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役割分担

 魔力について少し話し合った後に飯を食べた。


「どうだ?旨いか?」


「はい、美味しいです」


 っと感想を聞くと美味しいと言ってくれた。肉その物の味だからそこまで旨くないと思うのだが...よく出来た子だ。


「それでチモには何して貰おうかな」


「なるほど、働かざるもの食うべからずですね」


「その通りだ」


 ここに何も出来ないのに置いておくほど余裕は無い。少しでいいからこの生活が改善出来るように何か役割を与えなければ。


「僕はリュウトさんみたいに魔物を狩ることや魔法を使うことは出来ないので...木の実や自生している薬草など取ってきましょうか?」


 なるほど、それもいいな。今までは肉ばかりだったから、料理のバリエーションが増えるのはありがたい。それに怪我したときの事を考えていなかった。自分で言うのも何だが、俺は強靭な肉体を持っている。だが飼育している魔物たちはそうでは無いのだ。


「そうだな。じゃあ木の実や薬草などの採集を頼む」


「分かりました。これでもエルフですから、水が有れば薬草を使ってポーションも作ることが出来ますよ!」


 えっへんと無い胸をはって言う。男だから胸が無いのは当たり前か。


「それは頼もしい。頼んだぞ」


「任せて下さい!お肉食べたら行ってきます!」


 そう言って、持っていた肉を凄い勢いで食べ始めた。


「おい、あんまり一気に食うと詰まるぞ」


「大丈夫です!...ウッ」


「ほら言ったじゃないか。手だせ」


 チモが両手で皿の用にした上に水を魔法で召還する。


「...プハー。ありがとうございます」


 っといい今度は少しゆっくりに食べ始めた。木の実採集大丈夫かな。



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