なんか、今年もまたやるみたい。(本編とは無関係)
やっつけでぱぱっと書いたので内容はメタ要素入ったりと超適当です。
こんにちは、リョナ子です。
なんか、僕、いつの間にか捕まりました。
今はとても高い場所に座ってて。
胸にはリボンと景品と書かれたプレートが付いてます。
「さぁあ! 今年もこの日がやってきましたっ! クリスマスリョナ子さん争奪戦っ! 今年は趣向を変えて、第一回グサグサ、リョナ子さん争奪クイズ大会を開催します!」
司会の人がハイテンションでそう告げる。
それに合わせて参加者達から歓声が上がった。
「まずは参加者の紹介からだぁっ!」
僕の真下にはすでに解答席が三つ備わっていた。
その席に二人組が連なる。
「まずは、円、白頭巾組っ! 円ちゃんはなんだかんだで馬鹿だけど頭はいいのでいい線いくかもっ!? 白頭巾は学校の成績はあまり良くないがクイズはどうでしょうかっ!?」
「うくく、今年も姉御のためにやってやるの、だっ!」
「・・・・・・リョナ子お姉ちゃんとパーリィーしたい」
円と白頭巾ちゃんか。正直どうなんだろうか。
「さぁ、続きましてっ! カリバ、タシイ組っ! 親子で参戦だぁっ! シストくんは優秀だけど身内のこの人達はどうなんでしょうかっ!?」
「あはぁ、今年こそ私達のパーリィーに御招待よぉ~っ!」
「そうだね、ママ、三度目の正直だよ」
う、この二人か。見た目じゃただの美人親子だけどやばい雰囲気が半端ないよ。正直ここは応援したくないかも。
「そして最後はっ! 蓮華、蛇苺組ぃっ! はっきりいって頭脳だけいえばこの深緑深層がこの作品では1、2を争いますっ! 蛇苺さんは強さでいえばトップクラス、クイズの方はいかがでしょうかっ!?」
あ、蓮華ちゃんだ。こりゃ決まったかなぁ。あの兎のお面の人はよく知らないなぁ。
「さぁ、ここで多分4人くらいしかいないであろうこの作品の読者によってどの組が勝つか、予想してもらったとした場合のオッズが出ましたっ!」
予想してもらったとした場合っ!?
「一番人気は断トツで蓮華、蛇苺組、オッズ1.0、続きまして円、白頭巾組、オッズ68.4倍 最後はカリバ、タシイ組でオッズ14986.6倍ですっ!」
オッズ1.0て。ディー〇インパクトか。
それにしても四人いたとして14986.6倍てどれだけの金が動いてるんだ。
「ちょっとなんなのっ! なんで私達が最低人気なのよっ!」
「そうだ、いくらなんでも馬鹿にしすぎでしょっ!」
当のカリバ、タシイ組が憤慨しております。
「まぁまぁ、時間もありませんので早速始めたいと思いますっ! 各自事前に得意ジャンルを提示して頂いております。これによって優位に進められるかもしれませんっ!」
ほう、なるほど。さすがの蓮華ちゃんも苦手な分野があるかもしれないしね。
「提示したジャンルは、蓮華、蛇苺組がミリタリーと格闘技。円、白頭巾組が、アニメ、ゲーム。カリバ、タシイ組が料理、美容ですっ!」
司会者の前に巨大なパネルが現れた。
そこには今言ったジャンルが10から50の点数別に書かれている。
「それでは、まず一番人気の無かったカリバ、タシイ組からジャンルを選んでください!」
「ちっ! 言い方は気に入らないけど、先手を打てるのは大きいわね。なら料理の10っ!」
おばさんが当然のようにまず自分の得意分野を攻める。
「はい、では料理の10の問題から始めますっ! 各チーム早押しでお答えてください。ただし、問題は全部聞いてからです!」
司会の掛け声で問題の音声が流れだした。
[料理の問題です。オクラを漢字で書くと陸の後はなんでしょう?]
問題が終わった瞬間。
蓮華、蛇苺組の席が光った。
「はいっ! 蓮根ですっ!」
「は~いっ! 正解ですっ!」
お、流石蓮華ちゃん。
「ちょっとぉっ! それもう漢字の問題でしょぉおおおおおおおおおおおおおお」
おばさんが立ち上がって叫ぶ。
「いや、料理の問題です。時間もないのでクレームは受け付けません。次は正解した蓮華 蛇苺組が選択してくださいっ!」
「あ、じゃあミリタリーの10で」
ここで選択権が蓮華ちゃんに移った。
この時点でもう勝負はついたようなものであった。
[当時の状況をできる限り再現・・・・・・]
「はいっ、リエナクトメントっ!」
「正解っ!」
[ゲーム、「ドラゴンファンタジー55」の主人公が最初の村で初めて手に入れたアイテムは・・・・・・]
「はいっ、伝説の剣、デモンスレイヤーっ!」
「正解っ!」
もうジャンル関係なしに蓮華ちゃんが答えている。
今の問題、円にも分かりそうだけど。
[アニメ、「起動しますランダム」で主人公のライバル、赤毛のシャムが13話で乗り換えた機体は?]
「はいっ、ジャズ87カスタム水陸両用宇宙適応型決戦核弾頭装備シャム専用機っ!」
「正解っ!」
もう独壇場である。
それもこれも。
「くそっ! 今の分かってたの、だっ!」
「私も知ってたのにっ!」
答えが分かってても早押しで負けるのだ。
隣の蛇苺という人が瞬時にボタンを押すから早押しでは誰も勝てない。
「さぁ、次に蓮華さんが選んだのは美容の10だっ!」
「よしっ! ママ、これは大丈夫よっ! 深緑深層はそっち系には疎いっ! というよりここにいる全員が女なのにまるで興味がないはずっ! これは取れるよっ!」
「そうね、タシイっ! ここで取り返してもう一度料理問題よっ!」
確かに僕を含めてここにいる人達は美容とか関係なさそう。
[では美容の10の問題です。紀元前、古代エジプトにおける女性のアイラインの意味とはなんだったでしょうか?]
「はいっ! 魔除けや虫除けっ!」
「正解ですっ!」
これも蓮華ちゃんが答えました。
「おらぁあああああああああああああああああああああ、なんだ紀元前てよぉおおおおおおおおおっ! おい、なんだ、世界ふしぎ発見かっ!? ああぁあああああああああああああああ?????」
タシイちゃんが立ち上がって叫んでおります。
「歴とした美容の問題です。時間がないのでクレームは受け付けません。はい、次の問題、正解した蓮華 蛇苺組どうぞっ!」
得意ジャンルですら正解されるので他のチームはどうしようもない。
そして問題も上にいくほど難しくなり。
「戦艦ビスマルク、その名はオットー・フォン・ビスマルクにちなんでつけられましたが、その人物の異名はなんだったでしょう?」
「はいっ! 鉄血宰相っ!」
「正解っ!」
「料理の30。糖とアミノ酸を加熱すると褐色に変わる科学反応は?」
「はいっ! メイラード反応っ!」
もう蓮華ちゃん以外だんまりである。
「ゲームの40。ビジネス、生活、それら社会全般を一変させるような全く新しい革新的な技術をぞくに何というでしょう?」
「はい、ゲームチェンジングテクノロジーっ!」
「正解ですっ!」
もうこれゲームってついてるだけで全然ゲームのジャンルじゃないんじゃないかな。
「うぉおおお、なんなの、だっ! こんなのゲームってついてるだけでゲームの問題じゃないの、だっ! 経済の分野とかなの、だっ!」
あ、同じ事言ってる。
「なに言ってますの。ちゃんとしたゲームの問題です。時間もないので次行きましょう」
[さて次もゲームの問題で50。海外ドラマ、ゲームオブス○ーンズでスターフォール城のデイン家の騎士に与えられる称号は?]
「はいっ! 暁の剣っ!」
「正解っ!」
これゲームの問題なのかな。
「おどりゃぁああああああああああああ、これもゲームってついてるだけだろうなの、だぁあっ! いきなり海外ドラマって言ってるの、だっ! 問題作ったやつここに出すの、だっ!」
ここで解答者達の不満が爆発した。
「ええ~い、五月蝿いですねぇ。なら特別問題ですっ! 正解したら1000点ですっ!」
でたっ! お約束の今までの全てを無に帰す最後の高ポイントっ!
「ジャンルはリョナ子さんですっ!」
[問題リョナ子の1000。無印100話でリョナ子さんが拷問のさい使った五寸釘、罪人のどの部分に使ったでしょうっ!?]
え~。僕でさえ答えられるか分からない問題だよ。
その時だった。
ここまで問題の音声が流れていたスピーカーから聞き慣れた声が。
「答えは、左の耳と鼻だよぉ」
「正解っ!」
司会者が大声で叫んだ。
この声はっ!
多分四人くらいしかいないこの作品の読者が最初に予想してもらった場合の本当の一番人気。
「優勝は葵姉様ですっ!」
司会者の女がタブレットを取り出した。
その画面には葵ちゃんが映っている。
「そういう事だから、今年もリョナ子ちゃんは私と過ごすよぉ」
やれやれ、今年も君の話を一晩中聞かされるのかな。
「そうはいきませんよぉっ!」
「そうよぉっ! あんまりふざけてるとぶっ殺すわよぉおおお」
「いいわ、ママ、どうせ負けてたんだし、ここで全員皆殺しにしちゃえばいいのよっ!」
「流石姉御、だ。なら私は全力でサポートに回るの、だっ!」
皆さん、武器を取り出しました。
なんだか、そう簡単にはいかなそうだけど。
いい加減早く解放して欲しいね。
なにはともあれマリークリスマス。
マリークリスマス!




