第2章 第05話 闇と拮抗
修行35日目
近くの村が滅ぼされた・・・。
まるでこの村を目指すかのように直線状にアル村が滅んでいく。
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修行40日目
隣の村が滅ぼされた
討伐隊が調査に行くとまるで一人の人間が暴れたようにみえる。
全てのモノが赤く染まるほど血が飛び散っていた
そして一番不思議なのは、武器を使った形跡が全くないところ。
移動速度から三日以内に敵はこの村に到着する
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修行43日目
村の討伐隊が集まり村の警護に当たる。
もちろんシルトも参加しているのだが・・。
「嫌な予感がする」
次の瞬間、悲鳴が村中を駆け巡る
奇襲に備えて村全体に、警備を置いたのが裏目に出た。
全速力で現場をめざす
修行の成果か普段の3割程の時間でついた
しかし、遅かったすでに3人ほどが犠牲になっていた。
先に現場についていたレオとカインはすでに戦闘を開始していた。
敵は一人だが笑みを浮かべながら一人また一人と仕留めていく
「遅れてごめんレオと討伐隊の人は敵を足止め」
支持をだす
「次に魔術師の人は後方から魔術で支援」
「作戦名Αで」
基本地忠実な陣形、前衛と後衛で舞台をきっちりわける。
だがその作戦は、失敗に終わる
敵がたった一言発したその瞬間に
「強い奴の血だぁ~! 染める」
素手で討伐隊の一人の心臓を鷲摑みにし引きずり出す
「大罪よ顕現しろ」
握りつぶす
その瞬間、空間を凶気が侵食する。
「にげろーーーーーーーーーーーー!」
レオが叫ぶ
一瞬遅れて討伐隊が引くが
侵入者の男が握っていた心臓が奇怪な武器に変わる。
紫色の輪に黒い刃が5本鎖でつながっている
憤怒の輪鎖剣 紫黑輪
紫の円を高速回転させ討伐隊の武器を削り斬る。
逃げ遅れた数人が削り斬られる。
「作戦をAからBに変更絶対に近寄るな」
前後に戦力を分ける作戦から
前衛を後退させ後衛主体の陣形に移行する。
鎖が伸びてこちらを削りにかかる。
魔術さえも喰らい削る
後退を続けながら防戦を繰り返すうちに村の近くまで来てしまった。
「村だねぇ~!」
不気味な笑みを浮かべながら武器を投げる。
武器がシルトと村を一直線に結ぶ
「避けたら村が」
腕輪が緑色の光を放ちシルトを包む
≪【神流・盾木】≫
木目の形をした盾がシルトの目前に展開する。
鋼鉄の剣ですら削り取った武器の攻撃を防ぎきる。
「木々よ悪しき敵の動きを止めよ 木術弐拾㭭式 木固」
「木々よ魔を縛る鎖となれ 木術弐拾式 木鎖」
「大木よ敵を封じよ 木術参拾式 木封」
「止めだお前は邪悪過ぎた」
「【神流・烈火】」
「精霊術 火式 退魔紅蓮斬」
烈火による一撃しかし間一髪のところで躱した男はつぶやく
「強い強い
強い強い
強い強い
強い強い
強い強い
強い強い
強い強い
強い強い
強い強い
強い強い
強い強い
強い強い」
「強い奴の血が見たい」
「ムジキが大罪に血を捧ぐ」
再び輪鎖剣を構える。