↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
10/19

第762世界⑨・剣と魔法のファンタジア ~王都来た?~

第762世界⑨・剣と魔法のファンタジア


~王都来た?~


翌朝、ニート湖を飛び立った飛竜はわずか半日で王都近郊へとたどり着いていた。

「早くね?」

「あーマップだと森、森、森、森だろ?案外近かったのかもしれないよ(笑)前に俺が来たときは、エンちゃんにも速度加速スキルかけて飛んできたから始まりの街からでも1日ぐらいで着いたよー!」

「エンちゃん……お前……頑張ったんだな……」

俺はエンちゃんの頭を撫でてあげた。

「……ギューワワーン……」

エンちゃんが「そうでしょ?」と言ってるように思えた。


【王都外れ西の森。】

「いよいよピクシードラゴンからの依頼受けるか!!」

俺は工房開放のクエ受ける気満々だった。

「ん?エド、浮かない顔して……」

「……その依頼って制作依頼じゃん?どこで、造るの?」

「そりゃ、王都の工房借りて……」

「嫌だよ。俺、王都入るの。幸だってダンジョン街で俺と一緒に泊まってたから王都ギルドへ情報流れてるはずだよ。」

「……あ、王都入った途端に近衛騎士がやってきて魔王軍討伐クエに一直線ルートか……」

「嫌だ!嫌だ!!イヤだー!!イヤイヤイヤ!!」

エドが錯乱している。

「ほ、ほら、また江戸屋クランハウスに戻って造れば……だから落ち着いて!!」

エドの肩に手を置いて慰め……


「チャララ、ラッララー♪れんきんがまー!」


エドがアイテムボックスから取り出したモノは??


【江戸屋にあった錬金釜】


エドのドヤ顔。

「い、いつの間に……。」

「俺、勇者だよ?王様の謁見回避するためな……ちがっ、ミユカメのためなら錬金釜持ってくるぐらいやるよー!」

……コイツ、謁見イベント、ガン無視するつもりだよ(笑)……

「ピクシードラゴンいるかなー?」

「えと、確かこの先にある……小さな池の畔に……」

(いた。いたよ?)

(いたね、静かに近づかないと。)

(コマンド入力間違えたらいなくなるんだっけ?)

(そうそう!いつ使うんだ?って掲示板で盛り上がってた[忍び足]コマンドね。)

そろーり、そろーり、抜き足、差し足、忍び足。

「ドラゴンさーん……」

近づいてから声をかける。

「ウワァ!ビックリしたぁ!君たち冒険者?」

手のひらほどのドラゴン。水色の体、小さな羽。フワフワと漂うように飛んでいる。

「ボクの欲しいものなーんだ?持ってきてくれたらー!ご褒美あげちゃうよ♪」

(キターーー!)

(来たね。依頼。)

(この唐突に始まる感じゲームのまんまだね(笑))

俺は錬金釜に鉄鉱石を数個入れる。

AIWatchに造りたいモノを入力っと。

錬金釜起動。

数秒後。

「出来た。」

ピクシードラゴンが幸の周りを旋回する。

「うわーうわーー!鉄パイプだーーー!うわーやったぁ!鉄パイプだーーー!」

羽をパタパタと嬉しそう。

「じゃーコレーー!報酬の工房だよーー!大切に使ってね♪」

俺たちの目の前に現れたのは……


後に「伝説のミユカメ工房」として王都へと噂が広まるかもしれない……俺の家だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。