゃん・・・」

「さっ、帰りましょう」

「・・・・・・」

 有無を言わさぬ、希穂の動きに呆気にとられ、それ以上は何も言えない早希だった。










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― 新着の感想 ―
[良い点]  久しぶりに大介さんの作品読みました。地元を視点にされているところはおもしろいですね。しっかり完結させてください。
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